シロイ＋

若い頃から無を愛す習慣をつけておかないと、40過ぎたくらいの頃から巨大な虚無に襲われる…という話を聞いたことがある

突き詰めれば、芸術とは「この世は○ソである」に対して「○ソではない」という証拠をどれほどの強度で出せるのかという話だと思っています その点で、AIが何を製造するためのマシンであるかというのは自明で…いや、○ソの話はこの辺にしておこう……

柴田聡子さんの「Reebok」の歌詞に「きみが笑えば笑うような つまらないわたしで居させて」というのがあるけど、これが愛の言葉のようになるのは自分の中の不可侵的なものの大きさが前提としてあって、それがなければアーティストとは呼ばれないと思うので…

「音楽生成AIが副業ミュージシャンを爆発的に増やす！」←爆発的に増えるのは結構ですが、そこに喜んでお金を払ってくれるお客さんはどこにいるんですか？？

もしかして「駄作」みたいな言葉を平気で使う人って、作品があるならそれをつくった人間がいるのだということを知らないのでは…？（もしくは、人の出してくれた料理に「まずいのは事実なのだからまずいと言ってもいい」と主張するくらいに人間性が終わっている…？？）

「攻殻機動隊が近未来の世界への想像力を固定化してしまっている」みたいな話があったな。「妖怪ウォッチは水木しげるの妖怪像から離れることができた初の一般的な作品」って指摘もある。影響力が強すぎるっていうのも考えものなんだな〜

それってされたほうとしてはその場しのぎの嘘を重ねられたようなもので、けっこう傷つくし（普通に断られたなら残念ではあってもそういう傷つきにはならない）、本人は結局問題への直面を避けることに成功して、たぶんまた同じことを繰り返す。大人になったら、断ることはちゃんと覚えたほうがいいよ…

相手にノーを言えない人って、自分ができる以上の姿として対応してしまい、そういうのが積み重なっていくうちに齟齬が出てきて言行不一致になって結果的に不誠実な人みたいになって、誰も幸せにならない…というパターンがある気がする…

「人間的」の対極が「機械的」と言われるようになったのは産業革命以降のどこかのタイミングからのことで、それ以前には「人間的」の対極は「獣的」だったそうです

「まだ眠りたくない」と思わせる感情の正体は何なのか

疲れすぎてピヨピヨしている、毎日ピヨピヨすることしかできない

人生、状態として「納得できないままに毎日苦労してる」か「納得してるけど毎日苦労してる」のどっちかしか存在しない気がする

「人生終わった」と思って実際に人生が終わった人、0％説

「嫌なら言ってくれればよかったのに」って難しいんだよね。確かに、言葉にしないと伝わらないのが基本だから、限界まで黙って我慢していきなり爆発されても困る。でも、Noを表現するのってそれなりに心のエネルギーが要るし、関係悪化の心配も当然あるので、我慢するほうが悪いというのも一方的すぎる

本当の友達、本当の自分、本当の愛、本当に向いている仕事など、「本当の」という言葉には強い呪いが含まれているので気をつけましょう

去る者を追わないということも大切 時間もエネルギーも有限なので、それはお互いがお互いを大切にできる関係に割り当てたほうがよい

「他人に期待しないほうがうまくいくだなんて寂しすぎる」についてだけど、個人的には「こちらの欲求に基づいた何かを相手が与えてくれるとは勝手に期待すべきでないが、それ以外で相手が無数のものを与えてくれることは存分に期待していい」だと思ってる

しんどいときにはもちろん休んだり気分転換したりするとよいのですが、我々が不安や心配や満たされなさをどうにかできるのって根本的には「そこに立ち向かって何かをやり続けているときだけ」なので、休み休みでいいから、自分を大切にしながら、あくまでそれをやり続けましょう さもなくば死

職か友達か恋人のいずれか一つでもあるなら社会不適合者を名乗らないでほしい、それはちょっと言葉が軽すぎる

私が親しく付き合ったどのような人にも、固有のコミュニケーションの困難があるのだった、ほんのわずかでも対立を完全に避けようとするあの人、極端に筆不精のあの人、激しい自己否定を抱えるあの人、どの人もそれぞれ魅力的であるのに

「日本人は勤勉というのはデータによれば嘘」という発言を見かけたけど、これは勤勉さという指標の定義次第でいくらでも結果を操作できそうなので、単純に一つの調査結果か何かを見て「客観的事実だ」というのはデータを全然見ようとしない人と同じくらい危ない気がするなあ（短い発言見ただけでその人がそうだとは言えないけども

関係ってお互いが望んでいる値にmin関数かけたレベルでしか続かないんだよなあ 片方が100を望んでも、相手が20しか求めてないなら20より上は実現できない（少なくとも健全な形としては

「自分を救えるのは自分だけ」と「自分を救ってくれるのは他者だけ」という実感が私には等しくあって、たぶん自分を救うのは最終的には自分の仕事で、人にそのようにするための力をくれたり前を向かせたりしてくれるのが友達やパートナーや家族みたいな周りの人間なんじゃないでしょうか

特に飲食店がそうなんだけど、同じ街で長く暮らしてると「このお店は長く持たなそうだな」っていうのが直感的にわかる

うつ病やったことある人は理解できると思うんだけど、あれって心の落ち込みどうこうというより、実際的な集中力や体力がおしまいになって毎日まともに動けない・頭回らない・何もできないという状態になるから、気持ちが落ちるというのはある意味その状況に対する正常な反応なんだよね…

よくわかってないんだけど、恋愛ってしようと思ってするもんなの？ 食欲を出そうと思って出したり、任意の趣味に夢中になろうと決定することで実際に夢中になることって可能なの？ それが普通なの？ よくわかっていませんが…

ちょうど相手を恋愛対象として見られるかどうかを瞬時に本能的に判別できるように、友達として仲良くなりたいと感じる人に対してもそれを判別するすきぴセンサーが存在しているように感じる

なんもわかってない人ほど全部わかってると思ってるしすぐに断言するしいつでも声がデカい（※「〜な人ほど」構文は安易な決めつけとして使われることが多いので本来あまりよくないのですが、「わかっていない人ほど」の場合はそこに「無知を自覚できない」が含まれているので例外的に合ってる認識です

属人的な仕事をマニュアル化して誰でもできるようにしようっていうのは思想としては間違ってはいないんだけど、そもそも膨大なトラブルシューティングのノウハウが必要で、簡単に決まりきった手順に落とし込めないものに対してそういう要求をされて「お前…お前…」という気持ちになった経験はあるなあ

私は元々かなり理屈っぽいほうだけど、仲のいい友達なんかはほとんどが感覚派の人だと思う 自分がボケだったら別のボケの人とコンビを組もうとは思わないはずなので、これで合ってるのかもしれない