半夏生のごちそう
小麦もち、麦わらだこ、出合いもんのじゃがいもと真竹と二度豆の煮つけを食べる。この時期のたこを麦わらだこといい、ゆでてしょうが醤油か二杯酢で食べる。この日から八朔までは、夏のひのつじ(昼寝)をしてもよいとされている。
『聞き書 大阪の食事』南河内山村の食より
#農文協
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基本はbotですが、たまに中の人がつぶやきます。出典は全国300地点、5000人の話者からの聞き書きをもとにした「日本の食生活全集」(農文協)。リンクは書籍紹介ページです。
半夏生のごちそう
小麦もち、麦わらだこ、出合いもんのじゃがいもと真竹と二度豆の煮つけを食べる。この時期のたこを麦わらだこといい、ゆでてしょうが醤油か二杯酢で食べる。この日から八朔までは、夏のひのつじ(昼寝)をしてもよいとされている。
『聞き書 大阪の食事』南河内山村の食より
#農文協
角ずしの切り分け
岩国ですしといえば角ずしで、古くから伝わっている押しずしである。江戸時代からはじまったともいわれ、籠城のとき、水の少ない山頂でもつくりやすく、保存もきき、持ち運びにも便利であるということから吉川藩で広まったともいわれる。
#農文協
『聞き書 山口の食事』山代の食より
夏の昼食
なすの油炒り、にしん味噌、きゅうりもみ、麦飯、味噌汁
麦飯は、昼の分も朝一緒に炊いておく。味噌汁はかぼちゃ汁にし、お菜は、なすの油炒りと、食欲を増すように、身欠きにしんを細かに切って味噌で炒めたにしん味噌をつくる。
『聞き書 福島の食事』阿武隈山地の食より
#農文協
田植えどき、豊作を祈願してつくる食べもの
身欠きにしんのこんぶ巻き、はたはたの切りずし、きな粉のにぎりまま、たくあん漬、赤飯のにぎりまま
『聞き書 秋田の食事』県央男鹿の食より
#農文協
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かて飯のいろいろ
干しかぶ飯、きな粉飯、かぼちゃ飯、干し菜飯、大根飯、いも飯、うこぎ飯
『聞き書 福島の食事』阿武隈山地の食より
#農文協
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お田植えの行事 3束の稲苗に赤飯を供えて豊作を祈る。
『聞き書 山梨の食事』八ケ岳山麓の食より
#農文協
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さめの煮こごり
だしはかつお節でとり、醤油で濃いめに味をつける。
冬には必ず、さめの皮を使った煮こごりをつくる。本ざめの軟骨の多い部分にはとくにゼラチン質が多く含まれているので、煮こごりをつくるのにちょうどよい。
『聞き書 東京の食事』下町の食より
#農文協
祝いのぼたもち
お祭り、お祝い、お彼岸と、ことあるごとにつくる。
ささげを煮て白砂糖を入れ、あんこをつくっておく。もち米四に対してうるち米一の割合で炊き、すりこぎ棒でつぶす。重箱にあんこを敷き、もちごはんをよそい、その上にまたあんこをのせる。
#農文協
『聞き書 千葉の食事』東京湾奥の食より
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初午から食べるすみつかり
二月の最初の午の日は稲荷さまの縁日。この日は、節分の豆と油揚げ、大根、にんじん、塩びきの頭を醤油でゆっくりと煮た「すみつかり」をつくる。赤飯も炊いて、すみつかりと一緒にわらのつとにのせ、稲荷さまにあげる。
『聞き書 群馬の食事』東毛平坦地の食より
#農文協
冬の朝食
黒豆煮、梅干し、きびもち入り茶がゆ、こうこと葉漬
食は茶がゆである。朝暗いうちに起きて、くどにかんす(茶がゆ専用の釜)をかけて茶がゆを炊く。冬の間は、暮れや寒に搗いたもちを焼いたものや、秋に収穫したいもを入れた茶がゆにする。
『聞き書 山口の食事』大島の食より
#農文協
べらずし
べらずしはおもに、住吉講や来客のときにつくる。
『聞き書 兵庫の食事』瀬戸内沿岸(明石)の食より
第4回 能登で出逢ったすてきなコトバたち—著者から③|農文協 公式note
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#note #ふるさとを語ろう
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まゆ玉飾りをする
小正月 百姓の正月ともいう。二日前の十三日には、ひえの粉でまゆ玉をつくってまゆ玉の木に飾ったり、米俵、ひえ俵に見立てた俵木、木でつくった道祖神、木刀などを神さんに進ぜる。
『聞き書 群馬の食事』吾妻の食より
#農文協
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十二月八日(旧暦)には、むーちーをつくる。短い冬のなかでも、とくにこのころは、むーちーびーさといわれるほど寒が強く、冷えこむ。
『聞き書 沖縄の食事』那覇の食より
#農文協
七草がゆ
正月の七日の朝、前日に用意しておいたせり、なずな、はこべ、ははこぐさ、大根の葉、干し柿などを使って七草がゆをつくる。
米でおかゆをつくり、もちも入れてじっくり煮る。下ろしぎわに細かくきざんた具と、塩を少々入れて仕あげる。
『聞き書 群馬の食事』高崎近郊の食より
#農文協
正月のごちそう
けんちん菜、数の子、ごまめと棒だら、ねじりこんにゃくとたたきごぼう、煮豆、こぶ巻き、にしんのこうじ漬、雑煮、ふなずし
『聞き書 滋賀の食事』湖北余呉の食より
#農文協
冬の夕食
ごぼうのあえもの、煮しめ(豆腐、油揚げ、焼き麩、こいも、大根、にんじん)、麦飯、かじめのとろろ
『聞き書 石川の食事』能登外浦(鵜入)の食より
#農文協
大歳の晩の夕はん
膳内:なまこの酢のもの、なます、白飯、ふら汁(ぶり、豆腐、里芋、こんにゃく、大根など)/膳外:酒、手打ちそば
『聞き書 島根の食事』 隠岐の島の食より
#農文協
もちのいろいろ
あめもち、くるみもち、おろしもち、おつゆもち、おづけもちよむぎもち、納豆もち、えびもち、ごまもち、しょうがもち小豆もち、ずねもち、ずんだもち
『聞き書 宮城の食事』仙北・大崎耕土の食より
#農文協
ゆず巻き
大根は薄い輪切りにして二、三日干し、しんなりさせる。ゆずの皮を細く切って、干した大根の上にのせ、これを芯にしてくるくると巻く。これを甘酢の中に漬ける。
秋から冬にかけて黄ゆずのあるときにつくる。正月料理にする家もある。黄ゆずは小豆の中に入れてとっておくと長くもつ。
『聞き書 栃木の食事』鬼怒川流域(上河内)の食より
#農文協
大黒さまの年越し
青豆のてんぷら、青豆の寒天、煮なます、大豆の炒り豆味噌からめ、さくらなます、納豆、黒豆、豆ごはん、打ち豆と大根の味噌汁
『聞き書 岩手の食事』奥羽山系の食より
#農文協
冬の小昼――どんぶりいっぱいのお葉漬とおもち
上:干し柿、お茶、お葉漬/下:味噌塗りのもち、焼いたもち、さとだまり
午前、午後にお茶を飲む。大どんぶりにいっぱいのお葉漬はいつも欠かさず、熱いお茶を何杯もおかわりして飲む。
とくに午後のお茶には、のしもちを焼いて、さとだまり(砂糖醤油)や生味噌、きな粉などをつける。粗末づくりの干し柿(四つ割りにして蚕棚に並べて干したもの)なども食べる。学校から帰ってくる子どものためには、焼いたおもちにさとだまりをつけ、弁当箱に入れて、こたつやぐらの天井につるしておく
『聞き書 長野の食事』安曇平の食より
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今、「オーガニック」を選ぶ意味は?
答える人=藤原辰史
著書に『ナチス・ドイツの有機農業』(柏書房)、『ナチスのキッチン』(共和国)、 『食べるとはどういうことか』(農文協)など。
[季刊 うかたま]|食べるんだから知っときたい
ukatama.net/tabesiru/202...
今日はどぶろくの日(十二月六日)
どぶろくづくり
米こうじ(左)、水(上)、焼きおにぎり(右)を合わせて毎日混ぜると、10日ぐらいで酒のもと(手前)ができる。
酒のもとを、蒸し米、米こうじ、水を仕込んだかめに入れる。ひと月ぐらいでできあがる。
『聞き書 滋賀の食事』湖南米どころの食より
はちめとぎばさの串焼き
『聞き書 石川の食事』能登外浦(鵜入)の食より
#農文協
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おやきのいろいろ
塩味の小豆あん/中2つ:もち草入り(塩味の小豆あん)/右2つ:味噌あん入り/手前2つ:山東菜の漬物の油炒め入り おやきは、十月から四月までの朝飯としてつくる。
『聞き書 山梨の食事』笛吹川上流の食より
#農文協
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やきもちを焼く
そば粉でつくるやきもちは、昔からおやつとしてよく食べている。子どもたちはいろりのそばで、焼けるのを首を長くして待つ。
『聞き書 島根の食事』隠岐の島の食より
#農文協
魚貝料理のいろいろ
かにゆで、かにてんぷら、赤えび・べかご・稚びらの煮つけ、しゃこ/中左から:ぜんごの三杯酢、いわしのぬか味噌煮、赤えびのぬか炒り/下左から:ぼらの刺身、きぬ貝、酢がき、かきの土手焼き、あみ漬焼き、いぎす
#農文協
『聞き書 福岡の食事』豊前漁村の食より
夏の昼食 夏は、かに網漁でかにがたくさんとれる。かには爪をはずして出荷するため、爪がとろ箱一杯もたまることがある。そういうときは、ゆでてそのままおやつにしたり、ちから煮(そぼろ)、そうめん汁… 『聞き書 愛知の食事』 愛知海岸(南知多)の食より knowchi.jp/archives/4980 #農文協
12.06.2024 23:44 — 👍 10 🔁 1 💬 0 📌 0