良いですよね!
私も大好きな本なので、この本をお好きな方にお声掛けいただいて、とっても嬉しいです☺️
クラウドファンディングも応援しております。
@nodokauraraka.bsky.social
バレエ、本、お茶とお菓子
良いですよね!
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シモーヌ・ヴェイユの『カイエ(アメリカ・ノート)』に書かれている「能」についての言葉ですが、ヴェイユの洞察の鋭さに、ただただ驚嘆します。この言葉、ゴダールも読んでいた可能性がありますね。
07.08.2025 11:42 — 👍 22 🔁 2 💬 0 📌 0能に関する書物で、舞について。『芸術において何か善いものが五分続いて退屈させるなら、それを二分半に短縮しようとしない事。かえって十分、二十分、一時間と延長する事(ウェイリー)』耐え難いものによって天井を突き破る事もある。その開始と終結が時間の感覚をもたらすような演劇。時間の観照が人生の鍵である。時間はいかなる科学をもってしても手のつけられない還元不可能な神秘である。未来における自己に確信が持てぬと悟るなら謙遜にならずにいられない。時間の支配下にあって修正可能な自我を放棄しなければ不変性に到達する事はできない。いかなる合理主義にも還元できない二つのもの、時間と美。ここから出発しなければならない。
07.08.2025 11:33 — 👍 38 🔁 3 💬 1 📌 0とても興味深い内容の企画。
微力ですが、支援いたしました。
〈ルリユール叢書〉、Blueskyをようやくはじめます。ルリユール叢書の関連情報(時に現在進行、予定の翻訳企画なども紹介できれば)をぼちぼち掲載していく予定です。2019年6月発刊、来月8月の近刊、ベニート・ペレス゠ガルドス『スカートをはいたドン・キホーテ』(大楠栄三訳)でルリユール叢書は70冊刊行となります(改めての紹介を:ルリユール叢書は、小説、エッセイ、詩、戯曲、評論など多種多様な作品を綴じながら、文学の精神を紐解いていきます。読者みずからが〈世界文学〉を作り上げていくことを願ってーー。インスタもあります www.instagram.com/serie_reliure/ )
24.07.2025 04:59 — 👍 127 🔁 56 💬 0 📌 1【本日7/3(木)、新プロジェクト開始です!】
児童文学の名作『モモ』の作者
ミヒャエル・エンデによる絵詩集『影の縫製機』を
ドイツ語原文付きで新装復刊したい!
greenfunding.jp/thousandsofb...
はい、私も大好きで、繰り返し読んでいます。
22.05.2025 00:55 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0ホワイエの中央を飾っていた、『ジゼル 』2幕の写真と、2幕を象徴する百合を中心にしたお花。
『ジゼル 』の配役表。
昨日は東京バレエ団の『ジゼル 』に行ってきました。
秋山瑛さんのジゼルは純粋さ故に危うさも感じられ、ストーリーに説得力を持たせていたと思います。
1幕から空気のように軽やかで、ウィリになることが運命づけられていたよう。
2幕からは更に浮遊感が増して、本当に精霊に見えました。
宮川新大さんは端正なアルブレヒトで、自分の立場は理解していながらも、若さ故に自分の心を優先してしまった印象。
2幕のアントルシャが高さも足捌きも見事で、命乞いをしているというより、誠意を訴えているかのようでした。
コールドは、特に2幕が素晴らしく、揃った美しさが恐ろしさを増幅させて見事。
久々のバレエで感無量でした。
お返事が遅くなってすみません。
こちらこそ、いつも素敵なお写真と文章に癒されております。
お役に立てたなら、とても嬉しいです☺️
福永武彦『異邦の薫り』。 白地の表紙には小さく馬のような動物に人が乗っている絵、背表紙にタイトルが金茶色で書かれています。
福永武彦『異邦の薫り』を読みました。
近代を代表する訳詩集13冊についてのエッセイです。
福永武彦の味わい深い文章を読みながら、日本における翻訳詩の歴史や影響について学ぶことができます。
詩の原文と複数の訳詩を並べてそれぞれの翻訳者の工夫や留意点を解説する箇所もあり、これから翻訳詩を読む時の参考になりそうです。
読んでいる間、とても馥郁とした豊かな気持ちになれました。
図書館で借りた本ですが、手元に置いてもっと読み込みたいです。
【おたずね】
昔のMOE(おそらく10年くらい前です)に掲載されていた、いしいしんじさんのエッセイを探しています。直島の銭湯について書かれていました。
もう一度読みたいと思うも、あまりに記憶がおぼろげで叶わず…何か情報をお持ちの方がいらっしゃったら、教えていただけたら嬉しいです。
『モナ・リザのニスを剥ぐ』の表紙。 モナ・リザの唇付近からデコルテあたりをベースにデザインされています。
『モナ・リザのニスを剥ぐ』
ポール・サン・ブリス作 吉田洋之訳
読了しました。
長編小説を読むのは久しぶりでしたが、とても読みやすくて難なく世界に入っていけました。
ストーリーで引っ張りながらも、美とは何か、作品と向き合うとは、等さまざまな問いを投げかけてきます。
作品とこんなふうに親密に付き合えたらな、と少し羨ましくなりました。
美術館の仕事を垣間見るような気分になれたのも楽しかったです。
【4月5日~6月1日|八王子】“色彩豊かな絵本の世界”エロール・ル・カイン展が八王子市夢美術館で、原画やスケッチなど
www.fashion-press.net/news/131359
『見えない道のむこうへ』表紙。 淡いモスグリーンの背景に、赤と白の太い縞模様の灯台と思われる建物が浮かび上がり、そこに人や馬がいます。
寝る前の本
『見えない道のむこうへ』
クヴィント・ブーフホルツ作 平野卿子訳
シュルレアリスムの画家による、画集としても楽しめる絵本。
最初は図書館で借りたのですが、読んだその日に買ってしまいました。
絵もお話も素敵です。
花をテーマにした本を集めてみました。
随分と久しぶりになってしまいました。
色々バタバタしておりましたが、引越し搬入が終わって、少しは落ち着けると思います。
まだやることは沢山あるというのに、つい本の配置をあれこれ試してしまう。
結局は収納力重視で判型ごとにするでしょうが、折角なので一部を残しておきます。
花をテーマにした本を集めた一角です。
私は今2週間おきに抗がん剤治療を受けているけれど、毎回の治療に数万かかり、有給を使い果たしたので休むたびに給料が引かれ、医療保険と家族の支えでなんとかなっているものの経済的な負担は大きい。お金のために治療を諦める人が出ないよう、現行の高額医療制度を守ってほしい。
#高額療養費制度引き上げ反対
地震で損壊した能登の上時国家。能登の繁栄の象徴のような家なのに、復旧費用が一億以上かかるらしい(持ち主負担分)。
クラファンやっても、一億は集まらないよね。日本史の中でもマイナーな分野だし。悲しい。
www.yomiuri.co.jp/culture/2024...
ホワイエに飾ってあった『オネーギン』の垂れ幕
シュツットガルト・バレエ団の『オネーギン 』11月2日のキャスト表
昨日はシュツットガルト・バレエ団の『オネーギン 』、フォーゲル &バデネスの回を観てきました。
まだなんだか切ないような気持ちでいます。
フォーゲルのオネーギンは、冷たく虚無的な中に、以前よりも弱さや甘さ、不器用さを見せているようで、そこにフォーゲルの成熟を感じました。
いつになくオネーギンに対して同情的になってしまった。
バデネスは逆に、内気な少女、あるいは結婚後の洗練された貴婦人の中に潜めた溢れるような情熱を表現。
それほどの情熱を引き出せるのはオネーギンだけだとわかっていながらも、強い意志で彼を拒む姿とその後の慟哭に、息を詰めて見入ってしまいました。
新国立劇場バレエ団の『アラジン』が、昨日からYouTubeで無料公開になっています。
多幸感溢れる楽しい舞台ですので、お時間ある方は是非。
youtube.com/watch?v=btKF...
カイ・ニールセンの絵が表紙を飾る『十二人の踊る姫君』と、函に入った塚本邦雄『芳香領へ』
塚本邦雄『芳香剤へ』、函から出したところ。 「初夏たとへば壯年の父いるやかに歩み柑橘の香のさざなみ」という塚本邦雄の歌が書かれた栞が挟まれていました。
久しぶりに古書を購入しました(こちらにポストすること自体久しぶりですが)。
『十二人の踊る姫君』
アーサー・クイラ・クーチ編 カイ・ニールセン絵 岸田理生訳
カイ・ニールセンは画集も持っているのですが、お話の中で絵を味わいたくて。
荒俣宏が解説を書いています。
『芳香領へ』塚本邦雄
植物と香りに纏わるエッセイです。
塚本邦雄がこのような本を書いていたことを知らず、見つけてすぐに衝動買いしてしまいました。
パラパラとめくっただけでも、香気高い文章にクラクラします。
"アジアで最初のノーベル文学賞作家タゴールの代表的短篇10篇。ベンガル語からの完訳。タゴールのすごさ、文学の本当の面白さ・深さが詰まっています"
ラビンドラナート・タゴール/ 大西正幸 訳・解説『タゴール 10の物語』
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
昨日に引き続き、今日も大入りです。
今日の配役表です。
世界バレエフェスティバル特別プロ『ラ・バヤデール』、2日目のゲストはオランダ国立バレエのスミルノワとカイシェタです。
スミルノワの天上的なまでの美しさと繊細な感情表現は期待以上で、ちょっと言葉にならないほど。
カイシェタはスター性のある魅力で、これからどんどん伸びそう。
細やかな心の動きが伝わる演技も良かったです。
そして、その2人に引けを取らなかったガムザッティの伝田陽美。
婚約者が別の女性を愛していたと知り傷つきながらも、人前では決してそれを見せず王女として権高く振る舞う姿が印象的でした。
塚本弾の大僧正や池本祥真のブロンズアイドルとも相まって、とてもドラマティックな舞台でした。
ロビーのお花。 白い羽がモチーフに使われています。
キャスト表です。
世界バレエフェスティバルの特別プロ『ラ・バヤデール』、英国ロイヤルバレエのマリアネラ・ヌニェスとリース・クラークの回を観てきました(敬称は略します)。
ヌニェスが圧倒的に素晴らしい。
登場時からもう、その存在感と踊りに釘付けになりました。
今回は上野水香がガムザッティに初挑戦するのも話題でしたが、さすがに華やか。
特に3幕が、気迫を感じる踊りで良かったと思います。
バヤデールと言えばの影の王国でのコールドや宮川新大のブロンズアイドルも見事で、完成度の高い舞台だったと思います。
内藤コレクションの入り口にあったパネル
内藤コレクションの図録と内藤裕史著『ザ・コレクター』
『内藤コレクション 写本 ─ いとも優雅なる中世の小宇宙』を観てきました。
ここ何年か、とても心惹かれている写本の世界。
緻密で繊細な筆致に当時の人々の祈りや信仰が偲ばれ、まさに小宇宙に吸い込まれるような気持ちになりました。
ちょっととぼけた表情の動物たちも可愛い。
図録の他に、パネルに引用されていた文章が印象的だったので、内藤裕史さんの著書も購入してしまった。
グッズも可愛かったです。
ミッドサマー・イヴの表紙。 アーサー・ラッカムの妖精の絵です。
寝る前の本
『ミッドサマー・イヴ 真夜中の妖精たち』解説:辺見葉子
昨日は夏至だったので、遅れましたがその雰囲気を味わえる本を。
様々な画家による妖精の絵を集めた美しい画集です。
新国立劇場バレエ『アラジン』のポスター3枚。
昨日は新国立劇場バレエの『アラジン』を観てきました。
夢のような舞台。
ランプの精の登場シーンや空飛ぶ絨毯の演出など楽しい仕掛けが沢山で、宝石の精たちの輝くような踊りもファンタジーの世界そのものでした。
所々にプリンシパルを配した豪華なキャストでしたが、その中でもやはり小野絢子さんと福岡雄大さんの主役ペアは圧巻。
複雑なリフトをスルスルと滑らかに決めながら恋の高揚感を表現して余す所がない。
小野さんの清楚で聡明なプリンセス、白い花の香りが漂うようでした。
『ピクニックatハンギング・ロック』のポスター。 白い衣装を着た3人の少女が写っています。
『ピクニックatハンギング・ロック』のポスター。
『ピクニックatハンギング・ロック』4K レストア版を観てきました。
寄宿舎で花や詩に彩られた生活を送る、白い衣装を纏った少女たち。
対するピクニック先の岩山はいかにも荒々しく、危険な蛇や虫が棲む世界。
事件をきっかけに崩壊していく学校生活。
繰り返し現れる白鳥のモチーフ。
幾通りにも解釈出来そうですが、謎は謎のまま。
だからこそ一層強く惹きつけられる、甘美な魅力がある作品でした。
どら焼きの生地にバーナーを当てています。
どら焼きのセット。 コーヒーを合わせました。
そしてこちらはどら焼き。
焼きたてのホカホカです。
焼きたてだからこその美味しさにこだわって、材料や焼き方をいくつも工夫なさっているとか。
バーナーを使うのも工夫の一つ。
これで端の方にもカリッとした食感が出るのだそうです。
いただいてみると、確かに皮の表面はカリッと香ばしく、中はしっとりふんわりでなんとも良い風味。
熱でとろりと柔らかくなった餡子と一緒に頬張ると、それはもう絶品でした。
白小豆で出来た白餡。 これからいちごのピュレを混ぜていちご餡を作ります。
生菓子『馨』とお抹茶、試食用ののパッションフルーツ羊羹。
リニューアルしたTORAYA GINZAへ。
カウンター席を予約していたので、目の前でお菓子を作るところを拝見できました。
こちらは季節限定のいちごの生菓子『馨』(かおる)。
白あんにいちごのピュレを混ぜて、いちご餡を作るところから始まります。
材料は白小豆、砂糖、いちごとほんの少しのレモン汁だけなのだそうですが、作っている間じゅうカウンター越しに漂ってくる程香りが豊か。
太めのきんとんは少し粒々した食感が楽しく、とてもフレッシュな味わいで、中のこし餡との相性も抜群でした。
(左の写真、写す前にうっかり切り始めてしまい、切れ目が入ってしまっています)。
千早茜『赤い月の香り』 黒い背景に赤い柘榴と白い手が映えています。
千早茜『赤い月の香り』を読了しました。
前作『透明な夜の香り』がとても好きだったので、楽しみにしていた本です。
森の奥の古い洋館で、特殊な香りを作りながら暮らす調香師・小川朔と、様々な事情を抱えた依頼者たち。
前作の主役だった若宮一香の後任・朝倉満の目を通して物語が展開されます。
登場人物たちの事情は深刻なのですが、ページから香りが立ち昇るような文章はとても美しく心地よい。
元々香りが好きなこともあり、この本の世界から出たくない、ずっとこの世界に留まっていたい、と思いながら読んでいました。