Kei's Avatar

Kei

@dev-book-read.bsky.social

読書と映画で楽しい余生を。

171 Followers  |  86 Following  |  877 Posts  |  Joined: 06.11.2023  |  1.6456

Latest posts by dev-book-read.bsky.social on Bluesky


Post image

光瀬龍『夕ばえ作戦』読了。
中学生の茂は古道具屋で不思議な機械を購入。つまみを回ると江戸時代に…

現代の中学生達が伊賀忍者側について風魔忍者と戦うジュブナイル。

何より中学生が大人っぽい。代官にタメ口だし、バイクは乗り回すし、死闘も厭わない。
敵を殺すことに躊躇しないのは少し引っかかるけど。

1960年代後半ってこんな感じだったんだろうか。高校の進学率7割くらいだろうし、兄弟が多かったのもあるか。
現代が幼いのもかも知れないけど、社会の要望の反映も大きいんだろう。

風魔の頭領の妹の存在が印象に残った。平和な世界を知ると争いの世界が虚しくなるけど、それを止める力にはならないんだな。

20.02.2026 16:16 — 👍 11    🔁 0    💬 0    📌 0
Post image

内藤了『PUZZLE 東京駅おもてうら交番・堀北恵平』聴了。
スーツケースから男性の切断された身体の一部が。次々と発見される遺体の一部…

シリーズ3作目。次から次へと猟奇的な事件が起こる…
今回はちょっと切ない終わり方。
そして、シリーズ通しての謎の方が都市伝説的の呪い的要素が…

19.02.2026 15:36 — 👍 8    🔁 0    💬 0    📌 0
Post image

絲山秋子『海の仙人』読了。
宝くじに当たり敦賀で孤独な生活を始めた河野。2人の女性とファンタジーという神様が…

タイトル通り仙人の様な生活を描いた小説かなと思ってたんだけど…

超然としている主人公が実は…というパターンが正直好きじゃないんだけど、最後まで読んで良かったかな。

女性に傷付けられた主人公が、それでも女性をどこかで求めていて、なぜか女性も理解してくれるという…
現実ではありえない状況だけど、ファンタジーもいる事だし、そもそも小説なんだから。

18.02.2026 14:06 — 👍 9    🔁 0    💬 0    📌 0
Post image

『戦後短篇小説再発見7 故郷と異郷の幻影』読了。
故郷や異郷をテーマとした短篇十二篇。

このシリーズはあくまでも再発見なので誰が読んでも傑作というものではないとはわかってるんだけど、これはちょっと玉石混交過ぎるかな。

文学作品なのであくまで好みにはなるけど。

そんな中、初読み作家である小林勝『フォード・一九二七年』が良かった。朝鮮で暮らす幼い姉弟のトルコ人の家での出来事を描いているんだけど、普通の感覚でないことが普通の様に描かれてるのが凄い。ある意味とても恐ろしくもある。
五木寛之『私刑の夏』は既読だったけど、この中だと断トツに面白かった。
後はこういう形でもないと読まない島田雅彦とか。

17.02.2026 16:56 — 👍 12    🔁 0    💬 0    📌 0
Post image

J.M.クッツェー『マイケル・K』読了。
内戦状態の南アフリカ。病気の母を故郷に連れて行くマイケル・K…

余韻が残る小説。自身の信じていた生きる意味が無くなった後、人はどう生きるか。

無気力に見えるけど、死のうとしているわけでもない。
生きる事を説く人は果たして誰に向かって言っているのか。

種を持ち歩くのは自然と共に生きることの象徴だとしたら、たくさんの種を持つ事はおそらく…

16.02.2026 15:38 — 👍 16    🔁 0    💬 0    📌 0
Post image

ポール・オースター 『ルル・オン・ザ・ブリッジ』読了。
サックス奏者のイジーは発砲事件に巻き込まれて演奏が出来ない身体に。絶望した日々を過ごすある日、死体を見つけて…

同名映画のシナリオとインタビュー集。内容は著作らしい喪失と復活の物語。

ドクター・ヴァン・ホーンの尋問シーンが好きなんだけど、映画ではウィレム・デフォーというのは納得。もともとのラシュディ版も実現したら面白かったと思うけど。

15.02.2026 14:29 — 👍 10    🔁 0    💬 0    📌 0
Post image

三好徹『風塵地帯』読了。
インドネシアに赴任した記者。知り合いのカメラマンと再会し、華僑の大物を紹介されるが…

21時頃から読み始めて一気読み。スパイ小説とかあまり読んだ事ないけど面白かった。

武芸に長けてるとか、天才的な頭脳とかない普通の記者が主役なのも良かった。ロマンスの描き方も量的に違和感ないし、なんか昭和って大人が多いなと思ってしまうんだけど、それだけ日本は平和だったんだろう。

他の作品も読みたくなった。

14.02.2026 16:08 — 👍 12    🔁 0    💬 0    📌 0
Post image

荒巻義雄『時の葦舟』読了。
四つの幻想SF連作長編。

何らかの制約があり、外を知らない人達。好奇心を持った者が外へと。

解説にも◯オチとあって、一言で言えばそうかもだけど、それだけではなく一つ一つの物語が何とも言えない気持ちになる。ユングの集合的無意識がベースにあるとのことで、何か自身にも共通するものを感じるんだろうか。

2作目『性炎樹の花咲くとき』が特に良かった。決断したら、決断した自分を信じて生きていくしかないんだと思う。

13.02.2026 15:31 — 👍 12    🔁 0    💬 0    📌 0
Post image

飴村行『空を切り裂いた』読了。
戦後、文壇の寵児となった堀永彩雲。晩年、狂気と孤独の中自死。遺作『蘇る光』は予言の書と…

作家の作品に影響を受けた人達を描いた連作。狂気に陥る人の話もある為か令和の『ドグラ・マグラ』と紹介するのはちょっと言い過ぎかな。

冒頭の話が面白かったんだけど、同じやり方を避けたかったのか、連作として上手く繋がって読めなかった。
最後の話が解答篇っぽいところもありつつそうではないという感じにもなってて何となく消化不良。こちらが意図を掴めてないかもしれない。

12.02.2026 15:47 — 👍 14    🔁 0    💬 0    📌 0
Post image

伊丹十三『再び女たちよ!』読了。
1970年代を中心としたエッセイ。

今回は猫の話が何度も出てきた。猫好きな人はエッセイが上手い気がするのは気のせいか。
カバーもそうだけど挿絵も担当してて多才な人だなと。
映画監督だった父親の話も少し出てくるけど、その父親のエッセイも積読してた事を思い出すなど。

11.02.2026 16:18 — 👍 12    🔁 0    💬 0    📌 0
Post image Post image

ジョン・スタインベック『怒りの葡萄』読了。
1930年代アメリカ。土地を失い流浪の民となったジョード一家の物語。

数年振りに新訳での再読。面白かった。ジョード一家の物語の章と社会的背景の章が交互に展開されるんだけど、今回は社会背景の章が印象に残った。

搾取に対抗するには連帯しかないのだけど現実的な生活が弱みになり連帯を壊す為に利用される。トムがその後どう戦ったのか。その後も書いて欲しかった。
現実では革命回避、生産性担保の為に資本主義が社会主義要素を取り込むんだけど、そこに至るまでを描いた小説って少ないよな。

10.02.2026 15:19 — 👍 13    🔁 0    💬 0    📌 0
Post image

廣田龍平『ネット怪談の民俗学』読了。
ネット怪談を振り返っての考察。

あまりネットを見れていない時期というのがあって欠落していたところを補填してもらった感じ。
『コトリバコ』や『きさらぎ駅』を読んだのはいつだっただろう。
もう歴史になるくらい月日が経ってるんだな。
ゲーム関係の知識が壊滅的にないので、そこだけはよくわからなかった。

09.02.2026 14:48 — 👍 13    🔁 0    💬 0    📌 0
Post image

『怪談実話系 書き下ろし怪談文芸競作集』
10名の作家の書き下ろし実話怪談。

これだけの作品が並ぶと自分の好みがはっきりわかる。
京極夏彦『成人』、安曇潤平『顔なし地蔵』、立原透耶『つきまとうもの』が好きかな。

明確に示されない恐怖みたいなのが好きなんだと思う。そこからいろいろ考えれるから。

ここ最近、目の周りがピクピクする感じで調子が悪いのも怖さを増した気がする。

08.02.2026 16:13 — 👍 7    🔁 0    💬 0    📌 0
Post image

今年はしっかり貰った!
いつもはあんまり居ない時間だけど、それなりに人がいた。土日雨との話もあるし早目に済ませるのが正解かな。

05.02.2026 10:57 — 👍 15    🔁 0    💬 0    📌 0
Post image

片岡一竹『ゼロから始めるジャック・ラカン ――疾風怒濤精神分析入門 増補改訂版』
「精神分析は何のためにあるのか」という立場からのラカン入門の書。

単行本の『疾風怒濤精神分析入門』を途中まで読んでたら増補改訂版の文庫が出てたので途中で読むのやめてたんだけど、怖い小説を検索してたら出てきたので。

フロイトとの比較が少ないのが良かった。

後半、頭がパンクしそうになるけど、プログラミングでの抽象化と同じ感覚で乗り切れた気がする。理解したとは言えないけど。バグという言葉が出てきたのであながち間違いではないかも。

終章の〈特異的な幸福〉は今の世の中が生きづらい人にはヒントになりそう。

03.02.2026 16:42 — 👍 13    🔁 1    💬 0    📌 0
Post image

内藤了『COVER 東京駅おもてうら交番・堀北恵平』聴了。
シリーズ第2弾。新人警官が今度は鑑識で研修中にホテルで猟奇殺人が。

シリーズ通しての謎と思われるものがあっさりネタバレ。しかも許容する方向に。そうするとシリーズ最後ではそこがメインになるんだろうな。

謎解きとかより完全な警察小説なんで個人的にはオーディブルにちょうどいいかも。東京駅のホームレスや飲食店の個性的な店主などのキャラも揃ってきた。

31.01.2026 06:34 — 👍 10    🔁 0    💬 0    📌 0
Post image

竹中労『無頼の点鬼簿』読了。
三島由紀夫から竹中英太郎まで亡くなった人についての想い出。

三島由紀夫、梶山季之、大藪春彦、嵐寛寿郎、美空ひばりなど誰もが知る人から斎藤龍鳳、高橋鐵、林征二、植松安太郎など今ではあまり知られてない人達まで。

そして竹中英太郎が著者の父親と知る。東京創元社版の乱歩の挿絵とかの人というくらいしか知らなかった。ガチの活動家だったのか。

29.01.2026 14:50 — 👍 8    🔁 0    💬 0    📌 0
Post image Post image

『茨木のり子集 言の葉 3』『倚りかからず』読了。
1990年代〜の詩集とエッセイ。『倚りかからず』は『言の葉』に全て含まれてる。

著者が晩年韓国語を勉強してた話は今まで読んだエッセイにも出てきいたけど、ここには韓国語の訳詩が入っている。そのどれもが凄く良かった。セレクトしたものが入ってるからだろうけど、真摯に生きる事を扱っているものが多くて他も読みたくなった。

27.01.2026 14:38 — 👍 15    🔁 0    💬 0    📌 0
Post image

『茨木のり子集 言の葉 2』読了。
1970年代〜80年代の詩集とエッセイ。

金子光晴や谷川俊太郎などの他の詩人との関係性が面白かった。
あとは天皇制に関するエッセイの切れ味が凄い。この頃のリベラル知識人の書くものは読み応えある。

26.01.2026 14:35 — 👍 11    🔁 0    💬 0    📌 0
Post image

『今度は落とさないでね -2ちゃんねるの怖い話』読了。

タイトルの話は今ではバリエーションがいろいろできているけど、有名なやつはあまり載ってなかった。
今はYoutubeの映像付きのものをたまに観るけど、面白いとは思っても怖くない。大人になったからなのか、慣れたからなのか。

25.01.2026 03:49 — 👍 12    🔁 0    💬 0    📌 0
Post image

後藤均『写本室の迷宮』読了。
大学教授で推理作家の富井はチューリヒの画廊である手記を手渡される…
第十二回鮎川哲也賞受賞作。

作中作のミステリ小説が『イギリス靴の謎』というエラリー・クイーンを彷彿とさせるタイトル。そしてホームズものを連想させる事件。三重構造の物語の辿り着く先は…
次回作読まないと…

24.01.2026 13:08 — 👍 4    🔁 0    💬 0    📌 0
Post image

ジョン・スラデック『チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク』読了。
ロボットが当たり前の近未来。ロボットにはロボット三原則の為にアシモフ回路が組み込まれていたが、チク・タクというロボットはそれが機能せず…

過去と現代を交互に描くのでチク・タクの変貌が際立って恐ろしい。
芸術家、実業家、ついには…
人間にとってのアシモフ回路は何かなと思いつつ読んだ。

24.01.2026 03:11 — 👍 9    🔁 0    💬 0    📌 0
Post image

夢野久作『氷の涯』読了。
現代教養文庫版の夢野久作傑作選II。
表題作以外の収録作は『難船小僧』、『木魂』、『笑う啞女』、『眼を開く』、『人間腸詰』、『けむりを吐かぬ煙突』。

青空文庫待ちだった『氷の涯』を待ち切れず。これが好きという人がいるのも頷ける。
個人的には『木魂』が1番良かった。
妻と子供を亡くした教師の話。生きる意味とか…

23.01.2026 12:18 — 👍 6    🔁 0    💬 0    📌 0
Post image

営業のK『怪談禁事録』読了。
著者の新シリーズ。27話。

時系列で読んでないから雰囲気変わってエンタメ寄りになったと思ったら新シリーズだった。

怖いやつが多いけど、ほっこりするものもあった。

「妹」と「飼われていたのは……」みたいな動物ものはあまり読んだこと無くて新鮮だった。

21.01.2026 15:42 — 👍 10    🔁 0    💬 0    📌 0
Post image

西研『実存からの冒険』読了。
"私の苦悩"が"社会の苦悩"ではなくなった時代。そこにもう一度道すじをつくる為に実存からすべてを考え直した書。

昔、<知における冒険>シリーズで読んで以来の再読。

村上春樹から始まるのが時代を感じさせる。解説でも言及されてるけど、第一章のニーチェは凄く面白い。一方で第二章はハイデガーの前段階でフッサールとキルケゴールを説明しなきゃなのでボリューム的にも厳しかったんだろうなという感想。

著者の社会変革の挫折の話とかちょくちょく入ってくるのが面白かった。

20.01.2026 13:32 — 👍 8    🔁 0    💬 0    📌 0
Post image

梅原猛『古事記』読了。
古事記の現代語訳。解説と付録の古事記論では著者の仮説も。

日本の神様の名前は長いから覚えられないな。ちゃんと意味追うとプロフィールそのまま名前に盛り込んでるのがわかるけど…
日向神話を歴史的事実とするのは主流ではないんだろうけど、一般的にはそういう風に捉えている人が多い印象だけど、テレビとかの影響だろうか。

18.01.2026 14:37 — 👍 12    🔁 0    💬 0    📌 0
Post image

ブライアン・ラムレイ『黒の召喚者』読了。
ク・リトル・リトル神話の世界観で描かれた短篇集。

タイタス・クロウものも良いけど、『屋根裏部屋の作家』、『創作の霊泉』が好みかな。どちらも日本の漫画で似たような話を読んだ気がするんだけど、気のせいかな。

これで手持ちのアーカムハウス業書は全て読んだ。残りは数万円出して買う事はないので復刊待ちかな。

17.01.2026 14:42 — 👍 11    🔁 0    💬 0    📌 0

そうなんですね。「水槽」も積読なので楽しみです!

17.01.2026 14:23 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0
Post image

カール・ジャコビ『黒い黙示録』読了。
21のホラー短篇集。

冒頭の『黒の告知』で惹きつけられ『二百年の疾駆』で唸って『凧』や『運河』、『悪魔のピアノ』みたいな王道ものでも面白い。
『魔銃』『湖の墓地』『苔の島』もいい。さしてラヴクラフトが絶賛した『マイヴ』は好みではないけど、印象に残る。

16.01.2026 14:05 — 👍 23    🔁 2    💬 1    📌 0
Post image

内藤了『MASK 東京駅おもてうら交番・堀北恵平』聴了。
コインロッカーで見つかった全裸の少年の遺体。その顔には不気味なお面が…シリーズ第1弾。

謎解き、サイコホラーの要素はあるけど、シリーズものらしくこれ一冊だと全体像が見えない。もしそういうものがあればだけど。

一つだけ特異な要素があってそれがシリーズ通してあるものかどうかが次を読まないとわからない。

15.01.2026 12:25 — 👍 11    🔁 0    💬 0    📌 0

@dev-book-read is following 17 prominent accounts