もちろん図書館で読むのは悪いことではないし、どんどん図書館を利用してほしいくらいなのですが、それを言われて嬉しいと思う著者はかなりの少数派だろうなと思いますね💦
19.03.2024 23:25 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0@hiemskyrie.bsky.social
読書と手芸。
もちろん図書館で読むのは悪いことではないし、どんどん図書館を利用してほしいくらいなのですが、それを言われて嬉しいと思う著者はかなりの少数派だろうなと思いますね💦
19.03.2024 23:25 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0私は図書館で働いてますし、お金を払ったから偉いとか、読書体験自体に差が出るというようなことは思いませんが、作者の方に感想を伝えるほど感銘を受けた本に対して、あえて付け加えたい情報なのか?と疑問には思いますね…。「新刊が図書館に入るのを待ってます」とは思っても言わない人が多数でしょうし、個人的にはそういう感覚です。感性の違いと言われてしまったらそれまでですけどね💦
19.03.2024 13:29 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0とりあえず文法の地固めとモチベーション維持を兼ねて迷ってた西検3級受けよ…😢
14.03.2024 11:16 — 👍 2 🔁 0 💬 0 📌 0翻訳添削、(意味が取れていなかった箇所もあるのは前提として)いろいろ崩してみたらやっぱり構文理解の評価が下がった〜😭😭😭どうしたらいいんだろうこれは…😢いや、語学力を地道に上げていくしかないんだろうけど、難しすぎる…。やりがいがある…🫠
14.03.2024 11:15 — 👍 2 🔁 0 💬 0 📌 0ごく一部の限られた人しか見ないでいうのも良くないとは思いつつ、私が知っている範囲の経産省の勤め人は自己啓発書とビジネス書しか読まないタイプの人しかいない…。
07.03.2024 03:42 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0森山東『お見世出し』
舞妓としてデビューするお見世出しの日を迎えた少女が体験する怪異を描く表題作を含め、京都が舞台の怪奇短編が三編収録されています。どれも京言葉の独特な語りと絡みつくような厭な雰囲気でとても良かったです。特に、最後に収録されている「呪扇」が、他二編がほのぼの舞妓さん小説に思えてくる(単体で見ると恐怖度の高い短編なんですよ!)ほど悍ましくて、よくこんな胸糞悪い小説書けるな…と呆然としてしまいました。方向性は違うけれど、『城の中のイギリス人』がマシに思えるレベル。短編としてよくできているし面白いですが、グロ耐性がない人は絶対に読まない方が良いです。
Greyの元恋人で同じくモデルのTaylorも、徐々に好感度が上がっていく造形でした。ホラーとして怖いかというと、そこまで怖い場面などはないのですが、姉妹が迷い込む異界の描写がなかなか容赦なく(腐ったものだらけの死に満ちた世界)、満足いく不気味さでした。ただ、自分は本当に人間なのかと葛藤するIrisの姿を描いた割には姉妹の正体が予想を超えてこなかったのと、Greyのキャラクターの掘り下げが物足りなかったのが少し残念です。
27.02.2024 09:20 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0長女のGreyは世界で活躍するスーパーモデル、次女のViviはロックバンドのベーシストとして活躍している。しかし、Greyが失踪し、Irisの周辺にも牛の頭蓋骨を被った男が現れ、彼女の安全を脅かし始める。Irisは次姉のViviとともにGreyの行方を探し始める。
イギリスが舞台のホラーYA小説です。妖精の取り替え子と異界が主な題材です。姉妹が幼い頃に行方不明になっていた間に何があったのか、Greyはどこにいるのか、牛骨男の正体は…とたくさんの謎があり、物語に引き込まれます。真面目なIrisや、トリックスター的な魅力のあるVivi、神秘的なGreyと姉妹の個性が豊かなのも良かったです。→
Krystal Sutherland “House of Hollow”
ある大晦日、エディンバラの通りで幼い三姉妹が行方不明となった。親が目を離していたのはほんの数秒ほど。周辺には子供が隠れられる場所もない。1ヶ月後、全裸で、喉に傷跡をつけて寒さに震えている三人が失踪した場所で発見された。失踪中の記憶は失われていたが、虐待の痕跡はなかった。しかし、無事ではあったものの、青い瞳は真っ黒になり、黒い髪は白く色が抜け、大人二人の二週間分の食料を食べ尽くすほどの食欲と、他人の行動を操る力が身についていた…。10年後、17歳になった末っ子のIrisは普通の高校生になろうと努力していた。→
ですが、作中の人物たちも同じように思ったのか、ヘンリーを窘めたり、絆されたりしながら放っておけなくなっていきます。遺失物管理所が彼にとってゆるぎない居場所になっていく様子は心が温まりました。一方で、優秀で努力家でありながらドイツ人から差別を受け、深く傷付くバシュキール人のフェードルの描写は重く、やるせなさが残ります。
19.02.2024 13:08 — 👍 3 🔁 0 💬 0 📌 0実家が高級陶器の販売会社の御曹司で、鉄道会社への入社も叔父のコネ。実家でバリバリに働くお姉さんにお金の無心をし、仕事もふざけ半分な雰囲気。同僚の女性パウラにかなりうっとおしい絡み方をするし…良いところもあるけれど、ダメな面の方が目立つキャラクターです。そんな羨ましいほど自由気ままなヘンリーですが、どうしてか、生きやすそうには見えません。ヘンリーは誰に対しても気さくで、懐に飛び込んでいくような人懐っこさを見せますが、いつも上滑りしているかのような痛々しさと危なっかしさがあり、この先彼は誰かと深い絆を結ぶことはあるのだろうかと心配になります。→
19.02.2024 13:08 — 👍 3 🔁 0 💬 1 📌 0ジークフリート・レンツ、松永美穂訳『遺失物管理所』
鉄道会社に勤める24歳のヘンリー・ネフは遺失物管理所に異動となる。新しい仕事を無邪気に面白がり、人妻の同僚パウラにちょっかいをかけ、遺失物を通じて出会ったバシュキール人の数学者フェードルと友情を育んでいく…。気ままに生きるヘンリーは楽しそうだが、不況、人種差別、ネオナチと、ドイツ社会が抱える問題が背景に描かれ、不思議な奥行きのある物語となっている。
あらすじを魅力的にまとめるのは難しいですが、大変面白い作品でした。主人公のヘンリーがいわゆる極楽とんぼなので好き嫌いは分かれそうですね。私も最初は「なんだコイツ」と思いました。→
去年最終選考落ちしたコンクールの優勝作品や、先生のお手本を見ると、私の10倍くらいくだけた表現を使っていて、そんなにくだいちゃっていいの!?となるけれど、意識して違和感のない言葉を選ぶのが重要というだけでなく、自分の語学力に自信がつくと自然とできるようになっていくのかも…と思います。「これ合ってるのかな…」と恐る恐る訳してるから…。
15.02.2024 11:23 — 👍 2 🔁 0 💬 0 📌 0翻訳の添削が返ってきたのですが、まさかの文法理解が優で、語彙と文章が良…(三段階評価)
正直、語学力に自信がなかったので、ちゃんと読めていたということが分かって嬉しい…ものの、他の二項目の評価も上げたい…!
すごく好みの館ホラーでした。怪奇現象と現実の厭さのバランスが絶妙です。主人公が真面目で仕事に一生懸命なので好感が持てるのですが、その真面目さゆえにのめり込んではいけない作業にのめり込んで、どんどん駄目な方向に行ってしまうのが悲しかったですね…。普通の小説ならば重要な、とある情報が一切出てきていないことに全く違和感を感じずに結末まで読んでいたことに気付いて、ぞっとしました。
13.02.2024 11:34 — 👍 4 🔁 0 💬 0 📌 0若竹七海『遺品』
学芸員として働いていた美術館の閉館が決まり、失業した主人公は、大学の先輩から、彼の祖父がパトロンをつとめていたという女優の曾根繭子に関するコレクションを整理する仕事を斡旋される。コレクションが保存されているという金沢の老舗ホテルへ向かい、蒐集品を確認すると、舞台衣装や蔵書といった身の回りの品から、使い終えた割り箸、下着といった「行き過ぎ」な品物まで保存されていた。数十年前に自殺したとされる繭子の身に本当は何があったのか。ホテルでは怪現象が相次ぎ、日常が侵食されていく…。
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単語帳みたいなページに「これはお行儀の悪い言葉ですよ」マークがあったりもしました。どういう需要を狙っているんでしょうか…。不機嫌とか意地悪とか、そういう意味のmala leche(悪い牛乳…?)という俗語がちょっとかわいいなと思ったりもしましたが、どれくらい悪い言葉なのか分からないので使う機会はなさそう…笑
とにかく挿絵が良くて、特に血統書付きポメラニアン(不細工)という設定の犬の絵が酷すぎてツボでした。表紙を撮っていて気づいたのですが、右下の18+は18歳以上向けという意味なのでしょうか。そんな内容でもありませんでしたが…。いろいろ面白かったです。
Alicia Estopiña y Neus sans”Fantasmas en la escalera”
バルセロナでタクシー運転手として働くPepaは彼氏と破局寸前で傷心中。そんな中、彼女が住んでいるマンションの住民が亡くなり、残された老婦人の周辺で幽霊騒ぎが起こり始める。
学習者向けに書かれた本です。Graded Readerって、内容はどうしてもつまらないことが多いと思っているのですが、表紙のチャッキーみたいな顔に惹かれて借りたら意外に面白かったです。(本当にチャッキーマスクが出てきた)レベルは初級者向けなのですが、俗語が多く使われており、知らない表現がたくさん出てきました。→
他の登場人物も人との距離の取り方がおかしくて、突っ込みどころが多すぎるんですよね…。ギリシャ悲劇と現実を重ねる書き方や、名門校の謎めいたグループといった要素は魅力的なだけに惜しいです。ケンブリッジ大学の描写には作者の愛を感じました。
11.02.2024 02:55 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0Foscaの有罪を確信したMarianaは、彼を追い詰めることを決意する。
私にはあまり合わなかったのですが、終盤の急展開はそれなりに楽しめました。
犯人と目されるFosca以外にも怪しい登場人物が何人か出てくるのですが、主人公がそちらに目を向けないので真犯人は誰?という盛り上がりに欠けるのが残念です。Foscaに関しても、美少女だけを集めたお気に入りグループに個別指導してるって、犯人じゃなくても充分気色悪いな…と思ってしまい、女学生を魅了するような魅力を感じられません。それに加えて、主人公は心理士なのに人間の心理の何を知っているのだろうと思うほど対人関係の立ち回りが下手で、→
Alex Michaelides“The Maidens“
最愛の夫を亡くし、失意のうちに心理士としてグループセラピーを運営するMarianaに、ある日、ケンブリッジ大学に通う姪から電話がかかってくる。キャンパス内で起きた殺人の被害者は自分の友人であり、殺したのは指導教員のEdward Foscaに違いないと主張する姪のため、Marianaは母校でもあるケンブリッジへ向かう。強いカリスマ性を持つFoscaはギリシャ悲劇を専門分野とし、自分を慕う美少女ばかりを集めたMaidensというグループに個別指導をしている。被害者もその一人だった。→
書かれた当時の(今もそんなに変わらないかな)社会背景に寄り添う形で書かれているためか、近い作品として挙げられている『星の王子さま』ほどの普遍性は感じなかったです。
出先で読み終わって、そのまま暗号に挑戦して、どうにかこうにか答えに辿り着いたわけですが、内容がどうというよりも仕掛けの面で、あっ…それかー…という感じでした。親切なのですが、拍子抜け感は拭えないかな…。(文庫版も同じような仕掛けになっているのでしょうか)
イバン・レピラ、白川貴子訳『深い穴に落ちてしまった』
森の中の深い穴に落ちてしまった兄弟。どうしても穴から抜け出せず、弱り、飢えていく。食料の詰まった袋はあるが、母に届けるため手をつけられない。木の根や虫を食べて生き延びようとするが、弟は精神に異常をきたしていく…。
読んでいるといろいろなことを想起させられる、まさに大人のための寓話といったお話でした。
飢えをしのぐために虫を食べる場面がたくさんあり、最初はすごく嫌だったのが最後にはご馳走になっていくという描写が…詳細には描かれていないので耐えられるのですが、ちょっとでも想像すると…かなり辛いですね…。
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でも、そんな風に全体が怒りと憎悪にまみれているからか、男性の語り手の片方が、ある人物が歌うのを聞いて感動する場面だけはやたら美しく輝いて見えました…。
読んでいる間はすごく苦しかったし、思い出してもそれなりに辛いのですが、読み切って良かったと思います。
そんな不自由さも感じました。特に男性の語り手二人は、自分自身が感じている不満や怒りに対する解像度がすごく低いんですよね。それは言葉というよりもマチズモの問題の方が大きいのでしょうけれど、あまりにも自分に向き合うということがないから、内面が堂々巡りになっていて、凄まじい閉塞感でした。女性たちは男性以上の苦境に置かれているのですけれど、自分の気持ちに向き合うような動きはあって、そうすると具体的な願望のようなものが何かしら湧いてくるので、変化の兆しがあるというか…。→
08.02.2024 11:07 — 👍 1 🔁 0 💬 1 📌 0暴力をふるわれるのもふるうのも等しく苦しく描かれています。
また、地の文として語り手の内面の声が描かれ、それぞれの語り口にも個性があるのですが、どの人物も書き言葉として整えられた言葉ではなく、話し言葉そのままに書かれており、その生々しい声が噴出する(ぜんぜん改行がないのでページの圧がすごい)様子が、作品の雰囲気をより重たいものにしています。
その上、語り手は基本的に十分な教育を受けていないため、語彙が乏しかったり、卑語や俗語に偏っていたりもします。直面する問題について語ったり、考えを掘り下げるための言葉を持たないことが、不満を悶々と溜めていくしかない状況の一因にもなっているような、→
まず惨殺死体が見つかる場面から始まり、それから、地域社会とその外側の境界線の上にいた魔女の苦境が語られ、貧困と差別と閉塞感に閉口したところで語り手が変わります。そして、貧しい女、事故で障害を負った男、家出をしてきた少女、遊び仲間とつるんで無為に過ごす男…と、語り手が周縁から多少なりとも中心に近い方へと移動していくのですが、それぞれが根深い苦しみを抱えていることに変わりはありません。とにかく全編を通して性衝動と暴力と憎悪の繰り返しなので、何回か具合が悪くなって読むのを中断しました。暴力の描写って、爽快感を感じさせる書き方をすることもできると思うのですが、この本の中では、→
08.02.2024 11:06 — 👍 1 🔁 0 💬 1 📌 0フェルナンダ・メルチョール、宇野和美訳『ハリケーンの季節』
メキシコの片田舎のある村で、魔女の死体が見つかった。忌み嫌われながらも、女たちが育てられない子供を堕胎し、表立っては吐き出せない悩みを受け止めていた魔女は、なぜ、誰に殺されたのか。
「魔女」と呼ばれていた人物が殺害された事件の全容が、周辺の人々の語りで明らかになっていくという構成です。と書くとミステリー的なものを想像すると思うのですが、あらすじから期待した謎解き的な面白さを飲み込んで何か別の凄いものを見せてくれる、濁流のような作品でした。感想がまとまらないので、以下は読みながら思ったことをなんとなく書いていきます。→
すごい!!!ケーキ、溢れんばかりの愛情が写真からも伝わって来て素敵です💕
お誕生日おめでとうございます。良い歳になりますように✨
長女に穀物庫に投げ入れられる→藁が詰まってる!
次女に井戸に投げ入れられる→ずぶぬれじゃないの!
と徐々に状態がより酷くなっていくのがちょっとかわいそうで面白かったです。絵はコラージュの技法が使われていて、耳以外はちょっと抽象的なタッチで描かれています。グロテスクな描写もありますが、かなり怖い雰囲気を出しつつ、詳細はうまく暈かして表現されていました。表紙と中表紙の間に上半分だけくっついたページがあり、耳が潜んでいると言う仕掛けがあって、読む前からわくわくしました。すごく面白かったです。