"このようにして、社会科学は、その研究上の言葉使いからみるかぎり、あたかも社会から引き揚げて科学研究の象牙の塔にこもったかのような感じを与えるようになったのです。"(p.106-7)
07.08.2025 12:30 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0@monogragh.bsky.social
政治学、政治学史。働きながら論文を書いています。 https://researchmap.jp/dsakai/
"このようにして、社会科学は、その研究上の言葉使いからみるかぎり、あたかも社会から引き揚げて科学研究の象牙の塔にこもったかのような感じを与えるようになったのです。"(p.106-7)
07.08.2025 12:30 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0…この角度からすると、客観的・中立的ないし没価値的な研究なるものは、学者側の防衛的な姿勢を表現するものであったわけです。それは、公然たる政治的論争の危険から学者たちが逃れるための知的に正統な、かつ有効な基盤を提供しました。"
(イーストン「アメリカ合衆国における政治学」)
"しかしながら、政治学への科学的方法の導入には、そうした学問的な事情だけでなく、政治学を科学の方向へと押しやるような社会的な力も働いていました。たとえばマッカーシズムです。……学者たちはこの運動のとくに脆弱な攻撃目標として選ばれたのですが、このため社会科学者たちの社会改革や批判的理論への関心は、地下に追いやられることになったのです。…
07.08.2025 12:27 — 👍 2 🔁 0 💬 1 📌 0The Review of Politics 最新号はロールズ特集との由。
www.cambridge.org/core/journal...
報告要旨集の閲覧にはID、passが必要です。
(プログラムの閲覧には不要)
2025年度 日本政治学会研究大会(10/11〜10/12)
報告要旨集
www.jpsa-web.org/conf/2025/
「報告要旨集」が公開されましたね。
"この理論枠組みは、使い方次第で、少数の理論的前提から、大規模な政治現象を驚くほど簡潔に(parsimoniousに)説明しうる、かつてのマルクス主義にも通じるスケール感と野心を備えていた。"
04.08.2025 14:11 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0"私が学部生だった頃に、一九五〇・六〇年代のマルクス主義と同様の魔力を放っていたと感じられたのが、「合理的選択新制度論」であった。"
高宮秀典「書を捨て、町へ出て――『参議院による多元的民意の反映』刊行に寄せて」(『UP』2025.8)
www.utp.or.jp/book/b101441...
小平武史「ケインズが言ったこと――人間観からざっくり理解する1 ジョン・メイナード・ケインズさんを紹介します」(『WEBみすず』2025.8.1)
magazine.msz.co.jp/series/keyne...
TLで紹介されていた丸岡秀子『声は無けれど』。
「大山郁夫の会」で講演した丸山眞男との控室でのやりとりや、丸山からの手紙が一部載っている。
"このたび、ご遺族より、先生の著作を含む数多くの所蔵書籍、研究・収集資料などを当協議会に寄贈していただきました。 "
2024年11月 「大森彌先生追悼特別展示~大森先生と特別区の自治~」|公益財団法人特別区協議会
www.tokyo-23city.or.jp/chosa/kikaku...
『ルソン戦』復刊とあわせて、阿利莫二氏の逸話が朝日新聞に。
皇居前を行進した出陣学徒 「歓呼の声で送り出した」法政大の悔恨
www.asahi.com/articles/AST...
「破壊的」な学術文献は現れにくくなっている、という主張をめぐる論争を概観する『ネイチャー』の記事。
Are groundbreaking science discoveries becoming harder to find?
doi.org/10.1038/d415...
『日本政治学出版の舞台裏』のセミナー(7/1)の記録も。コメンテータは藤原帰一先生。
スラブ・ユーラシア研究センターニュース 季刊 2025年 176号
src-h.slav.hokudai.ac.jp/jp/news/176/...
学術論文への言及量は、BlueskyがX(旧Twitter)に匹敵してきているというデータ。
Are there stars in Bluesky? A comparative exploratory analysis of altmetric mentions between X and Bluesky
doi.org/10.1016/j.jo...
JAIR Newsletter 184号 | 日本国際政治学会
jair.or.jp/wp-content/u...
2025 年度研究大会(10/17-18)のプログラムが出ている。
河野勝・中村直生「期日前投票の現状と問題点──直近3回の参議院選挙データに基づく考察」(『Votes』85号、2025年5月)
www.akaruisenkyo.or.jp/wp/wp-conten...
『Voters』(86号、2025年6月)
www.akaruisenkyo.or.jp/wp/wp-conten...
牧原出「2025年参議院選挙という静かな転換」
佐々木毅「苦い選択」
「過去の誤った学説をなぜ教える必要があるか」ということで、これは学説史研究の意義につながるお話。
上條諒貴「日本の政治学教育におけるいわゆるダウンズ・モデルについて」(『北九州市立大学法政論集』52巻3・4号、2025年)
kitakyu.repo.nii.ac.jp/records/2000...
荻健瑠「『岡義達著作集』の編集過程」(國學院大學近代研究会、2025年)
researchmap.jp/takeru_ogi8/...
村松・大嶽・猪口世代の特殊性──つまりその前と後の世代との相違のあり方──をうまく説明していますよね。
27.07.2025 12:15 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0大変啓発されました。『レヴァイアサン』以後の政官関係論(とその変化)について、研究の国際化という要素を入れて論じるもの。
待鳥聡史「現代政治分析にとっての政官関係論──政治学専門誌『レヴァイアサン』掲載論文を手がかりに」(『法学論叢』196(4-6), 2025年)
cir.nii.ac.jp/crid/1520022...
すべては佐藤さんの手のひらの上…!
26.07.2025 14:15 — 👍 2 🔁 0 💬 0 📌 0神川彦松日記の学際的研究
成蹊大学アジア太平洋研究センター 共同研究プロジェクト
www.seikei.ac.jp/university/c...
(メモ)"PS: Political Science & Politics"誌の1992年3月号は日本政治特集。
表紙は竹下内閣の写真説明図(日本語)。
doi.org/10.1017/S104...
『政治思想学会会報』(JCSPT Newsletter)第60号(2025年7月)
jcspt.jp/wp-content/u...
「政治思想研究論文の『型』について」という文章が巻頭にある。
日本政治学会若手論文優秀賞受賞作の決定について|日本政治学会
www.jpsa-web.org/news/society...
おめでとうございます。
ついに出た。
Wang と Barabási の『サイエンス・オブ・サイエンス』の翻訳(森北出版)。「科学の科学」、科学計量学、計量書誌学の分野ではすでに話題になっている、必読文献の翻訳です。
www.morikita.co.jp/books/mid/09...
4年次にも思想系の講義を受講したが、なんの講義だったかは覚えていない。そのレポートは残っていて、「ヘーゲルの自由論と国家論」という怖いもの知らずの論題で提出している。
21.07.2025 15:30 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0学部3年までの成績表が出てきた。
西洋政治思想史を初めて勉強したのは、3年次で受講した大屋先生の「法思想史」講義でだったような気がする。
磯部隆先生の「西洋政治思想史」も受講したものの、講義はピラミッド・テキストを扱うもので、ホッブズ、ロック、ルソーといったオーソドクスな対象は出てこなかった。(しかし強烈な印象には残っている。)