落ち葉に居たマイコダニ(Pterochthonius angelus)
4mmほどとけっこう小さいが、模様入りのレトロな硝子で作られたような造り込まれたクリアボディが特徴。
毎年この時期の落ち葉めくりで稀に見かけるけど、今年も見られて嬉しい。
名前のマイコはそのまま舞妓という意味らしく、容姿が可憐だかららしい…動きも落ち着いていて良いですね。
@scopen.bsky.social
自然写真家 マクロ撮影 トビムシ 著書『足もとの楽園 ちっちゃな生き物たち(さくら舎)』
落ち葉に居たマイコダニ(Pterochthonius angelus)
4mmほどとけっこう小さいが、模様入りのレトロな硝子で作られたような造り込まれたクリアボディが特徴。
毎年この時期の落ち葉めくりで稀に見かけるけど、今年も見られて嬉しい。
名前のマイコはそのまま舞妓という意味らしく、容姿が可憐だかららしい…動きも落ち着いていて良いですね。
告知です🍄
4月12日(悪天候の場合は翌日)
山梨県北杜市のオオムラサキセンターにて、土壌動物を中心とした小さな生き物の観察会を行います!
この観察会をキッカケにこういう生き物の楽しみ方を知ってもらえたらなと思います。
ぜひぜひよろしくお願いします🐌
毎年この時期に同じ倒木で見ているヨロイエダヒゲムシたち
マットな質感の背面装甲の重なり合いや揺れ動く触角の動き、短い脚…と良さが詰まっている生き物のひとつ。
警戒すると触角や脚をしまってぺたんとなる仕草がとても良い。
Xの方に投稿したあとに、最後のシーンのちび水滴くんの動きに気付いたので再編集しました。
土壌動物がずっと動かないでいると水滴が付いてしまうみたいで、寒い時期によく見かけます。それにしても水滴重そう…
水滴を乗せたイボトビムシ
3つの水滴🫧がひとつになる瞬間が撮影できて嬉しい。大きくなった水滴はこぼれそうだけど毛に上手いこと支えられてなかなか落ちない。
もうひとつ、最後のシーンで小さい水滴がぴょこっと動いているのも良かった。
生き物に付いた水滴は動きがあるので、生物とはまた違うエレメントな存在(精霊みたいな)として観察できる楽しさがある。
水滴を背負ったクビナガカメムシの幼虫
冬の間の土壌に居る小さな生き物たちは温度差か何かで休息中に体に水滴が付いてしまうようだけど、やっぱり重たいのかな…
朝起きたらドシッと水の入った袋が乗ってると考えると大変だなあと思ってしまう。ずっと撮影してるといつの間にか乾いたりこぼれて消えてしまう水滴たち。
もう中身がいないと思われる陸貝の亡き殻
冬に土壌動物を探してるとたまに見つかる。どう崩れていくのかなと気になりつつも、あの殻はどこだったかな?と忘れがち…
ちゃんと覚えて経過観察したいところ。
色々なものが分解されて崩れていく土壌中にこういう形を保った物が見つかるのは嬉しいですね。
落ち葉に何らかの菌類が出ていて水滴がたくさんで綺麗だな〜と、カメラを向けたらツチトビムシの仲間がチョロチョロ出てきてくれたので撮影。水滴の上を歩けるの良いなあ…
そういえばダンジョン飯13巻に出てきた「無数の蠢くもの」はツチトビムシの仲間がモチーフかもですね。
ヨリソイヒモホコリの分かりやすい写真
表面が剥がれると中の黄色い胞子が出てくる。もうこの時期は樹皮下でもさすがに黄色い胞子の痕跡しか残ってないかも…
子実体形成のタイムラプスを撮ってみたい種類のうちのひとつ。
知らなければまず粘菌とは思わないタイルのような子実体をつくるヨリソイヒモホコリ
秋の粘菌だけど冬でも樹皮下で子実体をつくったものは残ってたりする。「ヨリソイヒモホコリあったなあ」とよく見ると何か乗っていたが…ヌカカの仲間の幼虫かな?
背中の突起が特徴的。
大晦日にメダマホコリを見に行ったけど1枚目の金属光沢を出している一塊だけしか見つからなかった。
12月上旬にみつけた2枚目のゼラチン質に覆われてる状態から、それが剥がれてしまうと2週間くらいで崩れてしまうみたい。
このメダマホコリがなくなると倒木表面にチョロチョロしていた小さな生き物たちも姿を消していく…
ヒメリキシダニかなと思う茶色いダニを追って撮っていたら透明な小さな貝が転がっているのに気付く。
貝は中身がモニョモニョとやってたけど外に顔を出す気配はなし。
と観ていたら、もう一匹ちっこくてノソノソしたダニにも気付く。
ミドリトビムシと思うやつが落ち葉の表面をカリカリと食べておられるなと撮っていたら、おや?っと右側にちびっ子ダニが…
ちょこちょこ歩いていてとても良い。トビムシが巨大な存在に見える大きさ(おそらく0.2mmくらい)
頑張って生きておられる。
明けましておめでとうございます。
土壌動物の🐍と言えばタカチホヘビ
今はこんな感じでzzz…とお休み中かな?
他の種類の蛇も今は土の中かもしれん…春が待ち遠しくもあり、まだ蛇たちみたいにこたつで丸くなっていたくもありますね。
チャマダラマルトビムシを撮影している時に気になったクモヒトデみたいな植物片
何なんだろ?小さき者をカメラで追ってると肉眼では気付きにくい不思議オブジェが登場する。
和歌山の海岸林にて、立ち枯れ状態の木にキノコがたくさん出ているなとよく見たらコシビロダンゴムシの仲間がたくさんチョロチョロしておられた。
ダンゴムシはけっこう高いところにも登ってくるけど、ここはいい感じの隠れ場所になっているようであった。
大晦日にまたメダマホコリを観に行く予定だけど、もうみんなゼラチン質が取れて金属光沢を放ってると思う。
気温も暖かい予報だから凍えずに長い時間この1mmの宝石を探せそう。小さき者たちもチョロチョロしてたら良いな…
粘菌のネバネバに足を取られて動けないトビムシ、粘菌をモグモグするカタツムリ、胞子まみれになるキノコムシなど、ちいかわたちがワチャワチャしてるのにホッコリしつつ、普段見ることのない土壌生物たちの世界の豊かさの一端を垣間見ることができる素晴らしい1冊。今すぐ本物を見に行きたくなる。
26.12.2024 11:56 — 👍 8 🔁 1 💬 0 📌 0ご紹介ありがとうございます!
今日はちょうどそのピンク色のオドリコトビムシを観に行っておりました。
『足元の楽園 ちっちゃな生き物たち』(ぺんどら @scopen.bsky.social さん)
と、読書邪魔犬
倒木でメダマホコリを探してる時に見つけた謎のヒメマルトビムシの一種
モンツキヒメマルトビムシより地味で目につかないのであまり出会わない種類。スタスタと行ってしまった…
MR新着。沖縄県西表・石垣両島のマングローブから新種ウラウチコダマカワザンショウ𝙊𝙫𝙖𝙨𝙨𝙞𝙢𝙞𝙣𝙚𝙖 𝙝𝙖𝙮𝙖𝙨𝙚𝙞 Fukuda & Kubo, 2024を記載しました! 現時点で5箇所のみで知られ、特に石垣島の産地は建設計画中のゴルフリゾート予定地の近隣で、工事が与える影響が強く懸念されます。
doi.org/10.1080/1323...
タイプ産地は西表島浦内川で、そこでは比較的広範囲に見られるものの、他の4産地では10×10 m未満の極端に狭い範囲に棲息が限られます。このため環境省と沖縄県のRLで絶滅危惧II類(VU)とされていますが、現行の選定基準に当て嵌めればより高い...
昆虫大学での新作のミニタオルですが、いきもにあで手に入れた安斉さんのかわいいスケッチブックにサインですぐ描けるイラストを…とちょこちょこ追加していました。
それを参考に仕上げていったので、参加のお誘いがあってからけっこう早く完成できたと思います。よい連鎖でグッズ制作できると楽しいですね🐌
フリソデダニとかほぼまんまです。
お疲れ様でした〜
僕もあゆ子さんのお陰で落ち着ける空間にしていただき緊張せずに居られて感謝です!
元々絵を描くのは好きだったのですが離れておりましたので、皆様のお言葉を真に受けて委縮せずにどんどん図太く絵を描いていけたらなと思います。3日間どうもありがとうございました!
ブースにて秋山あゆ子さんの隣で並んでサインを書くというとても嬉しい状況だったのですが、今思うと自分がフニャフニャした絵を平気で隣で描いてたのはけっこう精神が図太いのかも…と。
そして多くの方に絵を褒めていただけたことが嬉しく、単純なのでバフがかかっている状態になり写真と同様に絵もモリモリ描きたいなと思っております。
画像は少し前に還暦を迎えた恩師へのアルバムに添えた絵のひとつのニホンアナグマくん。まだこんな感じですがよろしくお願いします。
昆虫大学での情報量にまだ頭の整理ができていませんが…お誘いいただいた未来屋書店北戸田店さんには感謝でいっぱいであります。
『足もとの楽園』の担当編集の方も来ていただいてたのですが(実は虫に何となく苦手意識がある)、特攻服を着たりと楽しんでいたら虫への苦手意識が薄れているのを感じられたそうです。虫好きはもちろんですが、どうやって虫を好きになれば?と思っている方にこそあの空間に飛び込んでもらいたいなと…
昆虫大学のような効果·力のある生き物の写真をたくさん撮りたいなと思ってしまいました。
昆虫大学に向けて新しいグッズ作れるかなと『足もとの楽園』から40種ほどポチポチマウスでお絵描き頑張っていたけど、何とか間に合うかも…
画像はカタツムリトビケラくん
こちらもとりあえず登録してみました。
よろしくお願いします!