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柴山浩紀

@hiromar12.bsky.social

編集、webちくま編集長。アイコンは長崎訓子さん画。 担当作は、上間陽子さん『海をあげる』、岸政彦さん『東京の生活史』『大阪の生活史』、小松原織香さん『当事者は嘘をつく』、東畑開人さん『聞く技術 聞いてもらう技術』、植本一子さん『愛は時間がかかる』、井奥陽子さん『近代美学入門』など。

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第7回 戯曲の翻訳は稽古場で完成する(『オセロー』その2)|webちくま(筑摩書房の読みものサイト) ✑松岡和子 ✑長崎訓子(挿絵) 蒼井優さんの質問 翻訳の言葉の選択について言うと、私にとって最大の衝撃は、デズデモーナ役の蒼井優さんの質問です。2007年の『オセロー』(蜷川幸雄演出)の稽古場での出来事でした。このときオセローを演じたのは、吉田鋼太郎さんです。 休憩中、蒼井優さんがこちらへやってきました。「デスデモーナは、オセローのことを「あなた」「あなた」って言いますけど、この「あなた」...

【お知らせ】
松岡和子さんの連載「シェイクスピア 私はこう訳してきた」が更新されています。

こんかいは、蒼井優さんのすごみを感じさせるエピソードからはじまります。

ぜひ!

第7回 戯曲の翻訳は稽古場で完成する(『オセロー』その2)
www.webchikuma.com/n/n5e85f39f1...

08.10.2025 05:26 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0
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当事者の声こそ正しい? 同調圧力な現代に必要な「斜め」の視座 | 毎日新聞 「ケア」が注目される時代だ。  子育て、介護、家事――。誰もが誰かに支えられ、そして誰かを支えている。  必要不可欠でありながら軽視されてきたこの概念から、さまざまな事象を再考しようと、文芸誌や美術誌で特集が組まれ、関連書の刊行が相次ぐ。

松本卓也さんのインタビューです。

「「概念は使われていくうちに摩耗し、ほっとくと現状を固定化する道具になってしまう」

「「もちろん、当事者の語りはとても大事です」と松本さん。一方で「当事者の声こそ正しい」「当事者の言うことだから正義だ」と叫ばれる時、固定化した「当事者」の概念は相手をだまらせ、異論をはさむ余地を奪ってしまう。もはや弁証法的な議論は生まれない。」

いいインタビューなので、ぜひ(毎日新聞にも記事のプレゼント機能つけてほしい…)。

当事者の声こそ正しい? 同調圧力な現代に必要な「斜め」の視座 - 毎日新聞
mainichi.jp/articles/202...

27.09.2025 06:56 — 👍 6    🔁 0    💬 0    📌 0
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『生活史の方法』|筑摩書房 筑摩書房『生活史の方法』の書誌情報

【お知らせ】
岸政彦さん初めての新書『生活史の方法ーー人生を聞いて書く』が、11月に出ます。

「第一人者による、最良の手引き」です。

前任者から引き継いだものですが、ほんとうに「待望」と言っていい一冊だと思います。

楽しみに、お待ちください!

www.chikumashobo.co.jp/product/9784...

24.09.2025 13:00 — 👍 3    🔁 0    💬 0    📌 0
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書くことは「技術」なのか(その3)(書くをひらく4 ✑田村美由紀)|webちくま(筑摩書房の読みものサイト) 前回、技術としての書くことの根底にあるのは、「模倣の文化」だと述べた。模倣とは何かを「真似る」ということだが、書く行為に置き直してみれば、それはお手本となるべき文章の規範にしたがって、書き方の「型」を身につけていくというプロセスになるだろう。 これらを「模倣」と言い切ってしまうのは、いささか乱暴な見取り図かもしれないが、今回は書くことを「技術」と捉える見方が、「模倣」という振る舞いを通してどのよ...

【お知らせ】
田村美由紀さんの好評連載「書くをひらく」が更新されました。

文章には、理想となる型があるのか?

本多勝一『日本語の作文技術』、斎藤美奈子『文章読本さん江』などをとりあげて、書くことと模倣との関係をさぐっていきます。

www.webchikuma.com/n/n0cc6bb285...

24.09.2025 03:01 — 👍 2    🔁 0    💬 0    📌 0
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プロローグを読んで、そのままアジアンドキュメンタリーズのサブスクへ。

「現代人必修の傑作ドキュメンタリー31本を語り尽くす」

宇多丸さん+伴野智さん『ドキュメンタリーで知るせかい』リトルモア

18.09.2025 21:31 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0
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三連休に、半分くらい読みました。600ページ超、2段組のおおもので、ことし新装版が出ています。

アーネスト・ジョーンズ『フロイトの生涯』竹友安彦・藤井治彦訳、紀伊國屋書店

16.09.2025 01:52 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0
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上間陽子さんのコメント。

「…兄王子にかけられた呪いを解こうとイラクサを編む姫のように、そこに座り言葉を紡ぐ。おそらくそれが、「そのこと」を抱えて沈黙する誰かをひとりきりにしない、ほとんど唯一の方法だからだ」

ネージュ・シンノ『悲しき虎』飛幡祐規訳、新潮クレスト・ブックス

31.08.2025 11:31 — 👍 2    🔁 0    💬 0    📌 0
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手の指がすごいことになっていますが、『斜め論』の編集者インタビュー後編です。

川添英昭さんによる本のデザインや、装画の山田康平さんについてなど、ちょっと制作裏話的な内容になっています。

本が出てから2週間ほど経ちますが、いろんな読まれ方をしていておもしろいです。

こちらのリンクから読めますので、よかったら。
book.asahi.com/jinbun/artic...

20.08.2025 00:38 — 👍 6    🔁 0    💬 0    📌 0
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【重版】
松本卓也さんの『斜め論』、反響を受けて、さっそく重版決まりました!

ありがとうございます。

千葉雅也さん、東畑開人さん、白石正明さん、宮台由美子さん、相川裕美子さんから、うれしいコメントをいただいています。

ぜひこの機会に、本屋さんへ!

18.08.2025 12:47 — 👍 4    🔁 2    💬 0    📌 0
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【お知らせ】
松本卓也さんの『斜め論』について、インタビューを受けました。

前編は、刊行までの経緯やおすすめの読み方についてです。

2017年、筑摩書房に入社して初めて出した企画なので、やはり思い入れがあります。

本を手にとるきっかけになれば、うれしいです。

book.asahi.com/jinbun/artic...

13.08.2025 00:48 — 👍 6    🔁 1    💬 0    📌 0

けさの「マイあさ」(NHKラジオ第一)に、『斜め論』の松本卓也さん登場です。

新刊について、精神病理学や精神分析の話からはじめて、とてもわかりやすくお話しされています。

こちらのリンクからどうぞ!
www.nhk.or.jp/radio/player...

10.08.2025 06:32 — 👍 3    🔁 0    💬 0    📌 0
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【お知らせ】
松岡和子さん「シェイクスピア 私はこう訳してきた」の最新回です。

今回は、100年ほど同じように訳されてきた、マクベスの名台詞「明けない夜はない」についてです。

原文は The night is long that never finds the day. ですが、じつは、これは誤訳ではないか?

フランス語とドイツ語の訳もつきとめて、この台詞に楽観性を見出すのは、(おそらく)日本独特のことだったと結論づけます。

先行訳に異を唱える、すごい話です。web連載の分量ではない気もしますが、ぜひ。

www.webchikuma.com/n/n4ca08d61a...

05.08.2025 03:09 — 👍 2    🔁 2    💬 0    📌 0
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サンブックス浜田山さんへ。

8月14日閉店ですが、まだまだ本を仕入れに行くとのことです。店にいる最中、何人ものお客さんがいらして本を注文されていました。

代々木上原の幸福書房と並ぶ、個人的にもお世話になっていた本屋さんでした。くやしい。

いい本、たくさん並べてありますので、ぜひ。

04.08.2025 02:32 — 👍 2    🔁 0    💬 0    📌 0
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【お知らせ】
松本卓也さんの『斜め論』の見本ができました。ISBNがゾロ目で、縁起いいです。

垂直(おしつけ)でも、水平(よこならび)でもないケアは、いかにして可能になるのか? スケールの大きな議論をぜひ。

造本も素敵で、本棚にあると映えると思います。

8月7日発売です、ぜひ本屋さんへ!

30.07.2025 23:18 — 👍 5    🔁 2    💬 0    📌 0
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松本卓也さん『斜め論』の「はじめに」が公開されています。

「何者かになる」でもなく、「みんなと同じ」になるでもない。そんな実践を見ていく一冊です。

「垂直(おしつけ)ではなく、水平(よこならび)だけでもない、斜めへ」
chikumashobo.tameshiyo.me/9784480843333

26.07.2025 00:57 — 👍 9    🔁 6    💬 0    📌 0
https://store.tsite.jp/daikanyama/event/humanities/48416-1634360707.html

【8月26日(火)の夜7時〜】
ケアに関心をお持ちの方にとっては、必見のイベントになると思います。

代官山蔦屋では、6年ぶりの顔合わせです。

ぜひ!

松本卓也『斜め論』(筑摩書房)刊行記念
松本卓也×東畑開人トークイベント
「ケアは、どうひらかれたのか?」
t.co/dD8HKogiKH

09.07.2025 00:27 — 👍 2    🔁 0    💬 0    📌 0
https://www.webchikuma.com/n/nd4c300d0d0b4?sub_rt=share_sb

【新連載】
文学研究者の田村美由紀さんによる「書くをひらく」が始まりました。

「人は技術ではなく、関係性によって書いている」という仮説を検証するエッセイです(書くことの能力主義批判というイメージ)。

一人で書くのが苦しい方や悩める編集者に、おすすめです。

t.co/rFrmZJTqWT

25.06.2025 06:35 — 👍 4    🔁 1    💬 0    📌 0
https://www.chikumashobo.co.jp/recruit/

所属する筑摩書房で、正社員募集のお知らせが出ています。

募集職種
編集、出版営業、広告宣伝……いずれも若干名
※ 未経験者は32歳まで(2026年3月卒業見込者は可)

締切
7月21日

いい本をつくって、売る。そういう場所だと思います。

詳細はこちらです。

t.co/ifEs1AG983

24.06.2025 21:52 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0
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「すべてはクレイジーケンバンドから始まった」という最高の始まり方。

雑誌『scripta』の連載を楽しみに読んでいたので、書籍化がうれしい。

夏申さん『わたしの上海游記』紀伊國屋書店

13.06.2025 21:44 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0
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戦争のケアについての新書です。

「私が本書を届けたい人たちは、世界各地で戦争が起きている現状において、何かできることはないか知りたいけれど、血や暴力を直視し、悲しい話ばかり浴びることには抵抗がある、という方々です」

11日発売です。

越智萌さん『だれが戦争の後片付けをするのか』

04.06.2025 08:31 — 👍 10    🔁 5    💬 0    📌 0
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【お知らせ】
松岡和子さんの連載が更新されています。今回は、「主語と独白」をテーマに『ハムレット』を読み解きます。

・独白の意味。
・it をどう訳すか。
・To be, or not to be の訳のむずかしさ。

名台詞がてんこもりの回です、ぜひ!

www.webchikuma.com/n/nae2c5582a...

03.06.2025 02:35 — 👍 4    🔁 2    💬 0    📌 0
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【お知らせ】
松岡和子さんの連載が更新されています。今回は、「主語と独白」をテーマに『ハムレット』を読み解きます。

・独白の意味。
・it をどう訳すか。
・To be, or not to be の訳のむずかしさ。

名台詞がてんこもりの回です、ぜひ!

www.webchikuma.com/n/nae2c5582a...

03.06.2025 02:35 — 👍 4    🔁 2    💬 0    📌 0
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第2回 あいだのひと/『ハムレット』その1|webちくま(筑摩書房の読みものサイト) ✑松岡和子 ✑長崎訓子(挿絵)  第2回は、『ハムレット』です。  シェイクスピアの四大悲劇のひとつであり、もっとも有名な作品と言ってもいいかもしれません。「文学のモナリザ」と言われたりもします。  これまで、たくさんのひとがこの作品について論じてきました。どこから話をすればいいのか、とてもむずかしい作品です。  2回にわたり『ハムレット』を取り上げますが、今回はハムレットのまわりにいる...

【お知らせ】
松岡和子さんのシェイクスピア翻訳についての好評連載、第2回が更新されました。

今回は『ハムレット』をとりあげます。

・ハムレットは何歳?
・Something too much of this. はどう訳す?
・オフィーリアの台詞の秘密とは?

読みごたえありです、ぜひ!

www.webchikuma.com/n/n66a7d59a9...

03.05.2025 02:52 — 👍 4    🔁 2    💬 0    📌 0
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『おてあげ』5号刊行記念トーク 公開企画会議  「おてあげ叢書」立ち上げの夜 蟹ブックスでも大人気のZINE『おてあげ』を作っている『困ってる人文編集者の会』から面白そうなイベント企画をお持ち込みいただきました! 人文編集者のみなさんの会議を生で見てみたい...

イベントのお知らせです。

書店バイヤーさんによる本をつくるための、公開企画会議があります。

終わったあとは打ち上げあるので、あわせてどうぞ!

kani-oteage.peatix.com

31.05.2025 02:22 — 👍 0    🔁 1    💬 0    📌 0
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『おてあげ』5号刊行記念トーク 公開企画会議  「おてあげ叢書」立ち上げの夜 蟹ブックスでも大人気のZINE『おてあげ』を作っている『困ってる人文編集者の会』から面白そうなイベント企画をお持ち込みいただきました! 人文編集者のみなさんの会議を生で見てみたい...

イベントのお知らせです。

書店バイヤーさんによる本をつくるための、公開企画会議があります。

終わったあとは打ち上げあるので、あわせてどうぞ!

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31.05.2025 02:22 — 👍 0    🔁 1    💬 0    📌 0
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読みはじめましたが、おもしろいです。本のつくりかたも、すごく丁寧に感じます。

チャヂャン麺=「ドラマや映画で韓国人がいちばんうまそうに食べる料理」たしかに。

周永河『食卓の上の韓国史』丁田隆=訳、慶應義塾大学出版会

06.05.2025 00:55 — 👍 2    🔁 0    💬 0    📌 0
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第2回 あいだのひと/『ハムレット』その1|webちくま(筑摩書房の読みものサイト) ✑松岡和子 ✑長崎訓子(挿絵)  第2回は、『ハムレット』です。  シェイクスピアの四大悲劇のひとつであり、もっとも有名な作品と言ってもいいかもしれません。「文学のモナリザ」と言われたりもします。  これまで、たくさんのひとがこの作品について論じてきました。どこから話をすればいいのか、とてもむずかしい作品です。  2回にわたり『ハムレット』を取り上げますが、今回はハムレットのまわりにいる...

【お知らせ】
松岡和子さんのシェイクスピア翻訳についての好評連載、第2回が更新されました。

今回は『ハムレット』をとりあげます。

・ハムレットは何歳?
・Something too much of this. はどう訳す?
・オフィーリアの台詞の秘密とは?

読みごたえありです、ぜひ!

www.webchikuma.com/n/n66a7d59a9...

03.05.2025 02:52 — 👍 4    🔁 2    💬 0    📌 0
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上間陽子さんのおすすめと聞いて。

02.05.2025 03:34 — 👍 3    🔁 0    💬 0    📌 0
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お待ちかね、ジュンパ・ラヒリの新刊。

『低地』を読んだときのことは忘れがたい。

29.04.2025 00:33 — 👍 4    🔁 0    💬 0    📌 0
https://www.webchikuma.com/n/n4bfd921f8a86

【新連載「本は本屋にある」】
各界で活躍されている方たちがお気に入りの書店を紹介するリレーエッセイが、webちくまで始まりました!

第1回は、翻訳家の柴田元幸さんが懐かしの書店を振り返ります。

1軒目 ヤマト書房からHousing Worksへ
t.co/cBTbREWNxo

11.04.2025 09:25 — 👍 3    🔁 1    💬 0    📌 0

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