逆に偏愛する訳文というのがあって、私の場合ドイツ文学者の高橋健二さんの文体です。原書のヘッセよりヘッセの訳文が好きというくらいの勢い。『シッダールタ』は私の生涯ベストテンに常にレギュラー化しているのですが、当然「高橋健二訳」以外はあり得ません。暗記するほど読んでしまいます。
03.03.2026 04:54 — 👍 12 🔁 3 💬 0 📌 0逆に偏愛する訳文というのがあって、私の場合ドイツ文学者の高橋健二さんの文体です。原書のヘッセよりヘッセの訳文が好きというくらいの勢い。『シッダールタ』は私の生涯ベストテンに常にレギュラー化しているのですが、当然「高橋健二訳」以外はあり得ません。暗記するほど読んでしまいます。
03.03.2026 04:54 — 👍 12 🔁 3 💬 0 📌 0実は岩波文庫にも読めない本があって、青いのや白いのは気にならないのですが、赤いやつがやばい。文章の癖というか、研究の先達にこう言うのも不遜で申し訳ないのですが訳文に文体の美しさが失われていると文学作品は読めなくなってしまいます。特に地方の人の会話がインチキ東北弁みたいなのは総崩れでございます。「旦那、おらの土地だべ」みたいなやつですね。
03.03.2026 04:47 — 👍 3 🔁 0 💬 0 📌 0「知の革命家たち」シリーズ(水声社)は誰が誰を紹介してるかがすごく大事で、あくまでたとえ話ですがw最初にその組み合わせはアウトやん!となると先に進めず脳内透明化装置を起動させましたw
03.03.2026 04:21 — 👍 1 🔁 0 💬 0 📌 0ラマルクの『動物哲学』とダーウィンの『種の起源』合本入ってるから実質ただじゃないですかw三木清のアリストテレスはいいですよ。Kindleだと99円だけどw
03.03.2026 04:17 — 👍 2 🔁 0 💬 1 📌 0
Web版美術手帖で、刀研機構の活動についてご紹介いただきました。
機構代表理事の小坂崇氣、日本博物館協会専務理事の半田昌之さん(刀研機構理事)、そして橋本とで、博物館が抱える構造的な問題と、そこで刀研機構が果たす役割とその可能性についてお話しています。
「「自分が課金したお金の一部が社会に還元されているという実感を、とくに若い世代が『成功体験』として持てるようになる。これは30年、50年先の日本の文化行政にとって、何物にも代えがたい希望です。」(半田)
bijutsutecho.com/magazine/ins...
「岩波Web目録紹介動画」のその2が公開されました。
今回も岩波文庫元編集長の永沼さんと目録の使い方についてあれこれおしゃべりしています。
ネット検索で用が足りる人には、目録はあまり必要が感じられないかもしれない一方、本や世界についてそれなりに自分の頭にも知識や情報を入れておきたいと感じる人にとって、目録は格好の道具でもあるという意味のお話をしてみました。
とい各回は個別にお楽しみいただける内容ですので、その1はまだ見てないなあという方もよかったらどうぞ。
www.youtube.com/watch?v=FWO-...
すぐ夏が来ちゃうらしいのですが、鳥は蜜を吸っています♪
24.02.2026 04:59 — 👍 6 🔁 0 💬 0 📌 0頼まれてもいないのに解説の押し売りをしてしまったw
24.02.2026 04:55 — 👍 0 🔁 0 💬 0 📌 0そして講義では悉くそれぞれの〈線〉にまつわる新しい倫理について考察してるので『千のプラトー』はつまり概念の道具箱なんかではなく、さまざまな線を概念で実験する倫理の書…つまり隠されたエチカなんです。これをちゃんと残しておきたいのですが今度山本さんにお話ししますw
23.02.2026 17:13 — 👍 1 🔁 0 💬 1 📌 0ドゥルーズ講義録の『生の線について』はなかなか大事な講義なんですよ。これ『アンチ・オイディプス』から、なぜ『千のプラトー』に行ったのかヒントを与えてくれるのです。ちょうど講義の時期もその間でドゥルーズは英米文学を通じながら〈線〉という概念を煮詰めていってたのですが、これを補完するためにはこの〈線〉を展開させる地が必要になるんですね。プラトーはその〈地〉なんですよ。そしてこのプラトーがレイヤーのように重なっていきます。そこから『千のプラトー』から全面的に〈地層〉という概念が展開するようになるんです。
23.02.2026 17:09 — 👍 1 🔁 0 💬 1 📌 0
リヒャルト・ヴァーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』も『エッダ』から生まれているのでニーチェとの遠近法で読むとまた趣きがあります。超人の原型としてのエッダの神々は力を与えるものでしたが、やがて俗物キャラへとワーグナーが転じると共に退廃物語へ読み替えられていきます。
下の引用は古代北欧歌謡がどのように歌われていたかの楽譜です。
『完全版エッダ
古代北欧歌謡集』
谷口幸男 訳
伊藤尽/小澤実 監修
新潮社
【新刊】『指輪物語』やマーベル映画、日本のファンタジー漫画へと注ぎ込む古代北欧歌謡集『エッダ』。『スノッリのエッダ』を含む世界初の完全版が新潮社より刊行されました。北欧神話の源泉には魔法と英雄譚が織りなす原初の記憶が眠っています。巨人族との対峙は現代でも読むと面白いのが凄いです。
神話の中で一番活躍するのはオーディンですね。次は雷神ソールで続くのはロキです。読んでいてふと思ったのは、待機しながらも活躍出来なかったヴァルハラの死せる戦士たちをトールキンは『指輪物語』で大活躍させたかったのだろうなということ。読むほどに発見があるのは面白いところです。
そうでーす♪お時間あえばぜひご一緒しませんw一作品ごとに関連書籍を言い合うとか面白いでしょうw
21.02.2026 09:05 — 👍 1 🔁 0 💬 1 📌 0
「ミッション∞インフィニティ|宇宙+量子+芸術」(東京都現代美術館)
GrimoireBookさんが紹介していらした展覧会はこれですか(前リポスト)。
「科学者らの宇宙研究やアーティストの「宇宙」に関する作品群に加え、国産量子コンピュータによる初のアート作品など、「時と空間」が不思議なふるまいを見せる「量子」の領域に取り組む、新たな表現の可能性を紹介します。」
これは見に参りたい。
会期は2026年5月6日までとのこと。
www.mot-art-museum.jp/exhibitions/...
ある意味図録ないのもいいかもな…本になってると安心しちゃうからね。紙を繋いでペタペタ。写真もプリント切り貼りして、メモも大量に貼りまくったので、たった一枚の会場案内図が、ムネモシュネアトラスみたいになっとるわw
20.02.2026 05:22 — 👍 5 🔁 1 💬 0 📌 0そうそう文部科学省が製作した一家に一枚『量子と量子技術』を配ってましたよ。一枚で量子コンピュータまでの100年がわかるやつです。
19.02.2026 16:14 — 👍 8 🔁 1 💬 0 📌 0帰りは木場駅で喜多方ラーメン食べましたとさ
19.02.2026 16:08 — 👍 11 🔁 0 💬 0 📌 0他にも欧州原子核研究機構(CERN)を取材しキューブリックの2001年を想起させるような映像インスタレーション、宇宙に浮かぶ宇宙彫刻、月面のファッションショーw、見えないものの色彩表現など書ききれない触発を受けました。また来訪します!これは名指しで山本さんとあーだこーだ言いながら鑑賞したいところww
19.02.2026 16:06 — 👍 3 🔁 0 💬 0 📌 0
片岡純也+岩竹理恵
<KEK曲解模型群>
なんと言う楽しさ。量子力学の移動遊園地のような、ポエジーと科学精神がくすぐれられる細部の工夫。数式の書かれた黒板が回転する中で紙飛行機が飛び交う作品の前で訳の分からない涙が出てきました。高エネルギー加速器研究機構(KEK)でしばらく作家が滞在することで成し得た量子的滞在日記。骸骨の機械状体内には微細な世界が内包されています。
古澤龍
くMid Tide #3〉
の前で20分ほどガン見してしまいました。素晴らしい。
これは量子力学界隈でよく出てくるあれですよ。観測者の問題。これを作品にできるんだと驚嘆する。自分自身がそこに立っていることで作品に影響まで与えているような錯覚に陥る。トリプティックな三面の画像が中央を残して両端で変容を始めます。岩を取り囲む波のようなものがタッチを変えたり伸び縮みしたり、岩そのものの時空が変容していく。視点の場所によってもあたかも時間伸縮が行われているように見えるので自分がどこにいるのかわからなくなります。作品に魅入られて写真が撮れなかったので公式チラシの引用でごめんね…
平川紀道
(non)semantic process
[version for neutrinos detected by Super-Kamiokande]
は大傑作だった。
スーパーカミオカンデで検出されたニュートリノなどの宇宙線の飛来信号を、時間軸にそって配列しアルファベットに変換させて自由詩を生成させる。しばらく私が観測している時には宇宙からの声はcry,pop,six/sexなどの単語を繰り返し歌っていた。ジョイスの『フェネガンズウェイク』を読んでいる気持ちにもなる。歴史全体が宇宙線によって記録されているかのような大傑作だった。
図録もないので見た印象を帰宅してすぐに会場案内図の横にメモで大量に貼り付けていくという懐かしい手法(メモは恥ずかしいのでモザイクw)。全て記憶に頼るしかないので正確さに欠いていますが印象深い作品を三点ほどご紹介。
19.02.2026 15:03 — 👍 17 🔁 6 💬 1 📌 0
【展覧会】『ミッション∞インフィニティ 宇宙+量子+芸術』@東京都現代美術館
科学の究極は芸術と区別がつかない。芸術の基盤は科学と同じもので出来ている。すべては〈驚き〉が交接する。とても行きたかったので、やっと行けました。宇宙航空研究開発機構(JAXA)や高エネルギー加速器研究機構(KEK)、東京大学宇宙線研究所、理化学研究所 数理創造研究センター(iTHEMS)などなどの諸機関が協力。見えない量子の世界を感じるところまで持っていこうという試み。〈時間〉や〈空間〉の本性を作品全てが問いかけてきます。素晴らしい体験でした。これは行かないとわからないかもしれない。
私『新版 アイスランド サガ』を多分持ってて、すごく雰囲気の似た『エッダ』が流れてきたんで二冊目はいやだな…でもエッダを読んだ気がしない…とひたすら迷宮を彷徨い【完全版】って書いてあるので、ままよ…とポチッとしましたが、山本さんのおかげでスッキリしたので無事『完全版 エッダ』待ちです。
19.02.2026 14:00 — 👍 1 🔁 0 💬 1 📌 0
「教養文庫のたのしみ(後篇)」(じんぶん堂)が公開されました。
今年で12回目を迎えた「教養文庫コラボフェア」は、バンドのようにメンバーが一部入れ替わりながら続いてきた企画なのでした。
後篇では、歴代参加レーベルについて一読者の視点で紹介してみました。
余談として、それぞれの文庫レーベルとの出会いについて書いたりもしております。
第12回のフェアは全国の書店で開催中です。
book.asahi.com/jinbun/artic...
この記事で山本さんが紹介されているベルギーの書誌学者ポール・オトレが構想した世界知の集積所ムンダネウム。この思想を実際の建築物と都市計画によって表現したのがル・コルビュジエでした。彼はアクロポリスと神殿のイマージュでこれを計画。螺旋状に積み上がるピラミッド状の構造物は増殖しながら無限に発展する美術館の構想となりました。現実化しなかったこのアイデアは、上野の国立西洋美術館の建築へと結実していきます。近年改装されたのは、この無限の螺旋構造を戻す作業だったのです。以下の構想図は先日ご紹介した『ル・コルビュジエ 理念と形態』からの引用です。
16.02.2026 16:53 — 👍 19 🔁 7 💬 0 📌 0
明日(2026/02/15)は東京国際フォーラム野外広場での、大江戸骨董市に出店予定です。9時から15時半位まで広げている予定です。
19世紀末頃にドイツで出版された薬用植物図鑑2種より、石版画を追加出品します。
どうぞよろしくお願いします🌱
どーしようこれ表紙もカバーも箱もないんよw送られた段ボール箱に書名の紙が貼り付けてあるのでダンボールに二冊しまうわけね…いやいや置いとくとこないよ。これ個人で買わないと思ってるでしょう。図書館ならいらんもんね。ダンボール箱捨てられないやん(泣
13.02.2026 09:54 — 👍 6 🔁 0 💬 0 📌 0【新刊】吉田鳥瞰図のせいでこの本がお安くお手軽に見えてしまうので感覚がおかしいです。コルビュジエ研究の決定版とも称されるウィリアム・J・R・カーティスの『ル・コルビュジエ 理念と形態』大和書房です。原書1986年の名著ですが、これが大幅に加筆改訂された版が2015年に出版。今回の第1版に続き中村研一さんによって再び改訂版も翻訳されました。コルビュジエの想念と計画が様々な素材に出会い現実的な形態が計算されていく過程は、創造と科学の記録とも言えるでしょう。大成建設はこの本を助成しており、コルビュジエの素描などを190点コレクションしているため、2027年には本社内にコルビュジエ美術館を開設予定です
13.02.2026 08:55 — 👍 3 🔁 0 💬 0 📌 0堀田典裕編『吉田初三郎 日本全国鳥瞰図集成 Ⅰ』(国書刊行会)の真骨頂は解説篇にあり。様々な学芸員や研究者が総力結集して鳥瞰図を一枚づつ解説しまくっている。そして多分これだけで四万円するかと思うほど解説編の半分(赤い矢印分)が鳥瞰図にまつわる当時の鉄道案内や観光案内を大量にそのまま収録していて資料性のポテンシャルが無限大。一生使う機会はないかもしれないけれどwww
13.02.2026 08:28 — 👍 3 🔁 0 💬 0 📌 0