2025年11月3日
1日ずれちゃったけど、例年と同じ場所で浅間山(今日は見えなかった)を撮影。
定点観測。去年よりは紅葉が多少進んでいるけれど、やっぱり一昨年とは全然違う。
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映画と本。絵。『まぼろしの枇杷の葉蔭で 祖母、葛原妙子の思い出』(書肆侃侃房、2023年9月)twitter:@lephantia
2025年11月3日
1日ずれちゃったけど、例年と同じ場所で浅間山(今日は見えなかった)を撮影。
定点観測。去年よりは紅葉が多少進んでいるけれど、やっぱり一昨年とは全然違う。
落ち葉がきれいすぎて。
02.11.2025 06:04 — 👍 19 🔁 3 💬 0 📌 0今日は張諤の「九日宴」を。
秋葉風吹黄颯颯
晴雲日照白鱗鱗
歸來得問茱茰女
今日登高酔幾人
秋葉、風吹いて黄颯颯(こうさつさつ)
晴雲、日照して白鱗鱗 (はくりんりん)
という所がかっこよくて好き。
「トネリコ日記」書きました。良かったら読んでください。
トネリコ日記③「深まりゆく秋とともに」
秋は「来て、行く季節」だ。
秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる(藤原敏行)
道知らばたづねもゆかむもみぢ葉をぬさとたむけて秋はいにけり(凡河内躬恒)
秋は四季の中で一番人間に近い季節かもしれない。
もっとしみじみと付き合いたいのに、すぐに去ってしまうんだよなあ。
今年こそは…と毎年思う。
近所を歩いていたら、金木犀の香りが。
あれ?毎年こんな時期だっけ?と思う。
ともあれ嬉しい。
食卓に秋の花を飾った。
20.10.2025 05:57 — 👍 6 🔁 0 💬 0 📌 0映画『国宝』見てきた。
サントゥール、せっかくのハズィーンのメロディー(マカームはナヴァー)、もっとたくさん使って欲しかった。
田中泯はダンサーなんだから、もっとカメラを引いて欲しかった。全身を見たかった。
糖尿病は怖いと思った。
夕方、河原を歩いていたら蝉が鳴いていた。
暑くて夏だと勘違いしたのかな。
ちなみにこちらがパイロット版です。
トネリコ日記① 軽井沢であれこれ参加
「トネリコ日記」始めました。
不定期で、ちょっと面白かった体験を書いています。
良かったら読んでください。
トネリコ日記② 東京でイラン三昧
つい先日友人から届いたこの絵葉書、何かえらいエキゾチックな模様のドレスだなと思ったら、18世紀のインドの布で作られたものらしい。
ドレスが作られたのも18世紀。イギリスによるインド支配進行の象徴に見えた。
今日は人生で最も幸福な読書体験をした。
何の本かは秘密。
(伯母の本だった)
戦争画やポスターがメインの「記録をひらく 記憶をつむぐ」展@東京国立近代美術館を見てきました。感想のほか、
・安田靫彦うますぎる
・女性画家の扱い
・トルコ帽をかぶっていた画家
などについても書きました。
note.com/lephantia/n/...
父の遺品の中から出てきた、大伯父の昭和18年の日記。
読んでみたら、
太平洋戦争中の東京市民の生活について、
色々なことがわかりました。
防空訓練って一日何時間やるの?
防空壕を掘るのにどれくらい時間がかかるの?
国家にどんな風に財産を吸い取られていたの?
出征兵士への餞別はいくらぐらい?
大伯父の日記を読むまでは知らなかったことばかりでした。
note.com/lephantia/n/...
暑すぎて、日陰つたって忍者かスナイパーみたいに歩いてる。
もう9月なのに。
今週は自分が食べるお米に会いに行った。
28.08.2025 09:48 — 👍 8 🔁 0 💬 0 📌 0カランダッシュ教徒、本日の勤行。
ミニトマトの群れ。
本日発売の角川『短歌』2025年9月号の葛原妙子特集、座談会にお声がけいただきました。
エッセイも一篇寄稿しています。
もし書店でお見かけになりましたら、ぜひお手にとってみてください。
祖母の没後四十年の特集号に参加させていただき、とても嬉しく、ありがたく思っています。ご縁をいただいた方々に御礼申し上げます。
太平洋戦争下の東京に、吹き荒れる「親切」の嵐…!
戦下の東京で、良家のお嬢様たちが勤労動員された「女子親切部隊」と、その背景についてnoteに書きました。
ちなみに当時の東京市長、岸本綾夫のスローガンは「市民本位の行政」でした。今ならさしずめ「都民ファースト」といったところでしょうか。
note.com/lephantia/n/...
今日は碓井峠の某有名神社に。なんと境内犬だらけ。え?神域に犬?とびっくりした。
どうも「愛犬の肉球手形」が作れるということで、神社が愛犬家の参拝を呼び込んでいるらしい。神社も新しいビジネスをやっていかないと生き延びられないのだろうが、子供の頃からよく来ていた身としては、昔のひなびた雰囲気が懐かしい。
旧軽井沢から登山道を登っていったのだが、何と初めてヤマビルにやられた。丹沢でさんざん見ていたのですぐに対応できたけれど、50年も軽井沢に来ていてヤマビルにやられたのは初めて。後で知ったのだが、碓井峠はヤマビルの名所(?)として有名らしい。地球温暖化なのかなあ、とこちらも少し寂しくなった。
今日は桃の絵を描いてみた。
もはやカランダッシュ教。
「青き木の実の憂愁匂ふうつくしき壮年にしてめとらざりにき」葛原妙子
この歌の青き木の実は多分オニグルミ。
だから青く描いてもいいのかな、とも思う。
それにしても、人生初カランダッシュだったのだが、カランダッシュの色は夢のようにきれいだ。塗りながら思わず「あーきれいな色ー」と思わずつぶやいてしまう。
何というか、お姫様気分でうっとりしたい人は今すぐカランダッシュを買うべき。それなりのお値段ではあるが、その価値はある。
夫がカランダッシュの12色色鉛筆を買ってくれたので、庭に落ちていたオニグルミの絵を描いてみた。
最初に描いた上の絵は随分青っぽくなっちゃったなと思い、もう一枚、青を使わないで描いてみた。色は近づいたけど、絵としては上の方が好き。
うーん、難しい。
今日の軽井沢は涼しくて、子どもの頃を思い出した。そう、もともと軽井沢ってこんな感じだったんだよなーって思った。ここ数年、暑すぎてホントおかしかったんだ。
09.08.2025 09:31 — 👍 4 🔁 0 💬 0 📌 0ミソサザイ、めちゃくちゃ地味で小さい鳥なのに声が素晴らしい。しかも上から声が聞こえるのに下の方にいることあって、いったいどういう術を使っているんだろうと思う。
相手は鳥なんだけど憧れてしまうよ。
まずは気持ちを落ち着けるためにも、清流の音とミソサザイの声を。カメラはぶれまくっていますが。
22.07.2025 03:21 — 👍 7 🔁 0 💬 0 📌 0『ムーア人による報告』、面白かったんだけど、主人公の故郷であるモロッコ時代の章、アラビア語の転写とか、言葉の選択とか、アラビア語の専門家に校閲を頼まなかったのかなあ。疑問な箇所が多かった。
私もよく間違えるからあまり大きなことは言えないけど、
これまで忘れられてきた弱者が物語るという小説だからこそ、その弱者の言語に敬意を払って欲しかった。
訳者は「登場人物がスペイン語を話しているはずなので、原文でNew Spainとあってもヌエバ・エスパーニャと訳した」みたいなことを書いていたけれど、気を使うのそこなの?
結局西洋とアラブ世界は圧倒的に非対称というのを露呈する一冊になっている気が。
実は以前、フランソワーズ・ジローの伝記読んだ時も、「うわああピカソもう無理無理!」ってなった。
三好達治もなあ…鳥や植物にやさしく繊細な目を向けた文章を書きつつ、女性を殴ってるっていうのが…もうどうしたらいいのかわからん。
百歩譲って『天上の花』はフィクションだとしても、前妻への暴力は目撃されてるしなあ。
「当時の日本人男性が家庭内の女性に暴力を振るうのは当たり前で、
作品が素晴らしければ、女性の心身を傷つけていても構わない」
という言説は、自分的にはもう無理なんだよねえ。
うう。