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よこがわ

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ただのしがない学芸員。アイコンは何かのタネ。好きな言葉は「知らんけど」。CC-BY。 https://www.omnh.jp/

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滋賀県でオオバナミズキンバイなどの対策が進んだのは県のシンボルとしての琵琶湖の存在はかなり大きいんだと思うけど、手賀沼は千葉県のシンボルではなく、我孫子市のシンボルだということもよくわかった。違ったスケールでシンボリックな湖沼の保全を進めることに関して比較研究とかしたら面白いのかも(今回のチームのリーダーは環境政策が専門なのでやってほしい)。とりあえずオオバナミズキンバイやナガエツルノゲイトウの様子見てみよ〜、と思ってレンタサイクルで手賀沼を一周した時では見えなかったいろいろが見られて充実の2日間だった。

05.08.2025 09:46 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0

議員も一緒に外来生物対策を行う背景には、我孫子市のシンボルとしての手賀沼の存在(環境経済部の中に手賀沼課!がある)、さらには美しい手賀沼を愛する市民の連合会をはじめ手賀沼で長年保全活動に尽力してきた様々な市民の力、さらにそこで活動する研究者の力が根底にあるのがよくわかってものすごく刺激的だった。不勉強で知らないことがいっぱいだ。

05.08.2025 09:42 — 👍 1    🔁 0    💬 1    📌 0

末席に加えてもらっている侵略的外来水生植物の研究チームで手賀沼を視察してきて、外来水草対策に千葉県議会議員の水野ゆうきさんが尽力されていることを教えてもらった。ホームページを見ると、主要な政策に手賀沼の環境保全が挙げられており、「…ナガエツルノゲイトウとオオバナミズキンバイなど特定外来水生植物…対策に追われております。」とある。さらに実績・活動状況の中には手賀沼の特定外来生物対策が挙げられ、議会答弁や市民との勉強会の様子も書かれている。このあたりの話をいろいろ聞けたのはとても興味深かった。

mizunoyuuki.com

05.08.2025 09:37 — 👍 1    🔁 0    💬 1    📌 0

外来水草ヒメタデハグロの各地の記録について個人的な手持ちの情報としてちょっとまとめたんやけど、大阪・京都の状況も少し調査してどっかに書いといた方が良さそうね。侵略的な振る舞いをはじめたらたいへんなことになる。

02.08.2025 22:10 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

1日行事やった日はなんかぐったりするので行事って思ってたよりも疲れるんだなと思う

02.08.2025 09:39 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

本日の長居植物園案内で見たもの。アラカシとシラカシの葉裏の毛の有無、クスノキとサンゴジュのダニ室さらにチシャノキの脈腋の毛束、ヘクソカズラとクチナシ、さらにコーヒーノキ(標本)の托葉、クリの柱頭、シャジクモの造精器・生卵器と原形質流動、サルスベリの2タイプの雄しべと花粉、コニシキソウの杯状花序。暑かったので室内で実施。顕微鏡とプロジェクターで細かいものを見た。コーヒーノキの托葉が流線型でかっこよかった。

02.08.2025 08:44 — 👍 2    🔁 0    💬 0    📌 0

院生の頃、勝手に研究室の土俵の外を出歩いて、後に学芸員の先輩となるI上さんとかS川さんと調査したり、学芸員の仕事を見せてもらってたのは確実に糧になってて、所属研究室で世界に伍する仕事も目の当たりにしつつ、いろんな現場ボトムアップの仕事も見れてたのはとても良い院生生活だったと思う。勝手に出歩いても何にも言わなかったボスは本当にありがたかった。

01.08.2025 12:20 — 👍 4    🔁 1    💬 0    📌 0

卒論や修論で世界に伍する生態学の研究をするのも大切やし、地域フロラや地域の植生、身近な生き物の観察から研究をまとめるのも同等に大切だと思う。『「両方」やらなくっちゃあならないってのが「生態学者」のつらいところだな。覚悟はいいか?オレはできてる』の精神で戦う人たちが増えていくと良いなと常々思ってる。トップダウンとボトムアップ。

01.08.2025 12:17 — 👍 6    🔁 3    💬 1    📌 0

学会っぽい集まりで博物館でやってる市民からの質問対応とかの話を力説したら割とウケるというか「そんなことやってるんや、、、すご、、、」みたいな感想を言ってもらえたりするので、ポジショントーク的ではあるけど、あちこちでそういう博物館らしい仕事も可視化していくのは大事なのかもしれん(かもしれん)。

01.08.2025 09:42 — 👍 5    🔁 0    💬 0    📌 0

これをやるのは見たい植物の標本がすぐに出てくることを実際にやってみせるデモンストレーションでもある。標本庫の標本は適当にしまってあるんじゃなくて、体系立てて配架してあるのだ。

01.08.2025 09:32 — 👍 5    🔁 0    💬 0    📌 0

ジュニア自然史クラブとか博物館実習で標本庫ツアーした時に「なんかみたい植物の標本ある?」って聞いてみること多々なんやけど、ちゃんと記録取っとけば良かったなぁ。なんか考察できるかもしれん(かもしれん)。

中高生はウツボカズラとかラフレシアとかモウセンゴケとか言いがち。大学生の博物館実習は人による。卒論や日々の実習で植物扱ってる学生さんは関心ある具体的な植物あったりするので。

01.08.2025 09:31 — 👍 2    🔁 0    💬 1    📌 0

群馬県立自然史博物館も公募出た。
www.pref.gunma.jp/page/712371....

01.08.2025 07:29 — 👍 6    🔁 4    💬 0    📌 0

今日の行事中に情報センターに来た質問対応をして、先ほど電話質問で持ち込みの日程調整したときは約束の日は1週間後となった。

01.08.2025 07:24 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

質問対応の話。電話や館内放送で呼ばれて対応するときは、食事中でも会議中でも対応するし、時には行事中や別の来客対応中でも質問対応が優先される。なので、質問対応はかなり優先順位が高い仕事だと思ってるけど、電話で来館の日程調整するときは、こちらのすでに決まっている予定を優先させるので必ずしも最優先ということは無い。この場合、すでに決まっている調査や会議、行事をずらすことはないし、自分が来館予定のない休日に予定を変更することもない。少なくとも僕の場合。

01.08.2025 07:22 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

掲載料なるべく払いたくないので、フルオープンアクセスな雑誌は投稿先の候補から外していくことになる。

31.07.2025 12:34 — 👍 2    🔁 0    💬 0    📌 0

共著者に投げてた原稿が帰ってきた!データの更新もあって良い形になった!さっさと直してどこに投稿するか改めて検討しないと。

31.07.2025 12:19 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0

鳥展、発音によってはとり天に聞こえる。

29.07.2025 05:43 — 👍 2    🔁 0    💬 0    📌 0
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標本ケース透明 標本を整理するのに便利な、透明プラスチックケースです。裏底四ヶ所に突起があり、重ねても滑らないように工夫されています。中は大の半分、小は中の半分の薄さ、豆は小の半分のサイズなので、重ねるのに便利です。※少し擦り傷が入りますが、ご容赦下さい。大 6.0cm ×8.0cm × 4.0cm 単価80円(内寸5.5cm×7.5cm×3.5cm)中 4.0cm ×6.0cm × 4.0cm 単価70円(内寸...

貝の学芸員から、鳥羽水族館で売ってる標本ケースのことを教えてもらった。
shop.aquarium.co.jp/collections/...

サイズのラインナップが大・中・小・豆なのが面白い。豆は小より小さいんや。

『※1970年代、当館で貝の研究をしていた大山桂博士、松本幸雄先生が寺町コレクションの整理用にサイズや形を工夫して約400万円をかけて製作したオリジナルです。』

29.07.2025 02:24 — 👍 6    🔁 4    💬 0    📌 0

ちなみに室内プログラム。8月の真昼間は暑さ指数31超えるだろうから最初から室内でやるつもりで設定。

28.07.2025 01:40 — 👍 2    🔁 0    💬 0    📌 0

話そうと思えばいくらでも話せるんですが、50分のプログラムで飽きずに関心を持ち続けてもらえるかな?というところで内容を練ってる最中です。

28.07.2025 01:36 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0

長居周辺でわかりやすく腺毛見られる植物あるかなぁ。星状毛はあるんやけど。

28.07.2025 01:04 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

毛を見る一番の目的は植物との接し方を再考してもらうこと。毛の有無って手触りでもわかったりするし、名前を知らなくても毛は楽しめる。花や葉以外になんとなく植物を楽しむアプローチを知ってもらいたい。あとはルーペを覗く楽しさを感じてもらうのが裏のテーマかな。

28.07.2025 00:59 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

教員のための博物館の日で「植物の毛を見てみよう」ってプログラムやるんやけど、50分も時間持つのかちょっと不安になってきた。最後は毛の意味をみんなで考えてみる議論タイムを取りたいけど、そこの時間配分かなぁ。

28.07.2025 00:57 — 👍 1    🔁 0    💬 2    📌 1

学芸員の仕事に関わる文章を読むとそれぞれの職場の状況や立ち位置がいろいろ透けて見えて面白い。標本管理一つにしてもどこまでを学芸員がやるのかみたいなところが館によって全然違う。

27.07.2025 15:20 — 👍 4    🔁 0    💬 0    📌 0

まず質問のために博物館に来ました、というのが面白いのだけど、地元のみどりの相談所に質問に行ったら「うちじゃ全然わからんから大阪自然史博物館に聞くといいよ」と言われてやってきたらしい。このパターン割とあって、知らない間にオススメされる博物館なんだうちは。ありがたいはありがたい。

27.07.2025 11:12 — 👍 6    🔁 0    💬 0    📌 0

質問のために初めてうちの博物館にやってきた親子が「全然知らなかったんですけど、めちゃくちゃ楽しそうですね!」って言いながら帰っていったのが嬉しかった。

27.07.2025 11:03 — 👍 6    🔁 1    💬 1    📌 0
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生態学の教科書 - 共立出版 門脇 浩明 著

生態学の教科書―理論×統計×シミュレーション―

9月にこんなの出るのね~。

『著者らが生態学を学んでいた学生時代に求めた理想的な生態学の教科書のイメージに加え、時代のニーズにあった要素を盛り込んで執筆されたものである。具体的には、理論・統計・プログラミングの3要素をうまくブレンドさせ、統計ソフトRを用いて独学可能な教科書として執筆されており、生態学の基本となる知識と技能を取得できる。』

www.kyoritsu-pub.co.jp/book/b101395...

27.07.2025 04:12 — 👍 6    🔁 4    💬 0    📌 0

初版が出たときは分類学と遺伝学と生態学が一緒になって保全を目指したけど、20年近く経って改訂版をまとめたときには自然科学と社会科学と人文科学が一緒にかって保全を目指す時代になってた、みたいな最後の方のコメントが良い。もうちょっと言えばより人間社会に寄った議論が増えたということなんだろう。生態学とは切り離した保全の教科書が書けそう。

26.07.2025 11:37 — 👍 4    🔁 0    💬 0    📌 0
商品詳細

身近な人に生態学の教科書をおすすめする機会があって、おすすめした一冊の改訂版保全生態学入門を改めて通勤電車で読んだ。改めて良い教科書で保全の研究に携わる人には3回ぐらい読んでほしい。

本当は学部生・院生の時に読んだ初版と比べながら読みつつ、引用文献も目を通しながら関連論文まであたりたい。なかなかそんな余裕はない。

www.bun-ichi.co.jp/tabid/57/pdi...

26.07.2025 11:29 — 👍 2    🔁 1    💬 0    📌 1

先日、直属の先輩が博物館に来たついでに僕のところにも寄ってくれたんやけど、僕等がいたころの研究室はいろいろ面白かったよねって話で盛り上がった。学生院生もポスドクもいっぱいいて、扱うテーマもいろいろあって、フィールドも実験室もみんな頑張ってて、とても楽しかった。実験習いに各地から大学院生やポスドクが数週間滞在することも多くて、僕はそういう人と一緒に実験する機会が多くて、とても刺激的だった。ゼミはたまに殺伐としてたけど、あの恐怖体験も今となっては良かったなと思う笑

25.07.2025 03:53 — 👍 4    🔁 0    💬 0    📌 0

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