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感覚統合のデッサン

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Latest posts by grimoirebook.bsky.social on Bluesky

承前rp. 米国から無期限貸与されている、いわゆる「戦争画」153点は「独立行政法人国立美術館 所蔵作品総合目録検索システム」 search.artmuseums.go.jp に「戦争記録画」と入力すると画像も含めて一覧することができるし、常設展示でも割と頻繁に出してます。

あと近美の過去展示一覧を検索すると、フェミニズム、日韓、戦争画などをテーマとした特集展示や企画展も多いし、「埴輪と土偶の近代」にしても「民藝の100年」にしても、そのあたりに言及したパートを設けるなど、「近代」の見直しは継続的かつ自覚的にやっている。メディア主催と自館企画で広報の金の掛け(られ)方はかわります。

26.07.2025 05:49 — 👍 109    🔁 65    💬 1    📌 0
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〈ルリユール叢書〉、Blueskyをようやくはじめます。ルリユール叢書の関連情報(時に現在進行、予定の翻訳企画なども紹介できれば)をぼちぼち掲載していく予定です。2019年6月発刊、来月8月の近刊、ベニート・ペレス゠ガルドス『スカートをはいたドン・キホーテ』(大楠栄三訳)でルリユール叢書は70冊刊行となります(改めての紹介を:ルリユール叢書は、小説、エッセイ、詩、戯曲、評論など多種多様な作品を綴じながら、文学の精神を紐解いていきます。読者みずからが〈世界文学〉を作り上げていくことを願ってーー。インスタもあります www.instagram.com/serie_reliure/ )

24.07.2025 04:59 — 👍 124    🔁 56    💬 0    📌 1

AIに絶対触れさせず、またAIにもけして頼らない学術リソースというものを作る必要があるのではないかと思う。AIの否定ではなく絶対参照点が無いとそもそも始まりの存在しない系譜を今後の研究者は辿り続けることになる。いづれにせよ、それもまたAIの過度期であり空想の書物や捏造の事実はやがてなくなるであろうと考える人もいるであろうけれど。

18.07.2025 13:09 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0
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橋本麻里さんが訪ねる「美の仕事」 大陸文化の網の目〈神 ひと ケモノ〉 - 各界の第一線で活躍されている識者に、骨董・古美術の世界を体験していただく雑誌『目の眼』のリレ—連載「美の仕事」。2025年8/9月号は、橋本麻里さんのリクエストで、独特の世界観をもつ〈神 ひと ケモノ〉の毛涯達哉さんを訪問。毛涯さんのユニークな来歴と、いま興味深く見つめているものについて語っていただきました。

『目の眼』リレー連載|美の仕事
大陸文化の網の目〈神 ひと ケモノ〉
menomeonline.com/2025/07/15/2...

キンメリアやスキタイ、ギリシア、ローマ、ビザンツなど、ロシアの黒海周辺に展開した、複雑な歴史と文化に由来する遺物を扱う古美術商〈神 ひと ケモノ〉の、毛涯達哉さんとそのお仕事を紹介しています。

15.07.2025 23:52 — 👍 56    🔁 14    💬 0    📌 0

いくつか誤りがあったので訂正しました。すみません。

13.07.2025 16:15 — 👍 2    🔁 0    💬 0    📌 0
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【新刊】〈ナウシカ〉というキャラクターが宮崎駿の10年に及ぶ様々なアニメ化に至らなかったアイデアの集積からいかに生まれたか。一人の王女へ注ぎ込む壮大なイメージの河。『宮崎駿イメージボード全集』(岩波書店)の中でも白眉の第四巻『ナウシカ前史』が登場した。宮崎版〈美女と野獣〉『ロルフ』からは戦闘/兵器のイマージュ、病床の父と十字軍のイマージュ。『戦国魔城』では巨神兵のイマージュ、ユパ・ミラルダの原型。『土竜とクシャナ』ではゲド戦記からのイマージュ。『グールの王女ナウシカ』で王女のイマージュは反復拡張され、これら制作されなかった作品群が全て〈ナウシカ〉へと押し寄せていくのである。

13.07.2025 16:14 — 👍 81    🔁 31    💬 0    📌 0
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「地図は思考と想像のツール」第4回

『月報KAJIMA』2025年7月号(鹿島建設)に「地図は思考と想像のツール」第4回を書きました。

「もしも地図を作るなら」と題して、「禹跡圖」、伊能忠敬「沿岸地図」、プトレマイオス『地理学(世界地図の描き方案内)』に基づく地図を眺めながら、地図のつくり方について書いてみました。

といっても1200字ほどなので、さっとスケッチするような感じでございます。

月の半ばころにはウェブでデジタル版も公開されるかと思います。

バックナンバーは下記からどうぞ。
www.kajima.co.jp/news/digest/...

11.07.2025 15:30 — 👍 32    🔁 4    💬 1    📌 1

また刺さってる!笑

11.07.2025 15:37 — 👍 1    🔁 0    💬 1    📌 0
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江戸時代から筍や栗の農家として、季節の味覚や彩りを生産されてきた〈若竹の杜〉を訪ねました。どこまでも続いていく広大な竹林はさながら中国の深山さえ想像させて、『キングダム』の撮影も行われパンダにうっかり出会ってしまいそうでしたw

11.07.2025 11:18 — 👍 3    🔁 0    💬 0    📌 0
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酢を昆布出汁で半量割ってそこに蜂蜜を加えた所へ強めの海の塩でさっと湯どおしした野菜を熱いままディルと一緒に漬けて冷やしただけのピクルス。カレーにもサンドウィッチにもいけます。

11.07.2025 11:08 — 👍 6    🔁 0    💬 0    📌 0

美味しそう。夏野菜は水分が多いからグリルするとぐっと旨みが増しますね。

11.07.2025 10:51 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0
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長らく失われていた「バビロンの賛歌」を考古学者らが再発見、学校で子どもたちが書き写した粘土板も 古代メソポタミアの都市バビロンの歴史は紀元前2300年頃にさかのぼり、一時は世界最大の都市となるなど栄華を極め、歴史上初めて人口が20万人を突破した都市ともいわれています。イラクとドイツの研究チームが、粘土板に楔形文字で刻まれた「バビロンの賛歌」を再発見したと報告しました。

長らく失われていた「バビロンの賛歌」を考古学者らが再発見、学校で子どもたちが書き写した粘土板も
https://gigazine.net/news/20250708-hymn-babylon-ancient-cuneiform-tablets/

08.07.2025 14:01 — 👍 40    🔁 16    💬 0    📌 1
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【新刊】大笑いして次第に真顔になってしまった。戦時中にこんな痛烈な政府批判ができていたことも凄いけれど、その眼力が先を見据えている。極右国粋主義雑誌で連載していたことも検閲をすり抜けていたのだろう。なぜ連載できたのかその詳しい経緯も知りたくなる。何よりユーモアが最強の武器だ。

『統制百馬鹿 水島爾保布 戦中毒舌集』
前田 恭二 著
岩波書店

07.07.2025 06:38 — 👍 26    🔁 8    💬 0    📌 0

「いつの日か、私は、工業装置一式を背景に、ボレロを上演したく思っている」(218頁)

『ラヴェル著述選集』笠羽映子 編訳
法政大学出版局

05.07.2025 15:51 — 👍 2    🔁 1    💬 0    📌 0
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【catch up】モーリス・ラヴェルと言う音楽家が、極めて意識的に20世紀初頭の音楽が担うものを見抜いており、この先の音楽が聴こえていたことが明確にわかる。たとえば〈ボレロ〉は機械の音楽であり実在する工場から生み出されたと名言している。『工場に歌を見つける』という文章には工業化に伴う騒音の中に音楽の発想を得るべきで、オネゲル、モロソフ、シェーンベルクたちはすでに、そうした機械の構成体から音楽を生み出しているという。リズムとトーン、軽やかさと重さのバランス、反復される音の羅列。

05.07.2025 15:51 — 👍 2    🔁 0    💬 1    📌 0
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書評紙「週刊読書人」で、「読書人を全部読む!」という連載を始めました。

1958年の創刊号から出発して、紙面を隅々まで読んで記録をとりつつ、気になったことや気がついたことを報告して参ります。

できれば、同紙を中心としながら、日本その他における書評の歴史にも触れたいと念じております。

タイトルは編集部につけてもらいました。火の玉ストレートです🔥

昨日発売の2025年7月4日(金)[第3596号]からスタートで、次回は7月18日号掲載予定、そのうち毎号掲載という心算ですが、さてどうなりますことやら。

ご笑覧くださいませ。

dokushojin.net/my/archives/...

05.07.2025 10:23 — 👍 49    🔁 11    💬 0    📌 1
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今週の本棚:橋本麻里・評 『装束 平安貴族の衣の復元』=承香院[奥川一臣]著 | 毎日新聞 ◆承香院(じょうこういん)[奥川一臣]著  (臨川書店・4400円) 道長、紫式部のリアルクローズ  旧Twitter(X)で、平安時代の装束を縫ったり、その装束を着て蹴鞠(けまり)をしたり琵琶を弾いたり、新幹線に乗ったり(!)している野生の研究者が、以前から気になっていた。投稿される画像や解説か

毎日新聞書評、今回はこちらを取り上げました。
『装束 平安貴族の衣の復元』=承香院[奥川一臣]著
mainichi.jp/articles/202...

「かつてそれらを着用して出勤し、生活していた、藤原道長や紫式部らの『リアルクローズ』の形状・構造に特徴的に認められる差異を、他の時代の衣と比較し、抽出…

具体的に取り上げるのは『袿(うちき)』『文官束帯と宿直(とのゐ)(衣冠)姿』『直衣(なほし)』の3テーマ。いずれも目から鱗の連続だが、宿直姿の章ではホームズそこのけの、『装束探偵』ぶりが際立っている」

05.07.2025 02:37 — 👍 57    🔁 23    💬 0    📌 0
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【本日発売】漫画を描けば、ヒットラーとスターリンを遊女とその客に仕立てておちょくり、文を書けば「政府は嘘をつくもの」とバッサリ切る。言論統制の時代にあって、国粋主義雑誌に連載、検閲の眼をかわしながら体制を批判し続けたコラムを選りすぐって編集。盧溝橋事件から1945年2月まで、物資窮乏、闇経済、隣組などの実態を伝える。

前田恭二編『統制百馬鹿 水島爾保布 戦中毒舌集』☞ iwnm.jp/061706

04.07.2025 02:23 — 👍 122    🔁 43    💬 0    📌 1

『図説総覧 江戸時代に刊行された世界地図』

『図説総覧 江戸時代に刊行された世界地図続編Ⅰ』
江戸時代の書籍に掲載の世界図
付録 本編の補遺

いずれも
海田俊一 著
発行 アルス・メディカ
発売 三恵社

03.07.2025 17:58 — 👍 2    🔁 0    💬 0    📌 0

本編は海田俊一さんによる長年のご研究をまとめられた大変な偉業で三恵社から限定300部で2019年に上梓されたものです。また続編Ⅰは2024年に出版され本編補遺や改訂も納められています。続編Ⅱも続いて出版される予定とのことです。類書の資料本などでは見れない図版も多数収録されています。

03.07.2025 17:58 — 👍 1    🔁 0    💬 1    📌 0
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【地図から始まる文化誌における重要な二冊】タイトル通り江戸時代刊行の〈世界地図〉があちこちから集められています。地理的な興味と同時に人類学や博物学的興味に溢れていました。〈世界の中の日本〉という世界像の転換が見えてきます。鎖国しながらも世界を覗こうとしていた。

03.07.2025 17:53 — 👍 3    🔁 1    💬 1    📌 0

私も山本先生の生徒として本屋に行きたいです!オンデマンドでいいので神学大全にすご〜く興味あるので全巻注文してもいいですかっ。

03.07.2025 15:15 — 👍 1    🔁 0    💬 1    📌 0
“森の図書館”の住人に聞く、本との向き合い方 橋本麻里さん・山本貴光さん「図書館を建てる、図書館で暮らす」|好書好日 海辺の街に「森の図書館」をつくり、暮らしたプロセスをまとめ『図書館を建てる、図書館で暮らす 本のための家づくり』を刊行した学芸プロデューサーの橋本麻里さんと文筆家でゲーム作家の山本貴光さん。デジタル化が進む現代に、人間は紙の本とどう向...

「"森の図書館”の住人に聞く、本との向き合い方 橋本麻里さん・山本貴光さん「図書館を建てる、図書館で暮らす」(好書好日、2025.07.03)

「書塔」や「書層」の下のほうにある本を探して床にはいつくばっている写真を撮られたのは人生ではじめてかもしれません。

『図書館を建てる、図書館で暮らす』(新潮社)に関連した取材です。

取材・文:野村美丘さん
写真:加治枝里子さん
編集:笹川ねこさん

book.asahi.com/article/1587...

03.07.2025 10:42 — 👍 57    🔁 12    💬 1    📌 0
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“森の図書館”の住人に聞く、本との向き合い方 橋本麻里さん・山本貴光さん
book.asahi.com/article/1587...

「──おふたりのご自宅である「森の図書館」は、いわゆる蔵書がたくさんある家と、何が違うのでしょう?

山本:あくまでイメージではありますが、あるテーマや主題、方針をもって本を収集し、それを利用するために整理して並べているのが図書館で、蔵書という場合はもうちょっとゆるい感じかな。

橋本:図書館には客観性があるんじゃないかな。特に山本がそうですが、好きかどうか、読みたいかどうかとは関わりなく客観的に本を集める、本があることに意味がある」

03.07.2025 13:06 — 👍 88    🔁 22    💬 0    📌 0

パーシヴァルって聞くとついつい火星の運河や冥王星の実在を予測したローウェルの方を思い出してしまいます。

02.07.2025 14:48 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0
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"国宝大鎧の双璧"が初顔合わせ!春日大社 国宝殿 究極の国宝 大鎧展を巡ろう(進行:橋本麻里)【ニコニコ美術館】 - 2025/7/4(金) 19:00開始 - ニコニコ生放送 国宝大鎧の双璧が史上初の並列展示!! 奈良・春日大社の赤糸威大鎧(竹虎雀飾)と、青森・櫛引八...

週末、7月4日(金)19時からはニコ美です。

"国宝大鎧の双璧"が初顔合わせ!春日大社 国宝殿 究極の国宝 大鎧展を巡ろう(進行:橋本麻里)

奈良・春日大社の赤糸威大鎧(竹虎雀飾)と、青森・櫛引八幡宮の赤糸威鎧(菊一文字の鎧兜)が、史上初の並列展示。
国宝指定の甲冑類18点のうち、半数の9点が一堂に会します。

live.nicovideo.jp/watch/lv3478...

解説は荒井清志さん(春日大社 学芸員)、進行ハシモト。これはぜひ高画質で見てください。金工すごいから。

01.07.2025 13:27 — 👍 54    🔁 24    💬 0    📌 0

えっ100分de名著『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学 』やるの?まじで。どう編集するんだろう。つまんだら階段が全部落ちるような作りだけどスケルトンにして骨組みだけ見せるのかな。西先生の感想で終わるとかw

01.07.2025 11:07 — 👍 3    🔁 1    💬 0    📌 0
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あらためてたらば書房があれば冷凍ズワイ本屋はいらないですな!これなんて近くの本屋なくて東京駅まで買いに行きましたw

01.07.2025 10:59 — 👍 3    🔁 0    💬 1    📌 0
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今から思えば1999年によく出版を始めたなと思う。でもそのおかげで今分析哲学やる人も下支えしてもらってるわけで勁草書房の先見性は素晴らしい。オンデマンドで第一回配本の第四巻も復刊されるそうだ。科学に擬態するためではない。そう言うコンプレックスで分析哲学に近づいてはならない。むしろ記号なしでどこまで論理的に語れるかどうかの文学的挑戦でもあるのだ。

01.07.2025 10:54 — 👍 4    🔁 0    💬 0    📌 0

お仕事で行かれてるからアスリートになっちゃいますよね。優勝です🏆

29.06.2025 03:59 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0

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