Taro TSURUMI 鶴見太郎

先ほどの投稿、「日本本土」を「日本の領土」に書き換えました。「本土」は狭義には沖縄県などを含まないためです。戦前の「領土」というのもちょっと曖昧ではありますが（「いや、満州は攻撃されそうだった」とかなりかねないなと思い、ちょっと狭く限定したのでした）。

日清戦争も、日露戦争も、日中戦争も、太平洋戦争も、いずれも日本の領土は一ミリも攻撃されていない（しかも、されそうにもない）段階で「○○は日本の生命線だ」と言って武力行使を始めた。いま、日本の領土に一ミリも重ならない台湾海峡を日本の生命線だと政府やその支持者は公言し始めた。

常にではないが、今Googleに「Chatgpt」と入れたら広告の一番上にこの偽サイトが出てきた。ESTAの検索でも高い料金を取る代行業者が最初に公告として出てきたり、Googleはもっと広告とわかるように明示すべきであろう。それが広告主に対する売りなのだとしても。

Chat GPTに似た精度の低いサービスがあります。昨日、詳しくは覚えていませんが、適当にGoogle検索でたどり着いてChat GPTだと思ったサイトを使って結果が笑えるのでネタにしていたのですが、精度の低い偽サイトだったという笑えないオチでした。私がたどり着いたのはChatbotというやつでした。

おかげさまで『シオニズムーイスラエルと現代世界』（岩波新書）の重版が決まりました。恐縮ながら以下の通り若干の訂正・修正があります。さらにお気づきのことがありましたら、日本時間水曜未明までにいただけますと助かります！
www.tarotsurumi.com/%E3%82%B7%E3...

『ユダヤ人の歴史』（中公新書）の重要カタカナ語解説一覧を作りました。今更で恐縮ですが、カタカナが多くて読み進めるのに難儀する方もいらっしゃるかと思います。適宜参照していただけましたら幸いです。

www.tarotsurumi.com/%E8%A4%87%E8...

国分さんの「答え合わせ」、どういう行為が悪かったか反省するために知りたい的なニュアンスが飛び交っていて、それが知れないのはかわいそうみたいになってるけど、要は誰が告げ口したか言えということでもあるから、それは被害者保護の観点から無理であろう。

日本がもう少し余裕があったときに、勝ち馬に乗ることばかり考えずにグローバルガバナンスの進化のための方策にもっと本腰を入れて取り組んでいれば今日の展開も違っていたのではないか。

中東界隈をずっと見てきた身からすると、絶対強者アメリカの無茶苦茶な論理の数々に反抗することをずっと冷笑ないし反対してきた立場の人たちが、少しでも中国に従順に見える姿勢を目にした瞬間、自分は公平な秩序派だとか、これだからリベラルはとか。真剣（ルビ:マジ）なのだろうか、と思う。

いやぁ、前からうっすら気になってはいたけど、複数のスタイルがあるんだろうというぐらいしか。offがフランスの影響で、ovのほうが新しい書き方と説明してるFBのページがユダヤ関連ので、やっぱ言語がまたがることが多いから気になる人が多いんだろうと思った。

いや、書かれてる情報すべて初耳だよ笑。確かにたまにラテン文字表記の慣例がovじゃなくoffの人いるけど、本人の好みなのか、転記する人の好みなのかよくわからないところ。ドイツ風にowになる人もいるし。でも面白そう。

2020年3月に、駒場の研究科長室でコロナ対応に急に追われ始めたときの一幕を思い出すことがあった。あの頃はがむしゃらに頑張った。心身を壊さなかったことに感謝。あと、超マルチタスクをこなして頭が少し良くなった気がする。

顔を洗った後に、やっぱホテルのタオルは香しぃ〜と顔を押し付けたのは、足拭きマットのやつだったっぽい。

AIって「面白さ」の評価は苦手なのではないか。お笑い的面白さにしても小説的面白さにしても学術的面白さにしても。とすれば、ある本や論文のどこがどうして面白いのか（つまらないのか）を説明させる設問は、AIにはうまく答えられないかもしれない。

せっかく眺めいいカフェなのだが音楽のチョイス…

幸運の女神には前髪しかない。ということは逆サムライということか。

日本人が余計なことを言ったことが（したことが）トリガーになって台湾侵攻が始まって一番困るのは台湾人だということには気をつけたい。

このたび、『ユダヤ人の歴史』を中心としてサントリー学芸賞をいただくことになりました。選評で『ロシア・シオニズムの想像力』（12月に増補版が出ます！）と『イスラエルの起源』も言及いただきました。お力添えいただいたすべての方に感謝申し上げます。なお、私の父の名前は俊輔ではありません。

www.suntory.co.jp/news/article...

web世界トップページ｜岩波書店 毎月8日に発売している岩波書店の月刊誌「世界」。そのウェブマガジン版のページです。本誌には掲載していない内容満載です。

記念すべき1000号に「一世紀前のパレスチナ問題」を寄せました。ご笑覧いただきご意見いただけますと幸いです！

websekai.iwanami.co.jp

今月下旬に『シオニズム―イスラエルと現代世界』が出ます！以下の岩波サイトの「カートに入れる」の下の「試し読み」からまえがきと序章がお読みいただけます。『ユダヤ人の歴史』に続き、こちらも渾身のストレート（89km/h）で書き下ろしました！

iwanami.co.jp/book/b101517...

2025年（1057-1069号） | 歴史学研究会 １月・２月・３月・４月・５月・６月・７月・８月・９月・10月・増刊号・11月・12月2025年11月　No.1068特集　秩序と暴力（Ⅰ）特集によせて歴史学研究会 編集委員会　(1)「法の暴力」の普遍性―治安法の比較史―荻野 富士夫(2)自己家畜化した大虐殺なき戦争―マヤ文明の戦争の特徴と政治・社会的機能―青山 和夫(9)オスマン陸軍兵士―オスマン帝国の秩序と暴力の担い手たち―永島 育(20)「大...

『歴史学研究』に「「大衆」の問題化とファシズム―あるロシア・ユダヤ人の内戦期クリミアの回想―」という地味な拙稿を載せていただきました。「大衆」には任せていられない！という苛立ちを感じる方にも、自分は「大衆」の側だと思う方にも読んでいただけましたら幸いです！

rekiken.jp/journal/2025...

柳田國男生誕150年ということで取材の連絡があった。そろそろ柳田について勉強しなければならない時期に差し掛かっているか。

なぜアメリカ人でもないのに「ユダヤ・キリスト教（文明）」とばかり言って「ユダヤ・キリスト・イスラーム教」と言わないのか。終末論はイスラームにもあり、前2者に共通することはたいていイスラームにも共通する。

専門性の高い内容ではありますが、序章のあとに概説がついていて、この地域についてあまり知らない方も基本的な知識をそこで得ることができるようにしてあります。

そうですね。欧米で都市と農村の高齢化率がどうなのか気になりますが、少なくとも日本では、従来の利益誘導型と近年の地方の高齢化（＋地方創生という掛け声）が、混ざりながら都市の不満が継続するという感じでしょうか。ふるさと納税はそこにどうかかわるか（かかわらないのか）。

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確かにそうですね。自民党の利益誘導型政治への反動というのはいまだ大きいのではないでしょうか。都市の富が地方に吸い取られてしまっているみたいな。

ネット論壇では「権利は義務を伴う」という説をよく目にする。これは初期のソ連で言われていた説で（労働者のみ十全な権利を持つ、と）、その後確かスターリン憲法で廃されたのだが、時代がついにソ連に追いついたということか。スターリン再来もいずれあるか。

ネット論壇ではなぜかやたら比例復活が目の敵にされているが、例えば51対49で敗れた候補は勝った候補に近い数の声を背負っているわけだから、その所属政党がそれなりに比例票を得たなら、高い惜敗率の候補が拾われるのは理にかなっているという考えにはならないのだろうか。

先週と今週はワークマンライフに気をつけながら馬車のように働いた。