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作家。SFと歴史小説を書いています。各種のお問い合わせは、出版社宛てにお願いいたします。 Official Web Site : https://www.ueda222.com
上田作品が初めて Amazonのオーディオブック(audible) で配信となります。
来年(2026年) 1月16日『上海灯蛾』(双葉社) がリリースされる予定。お楽しみに。
www.audible.co.jp/pd/B0FNDTB7YK
「WEB 小説推理」12月号(双葉社) が公開されました。
kindle版もあります (Unlimitedにも対応)
歴史×冒険エンターテインメント小説『炎陽を撃て』は、連載第13回。
colorful.futabanet.jp/list/suiri
うわあああ〜。
森脇真末味とか懐かしすぎる。買おう。
www.kawade.co.jp/sp/isbn/9784...
韓松さんの『紅色海洋』上下巻、ついに出ますよ!
www.shinkigensha.co.jp/book/978-4-7...
『紅色海洋 上下』韓松/上巻第1部林久之,第2部上原かおり,下巻第3部立原透耶,第4部大恵和実訳、立原透耶監修(新紀元社11/10発売)を編集部より献本いただきました。ありがとうございます。下巻に解説:上原かおり,監修者あとがき:立原透耶。装画:鈴木康士、装幀:坂野公一(welle design)。編集協力:牧原勝志(パン・トラダクティア)。
昨年『無限病院』で話題席巻した韓松の代表的SF長篇。
www.shinkigensha.co.jp/book/978-4-7...
武田一義(原作・共同脚本)登壇!第38回東京国際映画祭アニメーション部門 シンポジウム イベントレポート(2025.10.30)
"本作を史実に基づきながらもフィクションとして描くという判断に至った経緯について問われると、実在の人物をモデルにしたドキュメンタリーとフィクションのどちらにするか悩んだことを明かしつつ、最終的にフィクションを選んだのは平塚氏に「ドキュメンタリーでは名誉を守るためにあえて書かないこともあるが、フィクションであれば、架空のキャラクターとして書けるかもしれない」と助言されたことが大きいと語ります。"
peleliu-movie.jp/news/event/1...
そういえば、私が住んでいる地方の近辺には、「明石のタコは立って歩く」という言葉が昔からありましてな。大昔には「海からあがってきたタコが畑に入って芋を獲っていくのを見た」とか「大ダコが道を横切ったので、荷車を牽いていた馬がびっくりして前脚を持ちあげて立ち往生した」とか、そういった噂話が、まことしやかに語られていた時代がありました(本当かどうかは知らない)
20.10.2025 14:46 — 👍 37 🔁 5 💬 0 📌 1何度でもRPしますが、このウナギの話、面白すぎ。
これ、絶対、ネタにして何か書けるでしょ。いま、SF作家は、皆、作品に応用する算段を考えているはず。
大げさって思われるかもしれないけど、
ウナギが陸に上がって狩りしているのを知る前と後では、ちょっと世界が変わるくらいのインパクトがあった。
この人たち深海で生まれて、大洋を漂って、今、夜の渓流で森に上陸してるんですよ。
すごいよ
これすごい。野生での観察(胃内容物)と、実験でオオウナギの陸上での狩りを確認している。河口から離れると、胃内容物が全部陸域の生きものだった個体もいる。ムカデとか、ゴキブリとか、写真ではかなり大きなカニさんを食べてる。
実験では10匹のオオウナギ(各個体で191~238時間の実験を実施)で、「計3,713回の上陸行動が観察され、うち42回で実際に陸上捕食が成功」だって。餌はコオロギ。
ウナギは陸でも狩りをする―魚類の陸上進出に関する新たな発見― | 東京大学 先端科学技術研究センター www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/news/rele...
毎年恒例の「神保町ブックフェスティバル」が、10月25日(土)と26(日) に開催されます。
早川書房さまのブースで、今年も自分のサイン本が少し並びます。
他にも、たくさんの作家さんのサイン本が並びます。詳細はリンク先をご参照ください。
www.hayakawabooks.com/n/n21f178ae2...
「WEB 小説推理」11月号(双葉社) が公開されました。
kindle版もあります (Unlimitedにも対応)
歴史×冒険エンターテインメント小説『炎陽を撃て』は、連載第12回。
colorful.futabanet.jp/list/suiri
ヤママユガの写真。
『上海灯蛾』のカバー表紙画にいるやつ。
(ヤママユガ。実に美しい)
「WEB 小説推理」10月号(双葉社) が公開されました。
kindle版もあります (Unlimitedにも対応)
歴史×冒険エンターテインメント小説『炎陽を撃て』は、連載第11回。
colorful.futabanet.jp/list/suiri
タイトルが上手い。
www.famitsu.com/article/2025...
ちょっと、これまで見たことのない「漫画家マンガ(本格サスペンス要素あり)」が始まったぞ。これは期待。
ネタ的に、自分の世代がターゲットなのかなあとも思ったり。若い読者はどう読むのだろう。
shonenjumpplus.com/episode/1710...
買いました。
『人工知能』誌は前から時々買っていましたが、いよいよ、必読の時代になってきたなという印象が強い号です。
CGエージェントに関しては、非ヒト型の可能性に言及される機会が訪れることを期待したい。日本だけの特徴ではないと思うのですが、動物系デザインも強いのではないか。
読みたい本が際限なく増え続ける。
prtimes.jp/main/html/rd...
『翠雨の人』は、ビキニ水爆実験の放射能測定などに携わった地球科学者・猿橋勝子の生涯を描いた評伝小説です。
確かな理解と熱のこもった筆致は、自身も地球科学を学んだ作者ならではでしょう。SF的な飛躍はありませんが優れた科学者小説であり、SF読者にもおすすめです。
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
すごい本が刊行されたなあ。読まねば。
01.09.2025 15:22 — 👍 4 🔁 0 💬 0 📌 0(→続き)
最先端から入ってずっと最先端を読み続ける人もいるし、最先端から古典へ飛ぶ人もいるし、両方同時進行で読む人もいるし。
ちなみに、自分の場合、海外SFと接触した最古の記憶は、ロッド・サーリングの「真夜中の太陽」です。小学生向けの学習誌の「読み物特集本」で読みました。いい時代でしたな。
SFは、小説が肌に合わなければ、映画(特撮系含む)にも漫画にもアニメにもゲームにも傑作が多いから、自分に合う好きな媒体を選べる(選択肢が広い)ところが、とてもいいと思う。
自分が本格的に海外SFにはまったきっかけは、リアルタイムで読んだギブスンの『ニューロマンサー』が面白かったからで、ギブスンの次はクラークまで遡ってしばらくハードSFを楽しんでいた(クラークでハードSFの面白さを知ったので、バクスター → イーガンに至る時代的な流れは、リアルタイムで追いかけることができた。ソウヤーの初期作品群も実によかった)ので、後追いでジャンルを楽しむときには、個人で好きに方向性を選べばいいのでは……とも思ったり。嗜好は人それぞれなので、(→続く)
01.09.2025 03:36 — 👍 11 🔁 2 💬 1 📌 0グレッグ・イーガン最初の1冊には短篇集『祈りの海』か『しあわせの理由』が最大公約数として訳者のお薦めです。
SFに抵抗のない方なら長篇『宇宙消失』『万物理論』、短篇集『ビット・プレイヤー』も。ほかの短篇集も、この作家をもっと読んでみようとしたときの2冊目むきだと思います。
コンピュータ/AI/ネットなどに関心があったり仕事にしている方がイーガンは面白いぞといわれた場合は、『順列都市』『ディアスポラ』のことだと思われます。あくまでも1990年代発表のSFで未来予測の書ではありませんが、これが30年前に書かれていたとは!といまも驚きの声があがる作品です。
SF大会例のパネル、最初は皆さん「心の一冊」を語っていたのですが、そこからファシリテーターがシームレスに「若い人にお勧めするなら?」と質問し、臨機応変に答えられた人と、「心の一冊がお勧めの一冊」だった人に分かれた、というのが真相なのです。
01.09.2025 01:54 — 👍 2 🔁 3 💬 0 📌 08月が終了。少し仕事を積み残したので、また明日。
31.08.2025 15:09 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0【近況報告】
Web小説推理での連載原稿は年内に手を離れ(最終回の掲載は来年になってから)、次は、現在の連載執筆と並行して準備中の『播磨国妖綺譚』第三巻の刊行を目指します。久しぶりにお菓子を題材にした連作長編も書きます。これとは別種の長編作品も準備しつつ、オーシャンクロニクル・シリーズの続刊を進めていきます。2028年がデビュー25周年にあたるので、この年に合わせてなんとかしたい。
あと、現実という「社会」の中で生きている人間が作品を書いている以上、作品に「社会」が反映されていない、などということはあり得ません。どのように個人的・内向きな話を書こうが、そこには書き手が現実の社会から受け取ったもの(ネガティヴなものも含めて、すべて)が反映されている。
「社会派風の題材を扱ったSFだけが社会を描いている」みたいな、つまらないことは言わないようにしようね。
個々の他者(相手が人間ではない場合も含む)との関係に執着すれば、"人間の本質を探る" SFになるし、技術や知識に焦点をあてて論理性に執着すればハードSFになる、とも言える。
そして、このふたつは、ひとつの作品の中で両立させることも、当然、可能。安易に二分してはいけない。