〈明日から使える“新”東洋医学 (1)ぐっすり眠ろう [Eテレ] 〉 www.nhk.jp/p/asukaratsu...
きょうの夜からはじまる。眠れるツボを知りたい。
@jinyoshino.bsky.social
おもに本を読みそれについて書く仕事をしています。温泉につかって本読んで音楽聴いて、のんびりしたい。
〈明日から使える“新”東洋医学 (1)ぐっすり眠ろう [Eテレ] 〉 www.nhk.jp/p/asukaratsu...
きょうの夜からはじまる。眠れるツボを知りたい。
で、4年半まえにフランシス・グラナー・リー とドールハウス、現代法医学に関するノンフィクション、むこうで刊行されていた。
Bruce Goldfarb "18 Tiny Deaths : The Untold Story of Frances Glessner Lee and the Invention of Modern Forensics" www.sourcebooks.com/18-tiny-deat...
どこかで邦訳してくれないものか。
検索すると、そのドールハウスの写真や記事が出てくる。
極めて精巧、「科学捜査の母」が作った殺人現場のジオラマ 米国 www.afpbb.com/articles/-/3...
フランシス・グラナー・リーさんのwiki
「実際の殺人事件現場から着想を得て1/12スケール(ドールハウス・スケール)の精巧なジオラマを20点制作した。『未解明の死のナットシェル研究』と名付けられたこのシリーズは、うち18点が現在でもメリーランド州監察医務局 で殺人現場の捜査官の訓練用に活用されている」
アンソニー・ホロヴィッツ『ヨルガオ殺人事件』山田蘭訳(創元推理文庫)を読みかえしていたら、下巻冒頭、アティカス・ピュントが列車の中で読んでいた研究書、
「フランシス・グラナー・リーによる〈不可解な死のジオラマ〉」つまり難解な殺人現場をそのまま詳細にドールハウスとして再現し、分析しようとした模型について考察した書物」
が気になった。
やっと「劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来」と映画「国宝」を見た。どちらも良かったけど上映時間がちと長くて年寄りにはこたえる。
長尺あたりまえのインド映画をはじめ2時間半こえる作品は、みな途中で休憩いれてほしい。そういう上映館があればいいのに。
〈水道橋博士が語る景山民夫の魅力を復活させる秘策とは 「迷惑ユーチューバーのような見方をされる(笑)」〉 dot.asahi.com/articles/-/2...
「水道橋氏はその一連のコラム(「宝島」連載「極楽テレビ」)よりも『普通の生活』や『ONE/FINE/MESS世間はスラップスティック』といったエッセーにこそ、景山作品の魅力があると話す。」
そのとおり。
これを読んで、景山民夫の初期エッセイを読みたくなって中古文庫を手にいれた(もちろん出たとき単行本で読んでた)。
すると『普通の生活』の文庫解説は色川武大、『世間はスラップスティック』の解説は中島らもだった。
高野秀行さんによる船戸与一氏の追悼文「ゼロ度の男」 ebook.shinchosha.co.jp/nami/201506_...
に船戸さんは「名誉心や嫉妬心からも遠い人だった」とある。
「常にエゴを自分の決して譲れないギリギリの低いライン、喩えるなら「ゼロ度」に保ち、他人のエゴが上がったり下がったりするのを熱心に観察しているという風情(ふぜい)だった」。
船戸さんはとにかく本を読んでいたと。「ゼロ度」の人たちのあとを追いかけたい。
まえに内田樹さんが、
「優劣を競い合うことが最優先されると、いつの間にか他人の欠点ばかり見るようになる」
と指摘していたけど、競争社会の果てにこうなったのか。
内田氏がくりかえして述べている修行論は、「師に就いて、その教えを信じてひたすら修行を続けて、連続的な自己刷新を遂げてゆく」というもの。
そこに勝ち負けの競い合い、他人との優劣の比較はない。
旧ツイッター(現X)から有益な情報や知恵を得ることもまだあるけれど、やはり見ていてうんざりすることが多い。
とくにいやなのは、「こいつはダメ(おれはすごい)」という指摘だけで埋められているものだ。誰かを否定することで自分を「上げたい」のか。例の「日本ファースト」も同じような精神から生まれているのではないか。
それが良くも悪くもいまの世の中を映し出しているのだとすると、距離をとりながらつきあうしかない。
と、思っていてもむずかしい。できない。ますますダメになっていく。ひとつずつやるしかないのだが。
24.07.2025 01:18 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0 初心に戻れ
原点に還れ
基本を極めろ
聖地をめざせ
迷ったり、うまくいかなかったり、自分やまわりが見えなくなったら、もういちどはじめからやりなおせ。自分のこだわり(我執)を捨てよ。
ことし前半は、日本語で歌う台湾バンド、ゲシュタルト乙女をやたらと聴いていたが、最近はもっぱら muque を聴いているポップ好き老人。ボーカルの声が耳にひっかかるのだ。
23.07.2025 11:52 — 👍 2 🔁 0 💬 0 📌 0小売りの呼吸、供給の過多、氷塊ぬき売り。
21.07.2025 23:59 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0隆慶一郎も伊坂幸太郎も選ばれなかった直木賞に、それほど期待をおいてないわたし。時代考証に文句をつけた作家の作品は一切読んでない。ひとりかふたりそういう相性の悪い選考委員がまじれば獲れなくなるシステムで、そういうものなのだ。
17.07.2025 04:25 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0『ゴーリキーパーク』(英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞受賞だ)にはじまる〈ソ連人民警察捜査官アルカージ・レンコ〉シリーズなどで知られる作家、マーティン・クルーズ・スミスさんの訃報を目にした。オットー・ペンズラー氏が自身のFaceboook で発表しているので間違いないだろう。
わたしはシリーズ第4作『ハバナベイ』(講談社文庫)の解説をかかせていただいた。
ご冥福をお祈りします。
話をドロシー・B・ヒューズに戻すと、彼女はフォークナーを好んで読んでいたという。直接の執筆動機ではないだろうけれど、『ゆるやかに生贄は』はフォークナーを通したアメリカ南部への関心から生み出されたものなのかもしれない。
29.06.2025 02:10 — 👍 3 🔁 0 💬 0 📌 0 フォークナーはアメリカ南部の町ヨクナパトーファを舞台に名家サートリス一族の歴史をたどる物語を書きつづけた。その〈ヨクナパトーファ・サーガ〉の最初の一作が『サートリス』なのだ。だがこれは最初にフォークナーが1927年に書き上げた長編の「短縮版」であり、出版社の要望で四分の一削られたものが『サートリス』として1929年に出版されたのだった(それをエレンは読んでいたわけだ)。
で、フォークナーの死後、もとの完全版 Flags in the Dust が1973年に刊行され、つい最近の2021年に『土にまみれた旗』諏訪部浩一訳(河出書房新社)として邦訳された。
ドロシイ・B・ヒューズ『ゆるやかに生贄は』 www.shinchosha.co.jp/book/240861/
でさりげなく書かれた(しかし著者が意図してその言葉もしくは行動を選んだのであろう)記述はいくつもあって、とうぜん解説でそのすべてを書きこめたわけではない。
たとえば、387ページに
〈エレンは読書をしていた──フォークナーの『サートリス』だった。〉
という記述がある。(続
食事ではないけど、寝ているあいだに尿と汗で体内の水分が大きく失われるので、朝起きてからはなるべくこまめに水分を十分とり、すこしずつからだを動かしむくみをとるなどしたほうがいい。夏だけなく一年中重要。脳卒中は気をつけたい。
28.06.2025 00:48 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0「影響し」→「影響する」ですね。
「時間栄養学」で検索すると、いろいろ情報が出て来る。入門書も刊行されている。
最近「時間栄養学」を知った。
なにをいつ食べるか。それによって大きく違うらしい。かなりエビデンスも集まり、食事(栄養)をとる時間、体内時計の作用、神経物質の生成の変化などが影響しことがわかってきた。
たとえば、トリプトファンを多くふくむ食品(肉魚卵乳製品に大豆ナッツ類など)を摂取すると、それが体内で幸福ホルモンと呼ばれるセロトニンに変化し、さらに睡眠をうながすメラトニンに変化する。
で、朝にトリプトファンをとると日中脳内でセロトニンに変化し、夜はメラトニンになるというのだ。ほんとうか。それならば朝の食事は心身にとってきわめて大事なものとなる。
ディック・フランシス、 フレデリック・フォーサイス、ギャビン・ライアル。
この三人の作家に共通する経歴はなにか。
答え。三人ともイギリス空軍パイロットだった。
ことし6月9日亡くなったフレデリック・フォーサイスは1938年生まれで1956年から2年間刊空軍パイロットをつとめたのちジャーナリストとなった。
パイロット、もしくは医者だった人がのちに人気作家となった場合がやたら多いけれども、もともと資格を取れるだけの高い知能があったことのみならず、勤務中の思考力集中力観察力などが鍛えられたからなのか。
とくに酸素マスクが必要な飛行士の意識はずっと明晰だろうし。
エルモア・レナードの評伝が刊行されているではないか。
Cooler Than Cool: The Life and Work of Elmore Leonard
by C. M. Kushins (HarperCollins) www.barnesandnoble.com/w/cooler-tha...
Best Sellers in Mystery, Thriller & Suspense www.amazon.com/Best-Sellers...
6月になってもAmazonミステリ系ランキングはいまだ Freida McFadden が圧倒的に強し。フランス、イギリスでも同じ。
イギリス密林で6位になっているのが、Andrea Maraの It Should Have Been You で、なにかこうしたSNS絡みで描かれる現代的なドメスティック(家庭内)サスペンスが人気なのかな。
4歳ではなくもうすこし上だったかもしれない。その後、大学生になった上原ゆかりさんを駅のホームで見かけたこともあった。
03.06.2025 00:09 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0わたしが子供だったころ、同じ町内の一丁目にあったのが長嶋茂雄さんの邸宅だ。しかし姿を見かけたことはなかった。
そのすぐそばに、東京こども図書館の前身となるうちのひとつ土屋児童文庫があった。4歳くらいのころに初めて直接目撃した有名人は、隣り町に住む上原ゆかりさん(マーブルちゃん)だった。
そんな個人的な思い出が浮かぶ。
〈アメリカ西海岸の本屋をめぐる冒険18スポット〉 note.com/nutsbookstan...
サンタモニカ → パサデナ → ロサンゼルス → サンフランシスコ → ポートランド → バンクーバー(カナダ)。
1週間でアメリカ西海岸の書店をまわる旅。うらやましい。こういうコースをたどれるなら、アメリカも悪くない。サンフランシスコの書店は何軒かむかし行ったことがある。ロスのThe Last Bookstoreは面白そう。ポートランドのPowell's City of BooksはABEを通じて本をたくさん買っていたので、ここもいつか行きたいと思いつつ果たせない。
William Shaw williamshaw.com
著者のHPを見ると、この〈刑事アレックス〉シリーズだけは、みなカヴァーイラスト上部に暗雲がたれこめているのですぐわかる。
〈イングランド最果ての理想郷ダンジェネス
デレク・ジャーマンの庭〉 www.news-digest.co.uk/news/feature...
「ダンジェネス」で検索するとこんな記事が出てくる。〈原子力発電所と荒涼とした海岸線をもつ、「イングランドの砂漠」とも呼ばれる海辺の町〉
ウィリアム・ショー『罪の水際』玉木亨訳(新潮文庫) www.shinchosha.co.jp/book/240841/
原題は The Trawlerman トロール漁師。
休職中の女性刑事アレックスを主人公に三人称一視点で描かれ、イギリス東南部の寂れた海辺の町ダンジェネスを舞台にしたミステリー。これが第五長編。この荒涼感は独特のものだ。
このシリーズの第一作(といってもこのときアレックスは脇役だったそうな)
にあたる、The Birdwatcher をぜひぜひ読みたい。