bandcamp経由で知ったMosaicist『The Fog Is Lifting』という新譜。フィールドレコーディングによる環境音もまじえた、やわらかなアンビエント作品で一日リピートしていました。
アーティスト情報など不明ですが、坂本龍一さんとFenneszのコラボが好きな人にはおすすめで。
album.link/i/1843172950
@tkmttkmt.bsky.social
様々なジャンルの音楽と、その歴史に関心があります。 ▼私を構成する42枚 https://bsky.app/profile/tkmttkmt.bsky.social/post/3kktapyqujf2h
bandcamp経由で知ったMosaicist『The Fog Is Lifting』という新譜。フィールドレコーディングによる環境音もまじえた、やわらかなアンビエント作品で一日リピートしていました。
アーティスト情報など不明ですが、坂本龍一さんとFenneszのコラボが好きな人にはおすすめで。
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Lawrence EnglishとStephen Vitielloによるコラボ新作『Trinity』。タイトル通り、曲ごとにもう一人のゲストを迎えて繰り広げる、ひそやかな「音の鼎談集」。
アルバム最後には、一昨年に亡くなってしまったSteve Rodenとのコラボも収録されていて、しみじみさせられますね。
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『Extended Field』はロックユニットHorse Lordsと、ミニマリストArnold Dreyblattの新作コラボ。
La Monte Youngにも師事したDreyblattの純正律による精妙なドローンが、ミニマルなロックと刺激的な融合を果たしている様子は、かつてのVelvet Undergroundをも想起させます。
album.link/i/1834968198
Kara-Lis Coverdaleの新作『Changes in Air』。
今年の彼女は、歌声が耳をひく室内楽『From Where You Came』、ピアノによる夜想曲集といった『A Series of Actions〜』も印象的でしたが。
美しいドローンやリフレインが響くミニマルな『Changes in Air』が一番私好みですね。
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岡田拓郎さんの新作『Konoma』。
ジョン・コルトーレーン『至上の愛』をカバーした『Betsu No Jikan』もそうでしたが、これが令和の日本で生まれた新譜なの?!と驚かされるような味わいの濃いスピリチュアルジャズの傑作に。文字通り「別の時間」が流れているかのようです。
album.link/i/1845327304
ストーン・ローゼズのベーシスト マニが63歳の若さで死去。
ストーン・ローゼズ作品はもちろんですが、個人的にはプライマル・スクリーム『Vanishing Point』『XTRMNTR』のヘヴィなグルーヴを支えていた、マニのベースラインがとても印象的でした。ご冥福をお祈りします。
rollingstonejapan.com/articles/det...
『Waltz for Debby』でも知られる初代Bill Evans Trioのスタジオ録音音源を網羅した『Haunted Heart: The Legendary Riverside Studio Recordings』がリリース。
傑作アルバム『Portrait in Jazz』『Explorations』制作時の未発表音源17曲を収録。
ジャズファン必聴ですよ!!
album.link/i/1827357464
蓮沼執太さんの新作『TEAM』は、トータスのジョン・マッケンタイアも招聘した90年代ポストロックへのオマージュに。
Tortoise『Standards』一曲目だった「Seneca」のカバーも印象的で、9年ぶりの新作『Touch』と期せずもシンクロするような内容になっている気がします。
album.link/i/1849575574
引退の噂も聞こえていたDavid Sylvianですが、今年はMelaine DalibertやLucrecia Daltとのコラボもうれしい驚きで。
ちなみに10代の私がアンビエントに目覚めたのは、Holger Czukayのコラボ作『Plight & Premonition』がきっかけ。ジャケットも含め、タルコフスキー映画を音楽化したような印象でした。
山本精一さんのアンサンブル論、とてもよく分かりますますね。近年、私がヴォーカルやビートが入っていない音楽を好むのも、この理由は大きいです。
↓
山本精一:「即興というのは誰かが中心になってはいけない。
目立ちやすいボーカルやドラムが中心になってはダメなんです」
brutus.jp/seiichi_yama...
ジム・オルーク『「批判はダメ」のニュアンスがある、今の世界。批判は悪いものじゃない。でもいまはSNSで人はあまり批判上手じゃない。いいか、反対だけ』
『評論家の代わりにリポーターだけになってる。いまは雑誌と新聞は本当の評論家はいない。コンテンツリポーターだけ』
www.cinra.net/article/2023...
William Basinskiの代表作『The Disintegration Loops』のリマスターがリリース。
約5時間にわたり連続再生されたテープループが次第に劣化し、徐々にフレーズが変化していくプロセスを追う実験は、Steve Reich、Brian EnoやAlvin Lucierのエコーを感じさせますね。
album.link/i/1828885536
"元禄元年(1688年)創業の京都・西陣織の老舗「細尾」が運営するギャラリー、HOSOO GALLERYにて、カールステン・ニコライとのコラボレーションによるインスタレーション展「WAVE WEAVE ― 音と織物の融合」が開幕した。
会期は2026年3月8日まで"
www.tokyoartbeat.com/articles/-/c...
Charli xcxがJohn Caleを招聘したニューシングル「House」のMVを観てましたが。
Velvet Underground脱退直後にCaleがプロデュースした、Nicoの最高傑作『The Marble Index』が「元祖ゴス」と呼ばれていることも連想しましたね。ヴェルヴェッツ関連のソロ作では一番好きです。
album.link/i/1728713665
菊地雅章さん最晩年の新音源『Hanamichi - The Final Studio Recording, Vol. II』がリリース。
死の2年前の2013年に、元ECMプロデューサーのサン・チョンと完成させた最後のソロ・セッションだそうで。深い静寂と寡黙なピアノの音の対比が素晴らしい、彼ならではの音世界。
album.link/i/1828939687
Charli xcxがJohn Caleを招聘したニューシングル「House」。
一音だけでCaleと分かるヴィオラの音と、彼のポエトリーリーディングがリードする前半はVelvet Undergroundの1st、2ndを思わせます。
後半は若干俗っぽいですが、ノイジーなシャウトはノイズギターのようでもあり。
song.link/i/1851605886
Tortoise の9年ぶりの新作『Touch』。
6曲目「Axial Seamount」のミニマルなグルーヴは、90年代から続くこのバンドの真骨頂という感じですね。
例えば、『Point』以降のコーネリアスのサウンドだって、Tortoiseの影響抜きには考えられないわけで。
song.link/i/1838686319
Tortoise の9年ぶりの新作『Touch』。
音響派/ポストロックの始祖だった90年代の『Millions Now Living Will Never Die』『TNT』ほどの関心はなかったのですが。それでも通して聴くと新機軸も感じられますね。
1曲目「Vexations」のタイトルは、サティから取られているのか?
album.link/i/1838685653
『Ryuichi Sakamoto: Diaries』朗読担当の田中泯さんのインタビュー。
↓
「聞かされる人にこちらの解釈を付け加えるのは絶対に迷惑なことだと思うのです。
坂本さんらしくするためには、僕の言葉に匿名性を持たせる、僕が読んでいることを感じさせないようにと考えました」
bijutsutecho.com/magazine/int...
オタール・イオセリアーニ監督『歌うつぐみがおりました』(70年)は、どこかゴダール『勝手にしやがれ』を思わせるところもありますね。
何度も流れるバッハ「マタイ受難曲」のアリアは、監督と親交のあったタルコフスキーの『サクリファイス』に影響あたえたのでは?とも。
video-share.unext.jp/video/title/...
デリック・メイ:「完全に意図していなかったものがつくられるなら、それはアーティストじゃなくAIの判断だ。どれだけアーティストのチョイスや気持ち、判断が入っているかが境目だと思う。作った人間が決めていないものばかりが入ってくると、それは違うと感じる。どれだけ自分の意思が込められるかどうか。そこにDNAが宿るんだ」
www.gizmodo.jp/2024/09/derr...
ドローンミュージックの重要作を発表し続けている才人Kali Maloneの新作『Magnetism』は、CoilのDrew McDowallとのコラボ作品。
パイプオルガンをはじめ古から継承する「持続音」の可能性の追求しています。McDowallのギターサウンドはFenneszにも通じる感触もありますね。
album.link/i/1822852084
U-NEXTでエドワード・ヤン監督『カップルズ』レストア版が配信開始。
『牯嶺街少年殺人事件』『エドワード・ヤンの恋愛時代』と進んできたレストアに、今年は『カップルズ』と年末に『ヤンヤン 夏の想い出』も控えていますね。サブスクでも全作品観られるようにしてほしい。
video-share.unext.jp/video/title/...
Cornelius Cardew作曲の『Treatise』に新たな録音が。これまで1967年の初演のライブ音源や、Jim O'Rourkeらを中心としたライブ音源も愛聴してきましたが。今回はLarumとTaylor Depureeによる共演。
図形楽譜から読み解かれるサウンドは、電子音楽とフリージャズを繋ぐようで。
album.link/i/1842252111
アンドラーシュ・シフ:「コンクールは消えてしまえばいい。こういうことを言うのは少数派でしょう。
音楽はスポーツではありません。芸術なのです。スポーツは速さ距離などを測ることができますが、芸術は計り知れない要素の集合です(…)芸術で測れるものがあるでしょうか」
www.sankei.com/article/2025...
「未完の作品」の最終部の何か約束が違ったかのような宙吊り感に、どうしようもなく惹かれます。
例えばグレン・グールドは、バッハ「フーガの技法」の未完フーガの最終フレーズを、音量を落として日和ることなく突き放すように弾き切っていて。まるで美しい放送事故のよう。
song.link/i/179941007
ビョルン・アンドレセンの訃報が流れていますが…
坂本龍一『smoochy』収録の「美貌の青空」の歌詞は、ルキノ・ヴィスコンティの映画『ベニスに死す』へのオマージュ。
つまり坂本さんから、若き日のビョルンの姿に捧げられた歌だったと言っても過言ではないでしょう。RIP
song.link/i/926715281
昨日からTLで話題のビョルン・アンドレセンの訃報…残念ながら本当だったようですね。
ルキノ・ヴィスコンティ監督『ベニスに死す』での彼の鮮烈なイメージは、忘れがたいです。トーマス・マンの傑作小説たちへの入口にもなってくれた作品という意味でも、感謝しています。
www.cinematoday.jp/news/N0151538
新潮文庫からジャン・コクトー『恐るべきこどもたち』の新訳版が刊行予定。
最近、ちょうど手元の東郷青児訳を読んだところでした。
近親相姦的な姉弟関係の悲劇は、現代の美しい「神話」といった感が。今回の新潮文庫の表紙は、コクトーが監督した白黒映画の世界観にも寄せているようにも思いました。
昨年『Spectral Evolution』が好評を博したRafael Toralの新作『Traveling Light』。
「My Funny Valentine」などのスタンダード曲のモチーフをベースに、アンビエント的に引きのばされた即興が展開されます。パッヘルベルのカノンを引きのばしたイーノのアンビエントも連想。
album.link/i/1823944124