長編小説『百日と無限の夜』(集英社)、織田作之助賞受賞帯ができました。
黒の装丁に朱の文字が、ぱきりと映えて美しいです!
なにとぞ、お手に取っていただけたら。
www.bungei.shueisha.co.jp/shinkan/oneh...
『百日と無限の夜』は、切迫早産で入院した約3ヵ月の経験を軸に、中世の駆込寺や産屋、幼少期の記憶など、さまざまなものが入り込んでくる作品です。
どこまでがほんとうにあったことなんですか、とよく訊かれます。
フィクションと現実との関係について、このところ日々、ニュースを追いつつ考えています。
14.02.2026 05:52 — 👍 2 🔁 1 💬 0 📌 0
コルソン・ホワイトヘッド『地下鉄道』谷崎由依訳
コルソン・ホワイトヘッド『地下鉄道』 #読了
舞台は19世紀アメリカ。「地下鉄道」とは実際には黒人奴隷たちが南部から奴隷制の廃止されている北部に脱出するのを手助けする組織の名称(Wiki調べ)だけれど、この小説内では物理的に鉄道が走っている。黒人奴隷コーラは「地下鉄道」を使って農場からの脱出を試みるが…。
原作の文章が元々そうなのか翻訳の谷崎由依さんの力によるものなのかはわからないが重みのある文体は読みやすさと格調の高さを兼ね備えており素晴らしいと感じた。ストーリーも文体同様、優れたエンタメ性と重いテーマを両立させている印象。作品全体に漂う神話的な雰囲気も好みで読み応え充分だった。
10.02.2026 03:12 — 👍 26 🔁 4 💬 0 📌 0
ありがとうございます…!
24.12.2025 03:12 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0
織田作之助賞に島口さん「ソロ・エコー」谷崎さん「百日と無限の夜」 | 毎日新聞
第42回織田作之助賞の選考会が23日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社で開かれ、島口大樹さん(27)の「ソロ・エコー」(講談社)と、谷崎由依さん(47)の「百日と無限の夜」(集英社)の2作が選ばれた。2作同時受賞は2017年の古谷田(こやた)奈月さんと東山彰良さんの作品以来8年ぶり。
『百日と無限の夜』が、第42回織田作之助賞を受賞しました。
子どもを産んで、自分のうちも外も何もかも変わってしまい、もう書けないのでは、というなかで生まれた作品でした。
書くことが困難な状況は、また訪れると思います。
けれどこうして評価いただいたことの、重さと励みを、そのたびに、思い出していきたいです。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
mainichi.jp/articles/202...
24.12.2025 01:34 — 👍 11 🔁 6 💬 1 📌 0
織田作之助賞、谷崎由依さんの『百日と無限の夜』が島口大樹さんの『ソロ・エコー』と同時受賞! すごい、おめでとうございます!!
23.12.2025 14:23 — 👍 15 🔁 4 💬 0 📌 0
『無常商店街』(東京創元社)が発売になりました。ゼーヤ ゼヤサ ゼヤゼヤサ。
〝この先、現実は保証されません――。〟
〝あなたの街の商店街、どこの異界につながっていますか?〟
28.11.2025 01:47 — 👍 39 🔁 15 💬 0 📌 0
田端文士村記念館での「芥川龍之介と英米文学」と題された座談会に参加。柴田元幸先生はじめ豪華メンバーのお話はそれぞれの個性がよく出ていて愉しいものでした。最後に芥川のお孫さんがご挨拶。お顔が本当に芥川に似ていて、びっくり。お孫さんが言うように、芥川が会場に来ているようでした😄
司会役を務められた柴田先生の準備と深い学識によって、西崎憲さん、谷崎由依さん、澤西祐典さんそれぞれのものの見方がうまく引き出されて、聴衆の一人として大変勉強になりました。7歳違いの芥川の「同世代」人であるボルヘスとの対比のお話はとても興味深いものでした。参加できてよかったです😊
23.11.2025 08:48 — 👍 7 🔁 3 💬 0 📌 0
10/12発売予定の『ゆっくり歩く』(医学書院)の見本が届きました。コスパやタイパにせき立てられる社会で母の介護を始めてみると、なんだか書かずにはいられなかった本です。難病になり、ゆっくりしか歩けなくなった母に調子を合わせてみると違った景色が見え、ウルフ、ハン・ガン、ボルヘス…文学の強度が加勢してくれました。
母の困難や遅さに合わせていると、自分がいかに言葉に頼りすぎる近代人であるか、人間がいかに可謬性を抱えているかに気づきました。
装画の本田亮さん、ブックデザインの加藤愛子さん、これが最後のケアひらになる白石さん、本当に感謝しています。どうか皆さまに読んでいただけますように!!
12.10.2025 03:15 — 👍 116 🔁 38 💬 3 📌 1
今日は「商店街の日」とのことですが、来月末に商店街の奥深くの異界を彷徨う『無常商店街』という本が刊行される予定です。画像は『紙魚の手帖』掲載時のカシワイさんの扉絵。
12.10.2025 04:33 — 👍 20 🔁 6 💬 0 📌 0
訂正。すばる11月号でした!
09.10.2025 00:44 — 👍 2 🔁 2 💬 0 📌 0
谷崎由依さんの新作小説『百日と無限の夜』について「すばる」9月号で中村佑子さんとの対談が出ているのですが、Webでも全文が公開されました。切実な体験性をどうスケール大きな神話空間としての作品世界へと昇華するのか。必読といってよいかと。アンパンマンの話もある!
www.bungei.shueisha.co.jp/interview/on...
08.10.2025 19:43 — 👍 3 🔁 2 💬 1 📌 0
発売中の「すばる」11月号にて、中村佑子さんと対談させていただいています。
『百日と無限の夜』刊行記念です。
『マザリング』以来、ご著作を追いかけてきた中村さん。
妊娠出産の異界性、原発とお水送り、リプロダクティブ・ヘルス…さまざまに広げ、深めてくださいました。
自作についても、かつてなくお話ししています。こちらの集英社のサイトから全文をご覧いただけます。どうぞよろしくお願いいたします。
www.bungei.shueisha.co.jp/interview/on...
08.10.2025 03:19 — 👍 1 🔁 1 💬 0 📌 0
百日と無限の夜/谷崎 由依 | 集英社 ― SHUEISHA ―
初めて知るのだが、母体の内部は、らせんだ。拗れて考えて、愛して爆発して、無限へ手をのばす。らせんだ。凄い。――古川日出男女の体の全てがここにある。自身の胎内めぐりの旅に出た女と共に私たちにも闇の先の光が降ってくる。これは生まれ直しの物語だ。――中村佑子第一子の妊娠中、切迫早産で急遽入院を余儀なくされた「わたし」。医師からは「3ヵ月は出られない」という衝撃の事実を聞かされる。妊娠7ヵ月で子宮口がひら...
谷崎由依『百日と無限の夜』(集英社)、妊娠パート幻想パートもすごいけど、個人的には文筆業育児パートが刺さりすぎて痛い。
〈そうしたことどもが終わって、お迎えに行くまでの残り時間に、でも、何を書くというの〉
〈もちろん仕事をしているのだ。遊んでいるわけではない〉
〈これほんまに仕事なんやろうかと、フリーランスに対する世の偏見をすすんで内在化しにいってしまう〉
〈ただし仕事を休む皺寄せは容赦なくやってくる。睡眠時間だけ削られていく〉
うちもこれから仕事と読書の時間です。でも明日も5時起き弁当&送り。そんな感じ。
www.shueisha.co.jp/books/items/...
02.10.2025 16:34 — 👍 6 🔁 3 💬 0 📌 0
どれだけ付箋を貼らせるのかという……。
冒頭からすごい緊張感なのですが、ときおり素の語りが顔をのぞかせたり、文章上のちょっとした仕掛けがあったりと、ちょいちょい笑かしにくる(笑
02.10.2025 07:06 — 👍 18 🔁 3 💬 0 📌 0
『キャンディハウス』、韻律構造おもしろかった。
SF的にもここらへんから興味深くなってくる。
〈ぼくの性欲は論理的なんだ〉
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
29.09.2025 14:41 — 👍 2 🔁 1 💬 0 📌 0
『青春と読書』10月号に、谷崎由依さんの『百日と無限の夜』(集英社)の書評を寄稿しました。こんな小説は読んだことがない…と思いながら惹き込まれ、気づけば一気読みしていました。今でもあの不思議な読書体験を思い出しては、ふっと異界の淵へと導かれるような気がします。”かつてない出産幻想小説”です。帯文もいいです!ぜひお手にとってみてください。
29.09.2025 01:26 — 👍 14 🔁 3 💬 0 📌 0
→といってもいいように思う。さらにそれをふつうに他人と共有する(他人が利用する)という設定。そんなテクノロジーが現実化・普及したら、SNSどころではなく個人の生活・生きかたや社会のありようを激変させるだろうが、この作品ではじっさいにSNSがもたらした影響と同様のもの(メタファー?)として扱われているように思った。(なお作中ではこのテクノロジーの普及でSNSが衰退したという設定)
24.09.2025 06:06 — 👍 2 🔁 2 💬 0 📌 0
→J・イーガン『キャンディハウス』では、記憶関連テクノロジーは作品の中心にはなく(ゼロ年代以降が舞台でも存在感の薄い章も)、そっち方面の新たなSF的掘り下げとかが眼目ではないが、作品全体がそのテクノロジーのアウトプットという解釈は可能かもしれない(そういう明白な言及や示唆はないですよね?)。この記憶関連テクノロジーは、いわばグレッグ・イーガン作品(『ゼンデギ』「不気味の谷」)のサイドローディング技術が、他人のデータも用いることで完璧な結果を出すようになったもの(あるいはやはりG・イーガン作品の〈宝石〉と同じ結果を、幼児期からのリアルタイムモニタではなく記憶から得られるようになったもの)に近い→
24.09.2025 06:04 — 👍 3 🔁 2 💬 1 📌 0
キャンディハウス: 書籍- 早川書房オフィシャルサイト|ミステリ・SF・海外文学・ノンフィクションの世界へ
早川書房オフィシャルサイトのキャンディハウスページです。当サイトでは、ミステリ、SF、海外文学、ノンフィクションの名作から最新刊まで、幅広いジャンルを網羅した書籍の情報を提供しています。早川書房の世界を、こちらの公式サイトからご堪能ください。
『キャンディハウス』ジェニファー・イーガン/谷崎由依訳(早川書房)Kindleで読了。ゼロ年代に登場した記憶関連の架空テクノロジーが普及した(その基礎となる、一見分野違いの論文が1990年代に発表された)世界で、いくつかの(そのテクノロジーと深く関わり、また相互に関わる)家族とさらにそこに絡む人々の複雑な関係を、1960年代から70年間にわたって(=近未来まで)時系列シャッフルの連作形式で描く。著者の『ならずものがやってくる』(ハヤカワepi文庫。原著2010年刊で終盤は2020年代の"近未来"が舞台)と人物や言及エピソードの重なりがあるが、必要な情報は訳者あとがきで説明されている。
24.09.2025 05:28 — 👍 9 🔁 6 💬 1 📌 0
『キャンディハウス』ジェニファー・イーガン/谷崎由依訳(早川書房)Kindleで読み中。「韻律構造」の章は「ガチガチのハードSFを読んだことのない人が考えるガチガチのハードSF"というもの"」をある時期の清水義範がパスティーシュした短篇(=じっさいのガチガチのハードSFとは全然違う)みたいな感じ。
22.09.2025 23:51 — 👍 9 🔁 2 💬 0 📌 1
百日と無限の夜 帯付き
百日と無限の夜 帯なし
百日と無限の夜 細部
百日と無限の夜 表示と裏表紙を繋げたところ
6年ぶりの長編小説『百日と無限の夜』が、集英社より刊行されました。
切迫早産での長期入院中にあらわれた異界の女とともに、寝たきりのまま旅に出る。
出産育児の実録も含みつつ、中世の駆込寺や産屋を訪れる幻想小説でもあります。
読むたびに勇気をいただける素晴らしい帯文は、なんと古川日出男さん、中村佑子さんのお二人方にいただくことができました。
装丁の佐々木暁さんにも、細部までこだわって仕上げていただきました。
繊細なイラストは4coさん。
カバーは広げると一枚絵になります。
写真ではうまく撮れないのですが、袖までずっと繋がっていてとても素敵なのです。
なにとぞ、お手にとってご覧いただけたら。
28.09.2025 12:28 — 👍 20 🔁 7 💬 0 📌 0
Associate Professor, Kindai University. Ph.D. in Literature.
Cognitive linguistics—metonymy, mental spaces, frame semantics.
Interested in ATProto as academic infrastructure.
換喩・パン・小さな書店
researchmap.jp/mentalspeces
翻訳家・書評家・精神科医
SFとラテンアメリカ文学とお笑いが好き。
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月刊文芸誌「文學界」の公式アカウントです。
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『まんがタイムきららキャラット』さんの25年2・4・7・11月号に『ねじねじロボチカ』を載せてもらいました。読んでね🍮
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アンダーグラウンドへようこそ🦋
🏳️⚧️🏳️🌈
著訳『掠れた曙光』『反ヘイト・反新自由主義の批評~』『~黄昏の原郷』『「世界内戦』~』『アゲインスト・ジェノサイド』、ウォーハンマーRPG、T&T、エクリプス・フェイズ、D&D、モンセギュール1244、向井豊昭・山野浩一関連、編「ナイトランド・クォータリー」『現代北海道文学論』『アイヌ民族否定論に抗する』『北の想像力』
木原善彦。O大。英語教員。偏食。極端な小説が好き。翻訳も。最近ではエヴァン・ダーラ『失われたスクラップブック』(日本翻訳大賞受賞!)、エヴェレット『ジェイムズ』、レイラ・ララミ『ムーア人による報告』、パワーズ『プレイグラウンド』
ものぐさな書きもの修行中の超短編や。やる気のない小説漫画読み。ながら聴き専門音楽鑑賞者。
https://tanakanatm.wordpress.com/
2026.1.18(日)文学フリマ京都 10
え-03「超短編マッチ箱関西支部」
https://bunfree.net/event/kyoto10/
https://c.bunfree.net/c/kyoto10/3F/%E3%81%88/3
Kindle 版 超短編集『夢見る人形の王国:いつかどこかのものがたり』
翻訳業。家から出ません。
アイコンはショーン・タン『内なる町から来た話』より、バナーはジョージア・オキーフ。
英文学研究者。近刊『ゆっくり歩く』(医学書院)、『ケアの物語』(岩波新書)、『ゴシックと身体』(松柏社)。その他に、『世界文学をケアで読み解く』(朝日新聞出版社)、『ケアの倫理とエンパワメント』『ケアする惑星』『翔ぶ女たち』(講談社)など。
出版社・早川書房の公式blueskyです。中の人は今のところ2名。お問い合わせはこちら https://www.hayakawa-online.co.jp/contact から
出版社で編集ほかなんでも屋。5lack的に日々てきとーに。「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」『想像ラジオ』『民主主義ってなんだ?』『平家物語 犬王の巻』『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』『大阪』『くもをさがす』『幽玄F』『DTOPIA』
the translator of J.M.Coetzee/Chimamanda Ngozi Adichie/Maryse Condé
翻訳者・詩人
https://esperanzasroom.blogspot.com
吉田恭子です。京都文学レジデンシー実行委員会代表。英語の小説書いたり・読んだり、翻訳したり。
京都大学 人間・環境学研究科
フリーランス編集・英日翻訳・その他。出不精だけど山に行きたいし旅に出たい。
お仕事で関わった本はこちら→ booklog.jp/users/ngned
とりしまです。Dempow Torishima 絵と小説をかきます。最新刊は『無常商店街』。著書に『皆勤の徒』(英訳版Sisyphean)『宿借りの星』『オクトローグ』(文庫版『金星の蟲』)『るん(笑)』『奏で手のヌフレツン』共著『旅書簡集 ゆきあってしあさって』SFマガジンで「幻視百景」連載中。
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