太郎次郎社エディタス's Avatar

太郎次郎社エディタス

@t-editus.bsky.social

出版社 太郎次郎社エディタスの公式アカウントです。 http://www.tarojiro.co.jp

50 Followers  |  84 Following  |  25 Posts  |  Joined: 28.03.2025  |  2.1957

Latest posts by t-editus.bsky.social on Bluesky

Preview
こんな授業があったんだ|第57回|池を掘る〈前編〉|宮崎勇市 | [Edit-us] 授業って、教科書を学ぶためだけのもの? え、まさか。1980〜90年代の授業を中心に、発見に満ちた実践記録の数々を紹介します。初回から読む授業「池を掘る」 魚を飼おうと、まず池づくりから 〈前編〉(小学1年生・1992年)宮崎勇市1年生の6月。校庭で生き物を飼おう。どんなものがいいかな? 私は、92年4月に、神奈川県茅ヶ崎市の鶴が台団地という住宅公団のまんなかにある全校14クラスの小さな学校に転任...

こんな授業があったんだ|第57回|池を掘る〈前編〉|宮崎勇市 | [Edit-us]
授業って、教科書を学ぶためだけのもの? え、まさか。1980〜90年代の授業を中心に、発見に満ちた実践記録の数々を紹介します。

6月、1年生が学校に慣れてきたころ、「生き物を飼おうよ。どんなものを飼いたいか考えて、連絡帳にメモしておいてください。おうちの人と相談してもいいからね。(中略)1週間後、子どもたちが考えてきたものを発表してもらいました。子どもたちの提案は20種類ぐらいにおよび、数が多すぎて、しぼりきれません。
……続きは↓
www.editus.jp/archives/15619

08.09.2025 08:09 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0
Preview
お父さんはフェミニストだよ、と言える日のために|第12回|子どもに読まれる日がやがてはくるのだ|張江浩司 | [Edit-us] 息子をジェンダーの呪縛から解き放たれた子に育てたい──。悩みながら、手探りで子育てに奮闘する父の試行錯誤の育児記録。初回から読む第12回子どもに読まれる日がやがてはくるのだ張江浩司まもなく1歳、バグる成長の遠近感 この連載も、はや12回目。光陰矢の如しすぎる。写真を見返すと、当たりまえだがエッセイを書きはじめたころの子どもは見まごうことない赤ちゃん。ときおり「ふえー」と泣き、乳を飲むことしかできな...

お父さんはフェミニストだよ、と言える日のために|第12回|子どもに読まれる日がやがてはくるのだ|張江浩司 | [Edit-us]
息子をジェンダーの呪縛から解き放たれた子に育てたい──。悩みながら、手探りで子育てに奮闘する父の試行錯誤の育児記録。

何歳なら正当な判断ができるといえるのだろうか。10歳のときに「読んだけど、なんか面白かった」と言ってくれたとしても、15歳で「は? 最悪なんだけど」となる可能性もある。民法上は18歳から責任能力があるということになっているが、そこをクリアしたとて油断してはならない。
……続きは↓
www.editus.jp/archives/15585

08.09.2025 08:09 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0
Preview
いっそ阿賀野でハラペーニョ!|第12回|ハラペーニョよ、無事に発芽してくれ|高松英昭 | [Edit-us] フリーカメラマンが百姓に転進? 常識も前例も踏みこえて、今日も地域おこし協力隊はゆく。タコスソース売り出します。

いっそ阿賀野でハラペーニョ!|第12回|ハラペーニョよ、無事に発芽してくれ|高松英昭 | [Edit-us]
フリーカメラマンが百姓に転進? 常識も前例も踏みこえて、今日も地域おこし協力隊はゆく。タコスソース売り出します。

阿賀野市でハラペーニョを栽培するには、育苗が最大の課題だった。(中略)逆算すると3月下旬までには種まきを終わらせたかった。発芽させるには20度以上の温度が必要だが、新潟の冬は長い。3月に入っても残雪があるくらいで、平均気温は10度を下回る。どこかに「春」をつくる必要があった。
……続きは↓
www.editus.jp/archives/15582

08.09.2025 08:08 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0
Preview
他人と生きるための社会学キーワード|第14回(第4期)|ニーズ──どうしたら満たされるか|小山田建太 | [Edit-us] 毎回、ひとつのキーワードから「問題を考えつづける」ための視点を伝えます。社会学者から若い人へのメッセージ。これまでのキーワード一覧ニーズどうしたら満たされるか小山田建太  2023年4月に「こども家庭庁」が発足し、あわせて「こども基本法」が施行された。こども家庭庁は「こどもまんなか社会」の実現を目指す行政機関であり、こども基本法はこども施策を社会全体で総合的に推進していくための包括的な基本法である...

他人と生きるための社会学キーワード|第14回(第4期)|ニーズ──どうしたら満たされるか|小山田建太 | [Edit-us]

2023年4月に「こども家庭庁」が発足し、あわせて「こども基本法」が施行された。こども家庭庁は「こどもまんなか社会」の実現を目指す行政機関であり、こども基本法はこども施策を社会全体で総合的に推進していくための包括的な基本法である。なぜこのような行政機関や法律が成立する必要があるのかといえば、それは日本社会での子どもや若者の「ニーズ」が十分に満たされていないためである。
……続きは↓
www.editus.jp/archives/15580

08.09.2025 08:08 — 👍 1    🔁 1    💬 0    📌 0
Preview
雑踏に椅子を置いてみる|最終回|生まれてきてくれてありがとう|姫乃たま | [Edit-us] 「居場所」は見つけるもの? つくるもの? だれもがもっていそうなのに探し求められつづける、現代における自分の「居場所」論。 最終回生まれてきてくれてありがとう姫乃たま人はいつ死ぬのか/生まれるのか 死にたいと思いつづけて生きてきました。 なぜかずっと、子どもを生みたいとも思って生きてきました。 当然、私なんかが子どもを生んでいいのだろうかという疑問にぶつかります。 人生がちっともつらくも悲しくもな...

雑踏に椅子を置いてみる|最終回|生まれてきてくれてありがとう|姫乃たま | [Edit-us]

子どもを生もうと決意したのは人生において大きな一歩でしたが、出産どころか、妊娠するのは思いがけず難しいことでした。人はいつ死ぬかわからないのと同じように、いつ生まれてくるのかもわからないのです。医療の力を借りても、それは変わりません。私はそのことをわかっていませんでした。死ぬことばかり考えて、生まれてくることについては、あまり考えたことがなかったのです。
……続きは↓
www.editus.jp/archives/15590

本連載は今月で完結。書き下ろしを加えた単行本が1月刊行予定です。

08.09.2025 08:07 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0
Preview
Edit-us|わたしたちのあたりまえを編みなおす。風通しのいい今日のためのWebマガジン。

Webマガジン[Edit-us]、更新しました。リンクは本ポストのツリーから。今月号の執筆者(50音順/敬称略)

・小山田建太
・高松英昭
・張江浩司
・姫乃たま
・宮崎勇市

www.editus.jp

08.09.2025 08:06 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0
Preview
Edit-us|わたしたちのあたりまえを編みなおす。風通しのいい今日のためのWebマガジン。

Webマガジン[Edit-us]、更新しました。
今月号の執筆者(50音順/敬称略)

・小平陽一
・高松英昭
・張江浩司
・三津田悠
・栁澤靖明
@yanagisawa-yasuaki.bsky.social

www.editus.jp

06.08.2025 09:30 — 👍 0    🔁 1    💬 0    📌 0
Preview
旅するフリーランス農家が提案「短期集中で農業いかが?」 - 日本経済新聞 6月5日、和歌山県日高川町の山あいにある梅農園。園主の藏光俊輔さんの指示のもと、鮮やかな黄緑色に実った梅をスタッフが収穫し始めた。手が届くところにある実は地面に立ったまま、もっと高い位置にある実は木によじ登ったり、梯子(はしご)を使ったりしながら、一つ一つ手でもいでいく。その中に、小葉松真里さんの姿があった。4月はアスパラ、5月は田植え、6月は梅藏光さんは「農繁期にスポットできてくれるので

旅するフリーランス農家が提案「短期集中で農業いかが?」
www.nikkei.com/article/DGXZQO...

4月は北海道でアスパラガス収穫。5月は京都で田植え。沖永良部島のサトウキビ畑では人集め。

たどり着いたのはフリーランス農家というスタイルでした。

28.07.2025 22:45 — 👍 24    🔁 13    💬 0    📌 1
【海外マンガの本棚】第124回『わたしを忘れないで』
YouTube video by 書肆喫茶mori 海外コミックスのブックカフェ 【海外マンガの本棚】第124回『わたしを忘れないで』

書肆喫茶moriの森﨑さんとお送りしている「海外マンガの本棚」、昨日更新しました。今回はアリックス・ガラン『わたしを忘れないで』(吹田映子訳、太郎次郎社エディタス)を取り上げています。
Youtube:
youtu.be/xPb1SGmt3Qs?...
Spotify:
open.spotify.com/episode/429Y...

02.08.2025 07:05 — 👍 1    🔁 2    💬 0    📌 0
Preview
共生の社会学 選書家、幅允孝が厳選する「サステナブルな未来の実現に向けて自分の意見を作るための」ブックリスト。

共生社会研究を『共生の社会学』(太郎次郎社エディタス)として刊行していただいてから、はやくも9年が経ちました。
www.goldwin.co.jp/tnf/special/...

その続きになる本を、目下準備中です。多様性と凝集性の両立を思惟することが、いまどんな「問題」に直面させられているのか、じっくり考えてみました。

14.07.2025 00:06 — 👍 2    🔁 1    💬 0    📌 1
Post image

「マイノリティが社会のなかで生きていくには、「壁」がいっぱいある。その壁を乗り越えようとすることを、多くの人が応援しますよね。がんばれ、がんばれって。そこにありがたさと同時に、さみしさみたいなものを感じることもあります。ほんとうは、その壁そのものに穴を開けられないだろうかとか、ハシゴをかけられないだろうかとか、そういうかかわりをもつことを目指したいんです。「みんなでなんとかする」ってことを考えてみませんか、と」 木下理仁 編著『国籍のゆらぎ、たしかなわたし』(太郎次郎社エディタス)再入荷しました。 tinyurl.com/2s3wz2ae

11.07.2025 08:28 — 👍 9    🔁 2    💬 0    📌 0
Preview
いっそ阿賀野でハラペーニョ!|第11回|種まきからはじめます|高松英昭 | [Edit-us] フリーカメラマンが百姓に転進? 常識も前例も踏みこえて、今日も地域おこし協力隊はゆく。タコスソース売り出します。

いっそ阿賀野でハラペーニョ!|第11回|種まきからはじめます|高松英昭 | [Edit-us]

年末にかけては(中略)市役所内での活動が多かったが、年明けからは、種まき準備など具体的に動きださなければならなかった。タコスソースの原料となるハラペーニョが収穫できなかったら、それで事業は頓挫である。⋯⋯続きは↓
www.editus.jp/archives/15489

06.08.2025 08:48 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0
Preview
お父さんはフェミニストだよ、と言える日のために|第11回|父の葬式で考えた「父親」のこと(後編)|張江浩司 | [Edit-us] 息子をジェンダーの呪縛から解き放たれた子に育てたい──。悩みながら、手探りで子育てに奮闘する父の試行錯誤の育児記録。初回から読む第11回父の葬式で考えた「父親」のこと (後編)張江浩司旅暮らしだった父の結婚 納棺の日になって、葬儀会社の人と湯灌師ゆかんしがやってきた。テキパキと父の遺体をきれいにして、死装束を着せていく。この作業を目の当たりにするのは初めてではないが、早技ともいえる合理的なテクニッ...

お父さんはフェミニストだよ、と言える日のために|第11回|父の葬式で考えた「父親」のこと(後編)|張江浩司 | [Edit-us]

父と母はお見合いで、そのときおたがい34歳だった。父は1浪2留のすえに東京の大学を出て、その後は自動車工場の期間工をして金を貯めてアメリカやカナダに行き、資金が尽きたり体調を崩したりしたら実家に帰ってきてひと休みして、また東京で働いて海外に行くという、世界を股にかけたその日暮らしをやっていたらしい。⋯⋯続きは↓
www.editus.jp/archives/15485

06.08.2025 08:47 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0
Preview
こんな授業があったんだ|第56回|高校家庭科・糸つむぎの授業〈後編〉|小平陽一 | [Edit-us] 授業って、教科書を学ぶためだけのもの? え、まさか。1980〜90年代の授業を中心に、発見に満ちた実践記録の数々を紹介します。初回から読む高校家庭科・糸つむぎの授業〈後編〉 (高校1年生・1995年)小平陽一〈前編〉から読む糸を染める 糸ができたら、つぎは糸を染めてみましょう。 染色には化学染料で染めるのと、自然のものを使う草木染めとがあります。化学染料は色合いが鮮やかで染めが容易、色落ちもしにく...

こんな授業があったんだ|第56回|高校家庭科・糸つむぎの授業〈後編〉|小平陽一 | [Edit-us]
糸ができたら、つぎは糸を染めてみましょう。(中略)化学染料は色合いが鮮やかで染めが容易、色落ちもしにくいのですが、ここでは草木染めをします。なんといっても、自然の色は優しくて、気持ちのいいものですから。藍、あかね、紅花、エンジュ、すおう、きはだ⋯⋯、いろいろなものが材料になります。⋯⋯続きは↓
www.editus.jp/archives/15546

06.08.2025 08:47 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0
Preview
他人と生きるための社会学キーワード|第13回(第4期)|見識ある市民──「自分の頭で考える」ということ|三津田悠 | [Edit-us] 毎回、ひとつのキーワードから「問題を考えつづける」ための視点を伝えます。社会学者から若い人へのメッセージ。これまでのキーワード一覧見識ある市民「自分の頭で考える」ということ三津田 悠 価値観が多様化し、また情報が氾濫し、何が正しく何が間違っているのかを簡単には見通せなくなった現代社会において「自分の頭で考える」ことの重要性が叫ばれることがある。社会の変化を見すえたうえで、既存の権威や伝統によって「...

他人と生きるための社会学キーワード|第13回(第4期)|見識ある市民──「自分の頭で考える」ということ|三津田悠 | [Edit-us]

しかし他方で厄介なのは、この「自分の頭で考える」というスローガンが、よりよい社会生活を求めるための共通の基盤を根底から破壊しかねない言説──いわゆる「陰謀論」や「フェイクニュース」と呼ばれる、科学的な真理や民主主義の制度を骨抜きにしかねない言説──を産みだし、それを正当化してもいる、という事実である。⋯⋯続きは↓
www.editus.jp/archives/15501

06.08.2025 08:46 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0
Preview
保護者の疑問にヤナギサワ事務主幹が答えます。|第4回|学校行事の写真、ほしい?(……よね)|栁澤靖明 | [Edit-us] 学校にあふれる「それ、どうなの?」に現役学校事務職員がていねいに答えます。保護者を助けるいろいろな制度も紹介。 初回から読む前シリーズを初回から読む 第4回学校行事の写真、ほしい?(⋯⋯よね)栁澤靖明  「はい! チーズ」──パシャ。今回は写真の話をしようと思います。
 そのまえに、なんでチーズっていうの? って気になりませんか。その疑問から解決しましょう。最近は「教えて、生成AI」の時代ですね。...

保護者の疑問にヤナギサワ事務主幹が答えます。|第4回|学校行事の写真、ほしい?(……よね)|栁澤靖明 | [Edit-us]
「はい! チーズ」──パシャ。今回は写真の話をしようと思います。(中略)写真は写真でも、撮影ではなく、今回はその販売について考えます。学校で記録用や広報用に写真を撮るのは理解できますが、記念写真の販売ってどうなんでしょうかね~って、ずっと思っていました。……続きは↓
www.editus.jp/archives/15491

06.08.2025 08:45 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

公正を乗りこなす

正義とは何か
道徳とは何かという壮大な話も取り上げているし
またSNSのプロフの「右でも左でもない普通の〜」や某氏の「それってあなたの感想ですよね」問答の問題点など多岐に渡り、違和感、論拠を哲学、論理学的に言語化してくれたのは大きい

amzn.asia/d/8bjK7W9

13.04.2025 22:09 — 👍 1    🔁 1    💬 0    📌 0

「公正を乗りこなす」読了。「正義」と「善」は被るところがあるものの本質的には分けられるもので、正義の土台には必ず公正さがあるというのは議論の時に不可欠な要素ですね

04.03.2025 13:06 — 👍 133    🔁 37    💬 1    📌 1

『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす』に書かれていた「積極的無関心(他人の利害関心の追求に首をつっこんで、それを自分ゴト化しないように心がけること)」の重要さ、忘れずにいたい

25.02.2025 15:43 — 👍 3    🔁 1    💬 0    📌 0
『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす』書影

『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす』書影

この問題でも参考すべきはこちらの本だろう。上で記した「無神経さ」はまず権力勾配が上の人間から下の人間への抑圧の形で発露されるものなので。
この構造を無視しマイノリティに一方的な自助努力を求める言説はグロテスクなため、本書で説かれる「積極的無関心」や「消極的自由」(いずれも語感で誤解されそうだが寛容を目的としたものだ)をマジョリティが習得しないことには問題の解消に至らない。

15.02.2025 09:50 — 👍 3    🔁 2    💬 1    📌 0

『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす: 正義の反対は別の正義か』朱喜哲(太郎次郎社エディタス 2023)読了。これめっちゃ刺さった。なんかモヤーッとして上手く言えなかったことを明示化してくれた感じ。一回しか読んでなくて身に付いてないので再読したい。

14.02.2025 12:21 — 👍 9    🔁 2    💬 1    📌 0
Preview
〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす 朱 喜哲(著) - 太郎次郎社エディタス 正義は暴走しないし、人それぞれでもない──。 アメリカ大統領選挙から、日本の「道徳」の授業まで、現代において「正義」や「公正」といった「正しいことば」はどのように使われているかを検討。 ジ… - 引用:版元ドットコム

『〈公正〉を乗りこなす』
とても良かった。日本語だとどこか空虚に響いてしまう「正義」や「公正」といった言葉を使いこなすにはどうすればよいか、ジョン・ロールズの『正義論』を軸に考える本。言葉の意味ではなく使い方をテーマにしているのがポイントで、心理的ハードルを下げながら哲学の言葉を身近で実践的な視点に落とし込む道筋を示してくれている。対話(ひいては共存)を続ける・諦めないためのヒントやテクニックが沢山提示されてるのもありがたい。実践できるようになりたいな…。

考えの違う人と接する場面以外にも、極端なニュースや言動を見てしまった際に自分の心を守るのにも役立つ本だと思う。

08.02.2025 12:37 — 👍 31    🔁 9    💬 2    📌 1
『フェアネス<公正>を乗りこなす』著:朱 喜哲(ちゅ ひちょる)の表紙画像

『フェアネス<公正>を乗りこなす』著:朱 喜哲(ちゅ ひちょる)の表紙画像

今のエックスの流れについて正義の暴走発言をいつもの落語家がしたらしくて「相変わらずだなぁ」とか思ってたところにちょうどよく流れてきたこちらの本、読みますね(ほんとに神がかり的タイミングであった)

25.01.2025 09:46 — 👍 4    🔁 2    💬 0    📌 0
Post image

アニメでは「人それぞれの正しさがある」というたいせつなメッセージを得たが、Blueskyで見かけて読んだ本『公正(フェアネス)を乗りこなす』では、「正義は人それぞれ」という言説がなぜ間違っているのかを、詳しく論じていて面白かったので、もしかすると、アニメばかりみていてはダメなのかもしれない

25.01.2025 08:32 — 👍 414    🔁 140    💬 1    📌 1
朱喜哲『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす: 正義の反対は別の正義か』表紙の写真

朱喜哲『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす: 正義の反対は別の正義か』表紙の写真

朱喜哲『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす: 正義の反対は別の正義か』読んだ。
正義とは、善とは、公正とは、会話とは……言葉を再定義し、言葉を“使いこなす”とはどういうことかを探る。
めちゃくちゃ面白かったけど2,3割くらいしか理解できてない気がする。
でも今年最初に読んだ本がこの本でよかった(半年積んでいたわけだが)。

06.01.2025 04:08 — 👍 4    🔁 3    💬 0    📌 0
Preview
〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす: 正義の反対は別の正義か biwacovicさんの感想 - 読書メーター 〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす: 正義の反対は別の正義か。リチャード・ローティとジョン・ロールズの哲学を中心に「正義」という言葉を正しく使うための初級講義(または対話)のような一冊。『偶然性・アイロニー・連帯』をより理解するための補助として読んだ。トランプ現象も、今の世界で多発する衝突、分断も、本書の論点を拠点にして考えていきたい。なによりも「残酷さ」を低減せよ、という...

『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす: 正義の反対は別の正義か』朱 喜哲
リチャード・ローティとジョン・ロールズの哲学を中心に「正義」という言葉を正しく使うための初級講義(または対話)のような一冊。『偶然性・アイロニー・連帯』をより理解するための補助として読...
bookmeter.com/reviews/1248...

18.12.2024 07:11 — 👍 1    🔁 2    💬 0    📌 0

読んだ本
朱 喜哲『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす』

やたら「公平」「正しい」とか使われる最近のSNSに感じていた「そんな簡単に使える言葉か?」というもやもやが少し晴れた。

私的な「善=よしあし」/公的な「正義」の違いという基礎から「会話を止めない」ことの課題にかけて、自戒含め納得できるところが多かった。日々のことば一つひとつをりよ意識して使いたい。

大統領選・戦争・AI活用促進みたいな政治的な議論で大事なのはもちろん、「公共」という意味では家族とか、恋愛と結婚とかに関して考える材料にもなる。特にカヴェルの「人形の家」論を通した部分。ニーチェと繋がる部分もあったので読み直したい

12.12.2024 19:39 — 👍 3    🔁 2    💬 0    📌 0
Preview
ちゃんと感想を書きたい作品・本①|mznmku 1,291字

ちゃんと感想を書きたい作品・本①|mznmku
sizu.me/mznmku/posts...
・ひそねとまそたん
・サマータイムレンダ
・〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす 正義の反対は別の正義か
・学校が教えないほんとうの政治の話
について、取り急ぎ書きました

26.11.2024 12:36 — 👍 4    🔁 1    💬 0    📌 0
Preview
〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす|太郎次郎社エディタス <p>正義は暴走しないし、人それぞれでもない──。</p><p>アメリカ大統領選挙から、日本の「道徳」の授業まで、現代において「正義」や「公正」といった「正しいことば」はどのように使われているかを検討...

『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす 正義の反対は別の正義か』朱喜哲
www.tarojiro.co.jp/product/6397/
読んでるけどめちゃくちゃ面白い、今私個人が現在進行中の形で抱えている衝突にタイムリーでもある
文体も読みやすく親切なのでそれなりに難しい内容だと思うけど理解しながら読めている

20.10.2024 03:34 — 👍 3    🔁 2    💬 0    📌 0
青い壁の前で『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす』を持っている。本の帯には「正義は暴走しないし、人それぞれでもない。」と書かれている

青い壁の前で『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす』を持っている。本の帯には「正義は暴走しないし、人それぞれでもない。」と書かれている

朱喜哲『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす 正義の反対は別の正義か』を読みました。

「正義」や「公正」といった「正しいことば」に対して冷笑的な態度が向けられている現状のなか、そうした言葉の使われ方を丁寧に解きほぐしながら言葉の意義をとらえ直してゆく本で、すごく良かった。

少し前の朝日新聞の「リベラルは正義に依存している」記事にモヤつき、その後の波及にも暗い気持ちになっていた時に、記事を受けマストドンのほうでこの本をオススメする方のおかげで手に取りましたが、読んで本当に良かったです。

18.09.2024 08:45 — 👍 73    🔁 30    💬 1    📌 1

@t-editus is following 19 prominent accounts