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本とねこあつめ 日記: https://sizu.me/aqu4 note: https://note.com/aqu4

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砂漠が街に入りこんだ日 | リトルモア フランス各誌が驚愕! 「大事件」とまで評された、鮮烈なデビュー作。   こ の 距 離 が、 私 を 自 由 に し た。 あら…

グカ・ハン『砂漠が街に入りこんだ日』(訳:原正人)

静かで物悲しく素っ気ない、でもどこか美しい。不思議な魅力を湛えた作品集。特に「雪」が好き。

littlemore.co.jp/isbn97848981...

#読書記録

31.10.2025 04:36 — 👍 10    🔁 0    💬 0    📌 0
青土社 ||哲学/思想/言語:どうしてそうする「べき」といえるのか

"奇妙で重要な言い回しの正体"

"今日の夕飯は何を食べるべきか、目の前の他者を助けるべきか、どの職業を選ぶべきか――。大小を問わず私たちは日々「べき」という指針に基づき無数の選択をしながら生きている。「べき」という言葉によって表されているものは一体何か。私たちの生を貫いている言葉の核をていねいに解きほぐす、気鋭による入門書"

鴻浩介 『どうしてそうする「べき」といえるのか 規範性をめぐるメタ倫理学』
www.seidosha.co.jp/book/index.p...

30.10.2025 10:31 — 👍 10    🔁 2    💬 0    📌 0
エレクトクラシー・エピストクラシー・ロトクラシー « 名古屋大学出版会

"「代表制の危機」を乗り越えるために ——。私たちが自明視してきた選挙による議員の選出は、いまや様々な批判にさらされている。では、より望ましい政体として何がありうるのか。有力視される抽選代表政や知者代表政と比較し、理想化されたモデルを超えて包括的に検討。混合システムとしての新たな構想を提示する"

山口晃人 『エレクトクラシー・エピストクラシー・ロトクラシー 代表制デモクラシーを再考する』
www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978...

28.10.2025 08:48 — 👍 9    🔁 5    💬 0    📌 0
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『21世紀を生きるための社会学の教科書』ケン・プラマー|筑摩書房 筑摩書房『21世紀を生きるための社会学の教科書』の書誌情報

ケン・プラマー『21世紀を生きるための社会学の教科書』(監訳:赤川学)

社会学的想像力から始まり、社会理論や社会学史に方法論を経て現代の課題まで、基本的かつ包括的で親切な教科書。

外的構造の発見/内的意味の理解という社会学の二側面の両方を視野に入れながらも、行き届いた平易な説明でよくまとまっている。

www.chikumashobo.co.jp/product/9784...

#読書記録

26.10.2025 07:28 — 👍 8    🔁 0    💬 0    📌 0
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新編 不穏の書、断章 - 平凡社 新編 不穏の書、断章詳細をご覧いただけます。

フェルナンド・ペソア『不穏の書、断章』(訳:澤田直)

多くの作家に評価されるのも頷ける、洗練された文章と非凡な感性で綴られた思索と夢想の連なり。その思弁的でありながら物質的でもある不思議な手触りの魅力に引き込まれる。すごく好き。

www.heibonsha.co.jp/book/b160971...

#読書記録

20.10.2025 04:25 — 👍 21    🔁 1    💬 0    📌 0
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最後のユニコーン 旅立ちのスーズ 9歳の少女スーズは、子どもたちを襲う怪物グリフィンから村を守るため、ひとりで旅に出る。そして、かつてユニコーンに愛されたという老王リーアに助けを求めるが……。ヒューゴー賞/ネビュラ賞受賞の「二つの心臓…

ピーター・S・ビーグル『最後のユニコーン:旅立ちのスーズ』(訳:井辻朱美)

前作と比べるとこちらはストレートな冒険譚という趣。いずれにせよ変わらず詩情に満ちた綺麗で繊細な物語で、読み終えるとうっとりしてしまう。

www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000...

#読書記録

18.10.2025 05:10 — 👍 11    🔁 0    💬 0    📌 0
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15.10.2025 06:06 — 👍 126    🔁 57    💬 0    📌 6

バーリンは自由論が有名だけど、現代では本書で提示されるような多元主義の方が重要なのかもしれない。

「他の文化の価値を批判したり非難したりすることはできるが、それをまったく理解できないといった振りをすることはできない。それを完全に主観的なもの、われわれ自身の好みとはまったく違っていて、われわれにはまったく話しかけてくることのない異なった環境に住む人々の文化と見なす訳にはいかない。」(pp. 201-202)

14.10.2025 10:28 — 👍 8    🔁 0    💬 0    📌 0
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マキアヴェッリの独創性 他三篇/バーリン, 川出 良枝|岩波文庫 - 岩波書店 バーリンが擁護した多元主義。その思想史的起源をマキアヴェッリやヴィーコ、モンテスキューに探った作品群。 バーリン 著

バーリン『マキアヴェッリの独創性(他三篇)』(編訳:川出良枝ほか)

西洋思想についての該博な知識と教養、それらを見事に整理する鋭く鮮やかな対比、そして思想史と政治哲学との高度な統合、どれをとっても卓越した技が光るバーリンの論考集。とにかく面白い。

www.iwanami.co.jp/book/b599111...

#読書記録

14.10.2025 10:28 — 👍 10    🔁 0    💬 1    📌 0
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平等とは何か 運、格差、能力主義を問いなおす -田中将人 著|中公新書|中央公論新社 一億総中流といわれてきた日本。いまや格差が広がり、社会の分断も進んでいる。人生が親ガチャ・運しだいでよいのか。能力主義は正しいか。そもそも不平等の何がわるいのか。日本の「失われた30年」を振り返り、政治哲学と思想史の知見から世界を覆う不平等に切り込み、経済・政治・評価の平等を問いなおす。支配・抑圧のない、自尊を下支えする社会へ。財産が公平にいきわたるデモクラシーの構想を示す。

田中将人『平等とは何か』

民主的平等の構想とその根底にある平等主義的リベラリズムの問題意識を一般向けにわかりやすく解説する良書。

「自尊の社会的基盤」にせよ「財産所有のデモクラシー」にせよ、ロールズが生涯をかけて取り組んだ、リベラルな社会の安定性の問題は今ますます重要になっていると感じる。

www.chuko.co.jp/shinsho/2025...

#読書記録

13.10.2025 12:14 — 👍 12    🔁 0    💬 0    📌 0
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正義とは何か 現代政治哲学の6つの視点 -神島裕子 著|中公新書|中央公論新社 「公正な社会」とはどういったものか。権利や財の分配で可能になるのか。米国の政治哲学者ロールズは、一九七〇年代以降、社会のあり方を根底から問い直し、世界に新たな地平を切り開いた。本書は、ロールズの考えを起点にリバタリアニズム(自由至上主義)やコミュニタリアニズム(共同体主義)など六つの思想潮流から正義とは何かを問う。格差や貧困など現実課題との接点に、個人の幸福を支える平等な社会の可能性を探る。

神島裕子『正義とは何か』

短い紙幅ながらも非常に充実したボリュームで、多様な論者のその核心にあるアイデアを的確に説明していく快著。良い復習になった。

www.chuko.co.jp/shinsho/2018...

#読書記録

13.10.2025 11:19 — 👍 10    🔁 0    💬 0    📌 0
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自由と権利 新装版 - 株式会社 勁草書房 民主的な権威概念の可能性を軸に、自由と権利の根底にある公的かつパーソナルなものを開示する。 ジョセフ・ラズ 著

ジョセフ・ラズ『自由と権利』(編訳:森際康友ほか)

「自律」と「権威」を基礎にしたラズ独特の道徳・政治哲学が愚直とすら言えるほど丁寧に論じられていく卓越した論文集。その入り組んだ文章は、読んで理解し飲み込むまで時間がかかるけれど、苦労した分だけ多くのことを学べる。

www.keisoshobo.co.jp/book/b581395...

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12.10.2025 06:59 — 👍 13    🔁 0    💬 0    📌 0
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この世界からは出ていくけれど 人より何十倍も遅い時間の中で生きる姉への苛立ちを抑えられない妹の葛藤を描く「キャビン方程式」、幻肢に悩まされ三本目の腕の移植を望む恋人を理解したい男の旅路を追う「ローラ」――社会の多数派とそうなれない…

キム・チョヨプ『この世界からは出ていくけれど』(訳:カン・バンファ、ユン・ジヨン)

壮大なSF的舞台設定と回想という一人称的語りのなかで、コミュニケーションというものの空しさと温かさを丁寧に繊細に描いた作品たちは、どれもどこか哀しくて同時にどこか心地よい。著者の長編も読みたくなった。

「愛と理解は同じじゃない」(p. 103)

www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0005...

#読書記録

12.10.2025 03:46 — 👍 14    🔁 1    💬 0    📌 0
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バルザック『人間喜劇』(全20巻、水声社、2025/11)

全部訳すと言われたら、読むしかありませぬ。

「マルキ・ド・サド全集」と「バフチン全著作」の続きもお待ち申し上げております。

www.suiseisha.net/blog/?p=21655

03.10.2025 15:11 — 👍 31    🔁 5    💬 0    📌 0
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U1150 孤独な散歩者の夢想 - 白水社 地上に一人きりになってしまった人間生きていくことの喜びと哀しみ。『マルゼルブ租税法院院長への四通の手紙』も収録。解説=川出良枝

"地上に一人きりになってしまった人間"

"生きていくことの喜びと哀しみ。『マルゼルブ租税法院院長への四通の手紙』も収録。解説=川出良枝"

ルソー/ 佐々木康之 訳 『孤独な散歩者の夢想 〈白水Uブックス〉 』
www.hakusuisha.co.jp/book/b669390...

03.10.2025 05:49 — 👍 6    🔁 3    💬 0    📌 0

「エスノメソドロジストは、社会的世界がしかじかのふうであるなどとは決して言いません。むしろ、そのことは括弧に入れてしまいます。つまり(…)それについて真偽を問うことをしません。そうではなく、人びとがどうやって自分たちで社会的世界を「事実であり」「観察可能であり」「現実的である」ものとしていくのか、このことに照準するのです。」(p. 23、サーサス「エスノメソドロジー」)

02.10.2025 22:50 — 👍 7    🔁 0    💬 0    📌 0
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『日常性の解剖学』H・ガーフィンケル|筑摩書房 筑摩書房『日常性の解剖学』の書誌情報

ガーフィンケル、サーサス、サックス、シェグロフ『日常性の解剖学』(訳:北澤裕、西阪仰)

エスノメソドロジーの重要論文集。どの論文も、日常の相互行為で確かに用いられはするが語られはしない方法を見事に剔抉しており、その分析手法も含めて非常に面白い。とりわけ、時にはあまりに当たり前のことですらも大胆かつ精緻に述べようとする著者らの気概には勇気づけられる。

www.chikumashobo.co.jp/product/9784...

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02.10.2025 22:50 — 👍 10    🔁 0    💬 1    📌 0
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法社会学 第4版| 有斐閣 法社会学の基礎的な考え方を丁寧に説いた,定番テキストの最新版。我が国の法制度に対する著者の見方を明確に示し,現代社会の中での法の「今」を最新統計とともに描く。巻末では章テーマごとに参考文献を詳しく紹介し,より深い学習をサポートする。

村山眞維、濱野亮『法社会学』

主に日本における法専門職と法過程の実態について基礎知識がかなり丁寧にまとめられていて勉強になった。他方で法社会学の道具立てや分析枠組といった理論面はやや手薄。

www.yuhikaku.co.jp/books/detail...

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27.09.2025 23:55 — 👍 10    🔁 0    💬 0    📌 0
ヒューム イングランド史Ⅰ « 名古屋大学出版会

"啓蒙の歴史叙述の最高傑作 ——。ヒューム思想の結晶として近年注目が集まっている『イングランド史』。そのうち最初に公刊されたステュアート史を、網羅的な資料調査と綿密な校訂にもとづき初めて全訳。内戦へと向かう分断の時代を語るなかで、認識論、因果論、情念論などの哲学的分析は歴史といかに出会うのか"

犬塚元, 壽里竜, 池田和央 訳 『ヒューム イングランド史 Ⅰ』
www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978...

25.09.2025 07:25 — 👍 10    🔁 2    💬 1    📌 0
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『企業・市場・法』ロナルド・H・コース|筑摩書房 筑摩書房『企業・市場・法』の書誌情報

ロナルド・H・コース『企業・市場・法』(訳:宮澤健一、後藤晃、藤垣芳文)

経済学に疎いので理解の行き届かないところもあるが、コースの文才と豊富な具体例のおかげで楽しく読めた。

政府が市場に介入するべきか否かという二分法ではなくて、もっと具体的に、どこにどう介入するべきかという問いを立てるべきで、それに答えるためには理論だけでなく現実の制度とその運用を調べる必要がある。この点、「市場は、イデオロギーの信奉者に任せてしまうわけにはいかないほど重要なものである」というマクミランの言葉を思い出す。

www.chikumashobo.co.jp/product/9784...

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23.09.2025 00:38 — 👍 16    🔁 0    💬 0    📌 0
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2025/9/22:日記|Aqu4 845字

sizu.me/aqu4/posts/5...

22.09.2025 10:06 — 👍 6    🔁 0    💬 0    📌 0
経験する機械 アンディ・クラーク(著) - 筑摩書房 心・身体・世界はどうつながっているのか。人間の能動的な予測が、世界を絶えず構成するメカニズムを解き明かす。認知科学の世界的第一人者による理論的集大成! - 引用:版元ドットコム

"心・身体・世界はどうつながっているのか。人間の能動的な予測が、世界を絶えず構成するメカニズムを解き明かす。認知科学の世界的第一人者による理論的集大成!"

アンディ・クラーク/ 高橋洋 訳 『経験する機械 心はいかにして現実を予測し構成するか』
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...

22.08.2025 12:28 — 👍 10    🔁 2    💬 0    📌 0
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思想 2025年9月号|岩波書店

『思想:2025年9月号』

資本主義と民主主義について、政治学、特に政治理論の分野でどのような議論がなされてきているのかを概括的に学べて勉強になった。他方で全ての論点がすっきりと整理されたというわけではなく、政治と経済の関係を明らかにすることの難しさもまた感じる。

知識不足から理解が不十分な部分もあるのでまた読み直したい。

www.iwanami.co.jp/book/b101452...

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12.09.2025 08:44 — 👍 9    🔁 0    💬 0    📌 0
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大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる 文庫「大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる」のあらすじ、最新情報をKADOKAWA公式サイトより。東大経済学部の金融学を文庫で卒業!

植田和男『大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる』

基礎的な用語とかはそれなりに身についたけど、やっぱり最後の金融政策のところは複雑で難しい。もう少し勉強したい。

www.kadokawa.co.jp/product/3219...

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11.09.2025 12:04 — 👍 8    🔁 0    💬 0    📌 0
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2025/9/9:日記|Aqu4 565字

sizu.me/aqu4/posts/1...

09.09.2025 19:09 — 👍 10    🔁 0    💬 0    📌 0
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2025/9/8:日記|Aqu4 1,101字

sizu.me/aqu4/posts/0...

08.09.2025 11:54 — 👍 9    🔁 0    💬 0    📌 0
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2025/9/7:日記|Aqu4 1,300字

sizu.me/aqu4/posts/2...

07.09.2025 11:12 — 👍 4    🔁 0    💬 0    📌 0
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2025/9/6:日記|Aqu4 1,600字 · 1枚の画像

sizu.me/aqu4/posts/8...

06.09.2025 11:50 — 👍 10    🔁 0    💬 0    📌 0
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法と経済学 -- 企業関連法のミクロ経済学的考察| 有斐閣 *2015年10月オンデマンド対応。法学者と経済学者の本格的なコラボレーションを実現することによって,多様なテーマをより明快に解説することをめざした,意欲的な入門テキスト。ビジネス・ローを中心に「法と経済学」の枠組みを体系的に明らかにしつつ,平明に解説する。ロースクール用教材としても最適。

宍戸善一、常木淳『法と経済学』

経済学、特に契約理論、産業組織論、価格理論について、いかなる問題意識でどのような議論が行われているかを法的事例に基づいて簡明に解説した本。重要なポイントをざっと確認するのに良い感じ。

www.yuhikaku.co.jp/books/detail...

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05.09.2025 23:55 — 👍 7    🔁 0    💬 0    📌 0
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動物倫理の政治的転回 【書評】アラスデア・コクラン『政治理論と動物』 | 吉良貴之 | WEBみすず 【書評】アラスデア・コクラン『政治理論と動物』 哲学は世界を変える。少なくともここ数十年のうち、世界を最も大きく変えた哲学書はピーター・シンガー『動物の解放』(原著1975年)だろう。この書は、現代社会が食肉生産の効率化のために推し進めた集約的畜産が動物にもたらしている悲惨な状...

コクラン『政治理論と動物』(的場知之訳)に、法哲学者の吉良貴之先生より書評をいただきました。「動物倫理に関心はあるもののあまりに根本的な主張にはついていけないと感じてきた読者は、コクランの「現実的」な議論に触れてみると印象が変わる部分もきっと多いはずだ」。
magazine.msz.co.jp/single/anima...

01.09.2025 02:57 — 👍 15    🔁 9    💬 0    📌 0

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