p_shirokuma(熊代亨)

ひとつの社会現象、社会的事実、社会的状況を140字、280字、420字でちゃんと表現できる目途は立たない。そうした社会のなかのことがらを論述しようとしたら、どうしても長くなってしまう。そのうえで、表現の粗をできるだけ減らそうと思ったら言える内容、言った際の結論も狭く控えめになってしまう。そうしたことがらの表現の正確さを優先させるにあたっては、たいていの場合、読みやすさは低下してしまう。

一般に、事実・現象・状況、ひいては情報伝達において、その精確性や適用可能範囲などをきちんと表現しようとすればするほど文字列は長くなったり複雑になったり用いられる語彙プールがでかくなったりする。それでも困らない情報伝達も、もちろんたくさんある。たとえば仙台に住む人が「始発のやまびこは何時？」って尋ねて「6時7分発」って応答する時、「現在のダイヤで」とか「仙台駅で」といった条件付けは略されているが、通常は困らない。同じく、「重力加速度はいくつ？」って尋ねて「９．８」って答えるのも、「地球の地表で」といった条件付けは略されているが、通常は困らない。でも、そういう問答の時ぐらいだとも言える。

簡単な言葉、たとえば140字以内の中学生までに習う言葉で表現可能な事実・現象・状況はきっとかなり限られているでしょう。または、事実・現象・状況のサムネイルしか表現できない

なお私は、その本についてまではよく知りません。

ブルスコ定期ですが、私、ブルスコやはてなブックマークでは右派にたぶん分類される社会保守派な人間ですから、市民の皆様がたには見苦しいものが頻出かと推察します。その点、ご寛恕のほど賜りたく存じます

世界一わかりやすい「令和人文主義」入門｜飲茶「史上最強の哲学入門」 令和人文主義。 最近注目されている、新しいタイプの「教養ブーム」のことである。その担い手としてよく挙げられるのが、以下のような若い世代の人々だ。 歴史系のポッドキャストを配信している人（コテンラジオ） クイズ番組を制作している人（QuizKnock） 学問をYouTubeで発信している人（ゆる〇〇ラジオ、ネオ高等遊民） 若手の文芸評論家（三宅香帆、スケザネ） 彼らに共...

”世界一わかりやすい「令和人文主義」入門”　 note.com/yamcha789/n/...

まあでも世の中を思いっきり書いてやりたいとか、disってやりたいとか、メカニズムを模写したいとか、あるじゃないですか。それが当人においてできていれば、たのしいんじゃないの？

令和人文読み物。これはわかる。じゃ、令和人文主義とは。主義、とは……。

私は令和人文主義に当てはまるだろうか。当てはまらないよね、色々と。何にも当てはまらない。いや、当てはまるものがある。ブロガーだ。私はまだブログを書いているブロガーです。

「個人」っつうのは結局わからんな、

だけど、こんなのはオフラインでもそうだろうし他のオンライン媒体でもそうだろう。小学校、高校、大学もそうだったし、mixiも、twitterもそうだった。discordもそうだろう。人と人とがまじわる場所と時間は儚い。そういうことを無限に繰り返してそれぞれが歩き続けていく。終わりはないだろう。

00年代にブログをはてなダイアリーで書いていた人たちとの間に、ある種の近しさを感じていた。それは、当時のはてなダイアリーがそうした人々との共通項になっていたからだ。でも、あの時はてなダイアリーに集った人々の動機や背景はみんなバラバラだし、みんなの歩む向きや道もバラバラだった。00年代にはてなダイアリーを共有していた風景は、ある瞬間を撮ったスナップショットでしかなかった。

人と出会って、人と別れて。くっついたり離れたり。それは、立場の遠近だったり考え方の遠近だったりするし、生活形態や生活環境の異同にもよるし。いったいどれだけ、そうしたことをインターネットで繰り返してきただろうか。

見込みも行くあてもないのに生きている。　しかし生きているとは、本当はそういうものではなかったか？

"「何を言っているかより誰が言っているか」がホントはみんな好きだった" みたいなブログ記事

艦これのE-3に向かう目途が立ちつつある

発情と求愛行動のあいま、求愛行動と配偶のあいま

トーキョープチブル物語

トゥルース・タイムライン

ま、近代主義者の、ある部分をみてある部分をみないメンションでしょうけどね、こういうの。

お賃金労働者は自由なんじゃなかったでしたっけ？　前近代との比較において。

ブログを月５で更新するのがきつくなってきた。歳を感じる。

墓穴から「ソリ入れて　ヤキ入れて　ガン飛ばして……」って聞こえてくるお

ただ、"ゲーム盤"としての医療業務の諸性質に最適化しすぎると、それはそれで良くない気がするので、あまりぎょろぎょろし過ぎてもいけないですよね

年数だけじゃなくて、外来を畳む時期が決まっているか否かでも"別の仕事"感が強い。総合病院か・単科精神科病院か・大学か、みたいなこととはまた別に、期限によっても"仕事"の運び方、立ち回りは変わる。問題は、それにどう気付き、どう対応していくのか。

Xに書きかけたのを消してこちらに転記：「一年外来をやる」のと「三年外来をやる」のと「五年外来をやる」のが、それぞれ最適解の異なる"別の仕事"だと、いったいいつ頃に気付いたのか問題

まあ大変あいまいで「全国まちがいなく流通してる情報だけで戦おうぜ」だと作品本編だけとか、どんなマイナーでも商業誌で出典があるなら OK なのかとか、同人誌でも有名なやつならアリかとか、言い出したらキリがないし、べつに完全情報ゲームやってんじゃねえんだよというかんじではあるんだが…。

やっぱエヴァ当時の嫌悪感がスゴイデカイんじゃないかな…。とにかくあの当時に「○○さんが言ってたらしいんだけどさ」みたいなギョーカイ裏話通が異常繁殖したじゃない。あいつらがスゲエ嫌いだったので、もうなんかそういうのいいわ、その話ききたくねえわ、しょうもねえ情報収集してるあいだに本編何周できんだよ、みたいな気持ちに…

一枚下のレイヤまで含めて多層的にオタ作品を見るオタと、下のレイヤにはアクセスできないかむずかしいオタではイコールコンディションで対戦できねえな、と思ったのでオタ作品で格ゲーやるならギョーカイ裏話はナシな、というかんじなんだよなー。まあ「なんでもあり」ルールだとギョーカイ裏話も駆使したほうがつよいし勝てるよね。ガチ勢ってやつですか。ハハ。

オタク作品というものは昔から、それこそ現実に対するインターネットのように、現実に対する創作界とでもいうような、レイヤ一枚宙に浮いた情報世界で作られて、全国に配送配信されていくものという認識だったわけだが、日本で東京だけは「地場産業としてのオタク作品制作」が存在しており、ようするに地方オタにとってオタ作品やオタショップ、オタク業界人というのは身近であるのと同時に一定特別なものであるわけだけども、東京においては八百屋や肉屋と同じように作家や編集者や制作者や開発者がいて、そいつらがたむろってる飲み屋や喫茶店があるのである。いやまあ別に滅多に出会わんけども。そういうことを考えるときに、

久しぶりにgoogleマップで塩尻峠を見たら、岡谷側も塩尻側もそれぞれの雰囲気があって、遠い気持ちになった。諏訪湖畔に住んでいた頃は、この峠を数えきれないほど行き来していたのか