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併読 タニス・リー通読 https://z.wikiwiki.jp/katka/topic/3 富野由悠季通読(小説) 周回 - リーンの翼新旧対読 https://z.wikiwiki.jp/katka/topic/23 菅野由弘リスニング https://z.wikiwiki.jp/katka/topic/26 作業 和歌 https://utakatanka.jp/kajin/6090

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ヴァンパイアというのは「血を吸われた者は仲間になる」性質が強調されれば「吸血鬼は群れるもの」という話になるのはわかる。わたしは、魔物が家族や結社や国をつくるのは趣味でないし、魔物に立ち向かう側が集団で討伐するのも尚更趣味でない

01.11.2025 14:46 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

『ヴァンパイア・レスタト』下・読了。この速さ。面白かったが、この下巻終章に近くなって、シリーズ自体が後に苦手になった理由も思い出す。たしかこの後はシリーズのキャラクターが続々再登場してレジェンド同士が顔合わせ、ディスカッションというか和気藹々と歓談する模様にわたしは早々に厭気がしてた

とはいえ、第一作の『夜明け~』からしてもともとファミリードラマではある。今わたしはここまで再読の予定だったのでアン・ライスはひとまずここまで

01.11.2025 14:32 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

ターンXとターンAのところで考えた「純粋に戦いを楽しむものこそ」、というのはコモンの魂の在り方にも言える。というか、それだけならフェラリオにも、ガロウ・ランにもいえるか……。実際、ハロウのようなフェラリオはその身の業、我執から浄化されると脱俗してこの世の生き方はもうやめるみたいだった

31.10.2025 14:26 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

リュクス姫を「コモン人=異生物」のように考えるのはまた鈴木君には難しいだろう。それはでも、鈴木君が姫に膝で殴られたからだ

31.10.2025 14:14 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

迫水感覚では、初めて来たときから異世界感覚はなく、現実のどこかの国の砂漠地方に来たと思っていたほどだが、その後どこまで馴染んでも究極のところでは「ここは現実」とは信じきれず、この世界で生きることの生き甲斐も本当には掴めないような、覚めない夢のような体験で、ひとつ踏み外せば現実感を失うんだろう

31.10.2025 14:08 — 👍 1    🔁 0    💬 1    📌 0
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リーンの翼 #268 かとかの記憶 純粋に戦いを楽しむコモン 「39 海の壁」(旧) 「24 靴の翼、海へ」(新)つづき 軍に憲兵組織を作りそれをアンマが引き受けるという話をする中で、味方を監視するのは「ガロウ・ラン

コモン人は、地上界の歴史の中世以前の時代に当たる文化習慣の人達、というのとも根本的に異なる。魂のマスカレイドという話を手短に思い出したかった。あと、地上人のテレパシーの便利さについても考えたけど、それはまた今度考え
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31.10.2025 14:01 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0

『禁忌と言われているからには抜け道があるんだろう』という勘繰りを許す制度であることがひとつ

最近になってそのありえない地上人が頻々とこの地に落ちてくるようになった……というのが、リーンかAB戦記の語り出しで、じきに忘れて「コモン人=地上人と同じ人間」感覚で読むのは怪しい。コモンはそもそも人間と同じ生物なのかも

31.10.2025 13:58 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

バイストン・ウェルに地上人が生きたまま生身で紛れ込むことは、ありえないことで、「10年に一度」「100年に一度」のような頻度でも決して許されず、あってはならないことでもある。

「本来あってはならない」と言い伝えられているということは、つまり、その規則の隙を突いて何度か地上人が紛れ込んだことがあるのだが、あくまで禁忌のことで、そのすべはフェラリオの伝承でも黒歴史とされている。オーラロードを常設解放するようなアイデアは言語道断で考えられない

31.10.2025 13:54 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

ニュータイプの定義なんてわたしはどうでもいいが、この界隈にはその根拠や権威が欲しい人々が大勢いて、そのくせ言われてることには何も従わないことは毎回のことでしってる。インフラがどうというのにニューもタイプも関係ないが、その界隈に多少きく。

ジークアクスとは無関係に、わたしは「スコード教説話」みたいなものを考えて書いてるのが今年は面白かった。金星の妖精話しかしてないか…?

30.10.2025 15:42 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

先々週くらいの富野由悠季インタビュー戦後80年に聴くという、配信の録音のを聴く。富野記事を毎回そのつど読んでいる読者ならいつものお話かもしれないが、この放送のとりとめなく断片的な談話から意味をつかめるのはまたよほど訓練された富野リスナーだと思った。DC版がどうとか言っていたのでそれで補うのかしれないが、そんな長いものを聴くのはそれこそ富野専門家だろう

30.10.2025 15:36 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

『ヴァンパイア・レスタト』柿沼瑛子訳、上まで読む。わたしはこのシリーズをずっと前に読んでいるが第三作くらいで飽きてしまい……でも一二作は夢中で読んだのを覚えている。このたびも、数か月置いていたけど開けば没頭して読む。

ストーリー本編のまえに、序章のレスタトのモノローグが今読んでも面白い。1985年時点で吸血鬼がこういう自認だとしてそれからどんなジャンルの進展があったかはわたしはよく知ってるわけでもない。2000年過ぎてもずーっと異端や魔女狩りに熱心なダークファンタジー作家もいる。そんなに世界がスリリングだったらどんなにいいだろう!

30.10.2025 15:07 — 👍 1    🔁 0    💬 1    📌 0

「古代人にとっても古歌」という歌のシチュエーションについては、この7月頃に「この旅人あはれ」について触れてた。飛鳥時代の当時人にも30年前の歌は古歌

28.10.2025 02:02 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

先日までのギルガメシュ叙事詩にしても、紀元前2300年頃のどんなリスナーがどんなシチュエーションで聴いていたのかははっきり想像できない。当時の人々には『ももたろう』くらいポピュラーで、ポピュラーすぎて普段娯楽として聴くには古臭すぎたかもしれんし……。

その名残は19世紀頃まで東欧辺りで伝承されていた等読んだこともあるが、そう書いてあるのを読んだだけで本文はいまだに知らない

28.10.2025 01:59 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

ライトノベルにかぎらず、ファンタジーの作家でもこういう作中歌とか、神々の讃歌とか、呪文の本文などを小説の作中で実際に作詞されることはそんなになく、『歌った』とか『朗々と語った、唱えた』と書く一方で文面に触れずに済ますものだと思う。こんなに長いのは珍しい。わたしはこのまえハイネの本を読み返していたが、この五七調の翻訳っぽいリズムは久美さんは得意だったのかもしれないな

28.10.2025 01:54 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

先日「小説ドラゴンクエストIV」を読んで書き忘れていたが、これの1巻でホイミスライムのホイミンが歌う物語詩(バラード)の『水の教訓』は、オリジナルにしては異例に長く、今読み返してもけっこう良い詩だと思っていた。そこまでストーリーに必要ではないけどホイミンのキャラクターには重要な

28.10.2025 01:52 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

わたしはアイヌ神謡集だったか……の、『私は人間にたいして悪い、悪いことをしたのでこうして引っ括られ、皮を剥がれて残念なことになったのです』……と自分語りする動物の神か霊の悪行の気持ちが好き、だが今シュメールやなんかがそれと一緒くたにはしない

27.10.2025 16:07 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

でも『人間は多くてうるさいな』と思う神はメソポタミアのよほど大きな都市を目にした時代の神じゃないだろうか……。森の中の暮らしや、山間に点在する小さな集落を祟って滅ぼす神々の気持ちはまたそれと別の暴虐理不尽さのはず

よく分からないことは英訳と対照してみるくらいしかわたしは今しないが、これはそれ以前。でも想像は重ねる

27.10.2025 16:01 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

『最近の人間はよく神を敬わなくなってきたから洪水をやって滅ぼす』という神の理由は、人間的にもよくわかる。人間が不敬なことはいつの時代も言い訳できないことで滅ぼされても仕方ないと思うことだろう。ただし、最古の型ではない

人が増えすぎて環境破壊する、森を荒らすとか動物を狩るのが駄目だとか、人同士で戦争をやめないとか、異種と相互理解しない心のなってなさだから滅びろというのは、ありきたりでありふれた現代の理由づけだが、古代の神の『うるさいから』という率直簡明な人類殲滅の理由はわたしは好き。むしろそちらをリスペクトできる

27.10.2025 15:57 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0
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古代オリエント #20 かとかの記憶 古代オリエント集(アッカド)続き 「アトラ・ハシース物語」杉勇訳 から再開。今、読み始め、第一部第三欄まで。

アトラ・ハシース物語、筑摩古典から続き。もちろん初めて読んだわけではないがこの断片断片の訳では何度読んでもよくはわからない。ストーリーを知りたければネットに幾らでも転がっていようけど、想像に想像を重ねて「これをどんなふうに語ったんだろう」とか考えるのは、しようのない要約解説よりは好き
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27.10.2025 15:51 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

夜には寒くなるようなことが予報に書いてあったがそんなに夜道は寒くない。この何年か……いつ頃からかは覚えていないが夜間の街灯がだんだんと目に眩しくなり、夜に歩くにも帽子をかぶったほうが楽だと思うようになっていた。街灯がLED化したような年代がいつかも覚えてもないが、それよりはわたしの目が弱っているのだろうか

空は暗くて雲は白く光っているような都市の夜空は、わたしは見上げて歩くのは、わりと好きだ。そのように雲に隙間があって空が見えているということは、放射冷却効果が効いて昨日よりは朝寒くなるのだろう

27.10.2025 13:45 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

村を出て数歩行けばモンスターが襲ってくるような頻度で、町から隣町までの間には必ず戦闘がある。魔物は自然の動物ではなく、明らかに人間に敵意がある。それくらいの魔物密度だと、人の住む村や町を点として、ほかの全面は魔物で充満する荒野、「人類は包囲されている」ような気分で人は生きているんじゃないだろうか。

ドラクエの住民はそのわりにもっと牧歌的で、おおよその集落も高い柵で囲っている様子でもないけど、そんな、人間がどんな神経してるんだと考えながら生まれつき善良で正気な少年少女に思い入れしにくい。「ゲームのお約束だから」とは、言われたくない。

26.10.2025 15:17 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

小説ドラゴンクエスト4を読み返したので続きに5も読んでいた。厚い本じゃないのですでに2巻と半分くらい過ぎたが、あらためて同作者でも5のほうはいささかもう退屈してきた。しょせんモンスターバトルが主旨のゲーム原作で、血みどろが進むほど読者が飽き飽きするとは……。

しかし、小説4に比べて5ははっきりと対象読者の年齢が下げてあるのは読め、そのことに「ものたりない」というのは大人げないこと

26.10.2025 15:00 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0
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リー作品の受容と連想 #9 かとかの記憶 小説ドラゴンクエストⅣ 82年頃から始まるリー翻訳を読みながら育ち、自ら創作にも取りかかったFT作家は、居るとは思うが、その旨ご自分で公言していないことにはわたしは一人びとりについ

たんに「当時のお約束でしょ」と思っていれば何も読まないし、面白くもない。タニス・リーのファンには平たい地球の浅羽訳の信者がやはり多いけど、あれはリーのもともと作風でもないし、そのシリーズ以外ではあんな感じではない
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25.10.2025 03:24 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0
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katkaさんの感想・レビュー katkaさんの久美沙織『小説 ドラゴンクエストIV 4 天空夢幻 (小説ドラゴンクエストシリーズ)』についてのレビュー...

タニス・リーへの興味でなく「殺戮」への興味とか、神や世界秩序に反抗することだと、いま同時中のリーンのゴゾ・ドウなどの話と絡めてもいいかな。それだと当時8年くらい差になるけど
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25.10.2025 03:21 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0
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katkaさんの感想・レビュー katkaさんの久美沙織『小説 ドラゴンクエストIV 1 魔起黎明 (小説ドラゴンクエストシリーズ)』についてのレビュー...

小説ドラゴンクエストIV再読、5日で4冊読む。再読だし何度も読んでいるが、やはりこの『IV』は何度も読むものだろう
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25.10.2025 03:19 — 👍 1    🔁 0    💬 1    📌 0

タニス・リー Anackireを読み始める(Vis2)
また美青年の裸からか! 序文を読んだだけで今夜

20.10.2025 15:00 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

タニス・リー The Castle of Dark(闇の城)おわり。開いた日に1章ペースで180ページにのんびり1か月ほどかかる。

いっぽう、『Uボート』上下800ページを一心不乱に3日で読破。これはこういうもの

20.10.2025 13:08 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

バイストン・ウェル全体の構造、世界のイメージというのも、コモン人の中にそうした世界観を描く専門の神学者がいるわけでなく、それを担当しているのは上級のフェラリオ。そのフェラリオ達は世界全てを観察して知っているのかというと、フェラリオ達にしてもまたそれぞれが前任から代々聴き語り継いでいる伝承である。

「バイストン・ウェルは伝承を基にする世界」なことについては、あまり掘られていないみたいか。サンライズのロボット研究所みたいな関心でそれは問題にできないだろう

18.10.2025 14:26 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0
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リーンの翼 #251 かとかの記憶 トゥム、ネイラ・ザン、ノム 「35 惨殺という景色」(旧) 「22 揺れ地」(新)つづき 「ネイザ・ランかノムが動いているのだ……」(旧) 「ネイラ・ザンかノムが踊っている……い

バイストン・ウェルの地下界ボッブ・レッスについて語ることは不毛だ。とにかくコモン人でそこを見た者はいないのだし、そこで起こった何事も伝わっていない。全くのところ世界観のイメージを成り立たせるための仮説上の名でしかない。

不毛と思いつつ、時おりその地下界のことを考えたりする
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18.10.2025 14:22 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

ネイラ・ザンとかノムとかいう……ガロウ・ランが住むか、ガロウ・ランが住むよりもっと地下の暗いところの世界という話は、ぶっちゃけて「バイストン・ウェル物語」の作中には出てこないのだし、ただ伝承として語られ続ける名にしておけばだろう。

わたしはこの創界山みたいな階層を図示しておかれるのも冷めた目でみる。コモンにとっても未知のこと、どうとでもいう

18.10.2025 14:03 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

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