BATI（バティ）

エンドロールで泣きました。

こんなにフェミニズムの話だったとは。

Amazonプライム・ビデオで「パリタクシー」観てるけど、こんなにルックがしっかりしてる映画だと思わなかった...。いいじゃん。スコアもいい。フィリップ・ロンビってオゾン作品の音楽よくやってる人か。

記憶がどんどん消えていくプロットは「メメント」を彷彿とさせるけれども、それがスリルを構築させるというよりは高齢者の悲哀になっていた。そしてそれは彼の家族にとっての悲しみになっていく。

「殺し屋のプロット」面白かった。「このくらいの映画」の良さ。監督としてのマイケル・キートンに対して想像よりは上の出来で期待よりは下だったけど丁寧な映画だった。キートンの抑えた演出と俳優としての誇張しない演技が年老いた殺し屋にとてもマッチしていた。ところどころTTSSの影響というかスコア含めてパクってるのが巧くないのは大目に見ます。アル・パチーノ出てるの知らなかったけど、暗殺者のバックヤードみたいな役になってるのがなんかおかしかった。

なんとなくイーストウッド監督作品の影響を感じる。そりゃ男性俳優がアクターから監督やろうとしたらこうなるよね。

今朝は映画館に間に合いました。

「きみの色」ノミネートされたのうれしい。

The 2025 SFCS nominees for BEST ANIMATED FILM:
📽️ ARCO
📽️ THE COLORS WITHIN
📽️ KPOP DEMON HUNTERS
📽️ LITTLE AMÉLIE OR THE CHARACTER OF RAIN
📽️ ZOOTOPIA 2

多分今ならエンツォが死ぬ以展開以降って作らない/作れないと思う。死というものに意味や美が与えられてしまっていた時代だった。

まぁ、消えたがっていたのは紛れもなく撮っているリュック・ベッソン本人だったと思う。だから相当に甘い話。クリエイターになると一度は世界を滅ぼしたり自分を殺したくなるものなんだと思うけど、最近はあんまりそういう作家もいないような気がする。

当時は大人の物語に見えたけど、これは大人になる、人の子の親になり年老いて行くことを拒否する未成熟なイノセンスの物語である。その未成熟さがありつつも、この映画のラストが魅力的なのは事実なのだ。現実にこんなことはできない。でも映画の中で「私（たち）」の代わりにジャックは海の底へ消えていってくれる。

「グラン・ブルー」のラストのことをずっと考えている。あれが成立するのは「この世界では生きていたくない。ここよりももっと自分のための世界があるはずだ。」という厭世感が我々にはあって、それが肯定されているからなのだと思う。いわば映画の中で「この世界から消えていく」ことが成就されているからというのが大きい気がする。しかも最愛の人間が子供を宿しながらもそれを認めてくれるという「甘やかし」があることが後押しをしている。

明日は二本目を観に行こうか迷っているけど、そのお金と時間があったらまたジャムセッションに行きたいと思ってる。明後日が遠征しなくてはならないからあまり活動しない方が身のためなのだけど。

太ももまで隠れるやつが欲しいんだよねぇ。冷えるから。

昨年無印で買ったダウンジャケットあったかくてとても重宝してる。妻にもカーキを薦めたら気に入って使ってる。できたらこれのロングコートを作って欲しい。今年のやつはもっと彩度が低いけど。

www.muji.com/jp/ja/store/...

家系を食べて帰ります。

いま仕事が終わり、映画に間に合わないことが確定しました。

忙しい。色々忙しい。

「落下の王国」はめちゃ人入ってるから年内はやっているだろうと希望的観測をし、明日は「殺し屋のプロット」いく。今夜は別の映画。

伝われ！

「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」の司と啓太の関係性、幽白の仙水と樹に近いんですよ...。そっくりとは言わないけど...。

クィアというところまではいかないが、中心の男女3人が男っぽさ/ホラーの定型の女性っぽさがないのが不思議で心地よかった。

Amazonプライム・ビデオにて「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」。ホラーのつもりで観て、まぁそこそこに怖かったんだけど、司と啓太の男ふたりの関係性にのっぴきならないものを感じて、蕎麦屋のセットメニューの親子丼がすっごく美味しかったみたいな気分になった...。

啓太と司のなれそめ（？）聞きたいよね。なんかありそうだし…。司は最初から見えていたということなので、啓太に対して何かしら思いながら友情を育んでいたわけだし、熱いな。

『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』かなり好きでした。ジャンプスケアなしで、何かがそこにいる質感を描く工夫が洗練されている。
宿屋の青年が話すおばあちゃんの話のくだり、実話怪談みたいな手触りで良かったです。ビデオテープってむちゃくちゃ怖いよね。

『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』、明言こそされないがクィア表象があります

ミッシングチャイルドビデオテープ、これ同性愛を扱った映画だよね…？

『ジャグラー/ニューヨーク25時』観た

話はほぼ『コマンドー』×『天国と地獄』
全体の2/3が追走劇の異常な構成で、『フレンチ・コネクション』以降の街中での危険なカーチェイスが盛りだくさん(途中のプエルトリコ系ギャングに追われるくだりは意味分からないが)
後半チェイスが途切れてからはハマらなかったが、良い映画

都合の良い展開ではあるが、後半は善意で主人公に力を貸す女性二人のキャラが登場し、カッコよく印象深い
反面、全編通して出る犯人の造形は、描写の多さに比べてやや一面的で、もう少し多層的に掘り下げてほしかった(80年なのでサイコパス像はまあこんなものかもしれない)

「ばけばけ」も「ひらやすみ」も火曜日から観れておらず。明日一気見。

疲労困憊ですが、具合はよくなってきたので明日は久々に映画を見て帰ります。