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Yoshihiro Hara

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A researcher studying the history of curriculum in higher education, especially of north-east America in the 19th century. A lecturer of the Showa College of Music, teaching in the course for teacher training, Japan.

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Vision Talkで話した(話したかった)こと #OAS2024|Hara, Yoshihiro 12月にacademist主催のOpen Academia Summit 2024にて、Vision Talkに参加した。90秒という限られた時間でなかなか話したいことも話せなかったので、ここで改めて紹介をと思い、久しぶりにnoteを書いてみる。 Open academia Summit 2024 ~みんなでつくる研究の未来~ “Open academia”の実現に向けた研究者とその応...

note.com/yoshi0507/n/...

08.01.2025 05:26 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0
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Peatix

こちらの「研究者visionトーク」に参加します。ご興味ある方はぜひ。
academist241220.peatix.com/view

29.11.2024 07:50 — 👍 1    🔁 1    💬 0    📌 0
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Peatix

こちらの「研究者visionトーク」に参加します。ご興味ある方はぜひ。
academist241220.peatix.com/view

29.11.2024 07:50 — 👍 1    🔁 1    💬 0    📌 0

11/16-17の大学教育学会課題研究集会にて、「アメリカの学士課程における「ディシプリン」概念」とのタイトルでポスター発表を予定しています。お越しの方は是非ご覧ください。

お越しになれない方もご興味があればご連絡いただければ。

31.10.2024 04:22 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

これとは別に3つ目のポイントとして、文科省の説明でたびたび出てくる「社会に信頼される大学」という考え方。そもそも今の社会に大学を評価する能力があるのか、その評価に正統性があるのかという点を全く考えずに脳死状態でこのフレーズを使っているようだが、そもそも大学は社会の進歩・変革に作用するような教育・研究を行う場でもあるし、その教育・研究を評価できる人間は同業者しかいない。社会において博士人材の有効活用が全くなされていない日本においては、社会の側がこれを評価する能力はないのでは、ということは検討の余地がある。

21.08.2024 03:52 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0

ここで出てくる2つ目は1960年代の大学紛争。紛争自体に対する評価は避けるが、これによって学生組織(の自律性および正統性)はほぼ壊滅。なお昨日出てきた学生組織が非常に活発な大学の場合、1970年代創立なので紛争は未経験。

21.08.2024 03:52 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

八王子コンソ2日目。昨日は「教職学社協働」というテーマのシンポだったが、これに関して共通認識として持っておきたい歴史認識が3つほどある。

1つ目は、そもそも大学というのはそもそもが「教員組織」と「学生組織」の2大組織が折衝を行いながら運営するものだという点。欧米で古くから運営に学生(または卒業生)が参画していたのはこの伝統の延長線上にある。

対して日本の場合、大学を「教育機関」として、また「国策」として導入しているため、この観点が非常に弱い。それでも日本の大学にも「学生自治体」というものはその最初期から見られ、教員組織や「当局」と度々折衝を重ねてきた。

21.08.2024 03:51 — 👍 1    🔁 0    💬 1    📌 0

こうなると高等教育進学はもはやある種のギャンブル。日本もこれの後追いになるんじゃないかと。ちなみにここで紹介した本は年内に日本語訳が出ます。

16.08.2024 08:28 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

特にアメリカの学生ローンはカオスそのもので連邦全体の基準がなく、学生はローンの申し込みはするけれども自分が何種類のローンをどのくらいの利率で申し込み、結果いくら返済しなくてはならないかを理解しきれていないことの方が多いそうで。(続)

16.08.2024 08:28 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

Geiger (2019) American Higher Education since World War IIの第8章には、「1兆ドルの借金」という節があり、州立大学ですら学費が平均的な家計では賄いきれないレベルに高騰し、借金で何とか通っている学生の状況が描写されている。その借金の3割は債務不履行だそうで。(続)

16.08.2024 08:28 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

日本の国立大学の学費を上げろという話が最近盛り上がっているが、どう考えても弊害のほうが大きいというか、少なくとも格差は昼がる方向に行くんじゃないかな。アメリカの近年の動向なんかを見てみると、かなり良い反面教師になるんじゃないかと。(続)

16.08.2024 08:27 — 👍 1    🔁 0    💬 1    📌 0

印刷革命と大学についてはこちらを参照。
吉見俊也(2011)『大学とは何か』岩波新書.

09.08.2024 04:18 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

..日本語の「研究」という語(そもそもこの語がいつ成立したかは知らないけれど)が元々持つ意味はもっと広く、故にアカデミアの内外でこの語の持つ意味が食い違うことが多々あるんじゃなかろうかと。

09.08.2024 04:17 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

...ここから "research" の訳語としての「研究」は、必ず先行研究にあたり、その誤りを指摘したうえでより妥当性のある解釈を探究し、その結果が既存の知識体系をいかに変容させるかを論じないと成立しない、という認識となったわけだが、(続)

09.08.2024 04:17 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

...すなわちテーマを設定したら既存の書籍にいったん戻って(re-)矛盾や誤りを発見し、その訂正のために真実を探す(search)というのがどうやら "research" の意味らしい。(続)

09.08.2024 04:17 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

...そもそもresearchという営みが始まったのは印刷革命の後、それまで手書きで複写されていた本が誤植以外のミスなく広まり、しかも安価になったことにより、同一テーマで異なる内容(≒書き写しミスの蓄積)の書籍の存在が問題視されるようになったことが発端。(続)

09.08.2024 04:17 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

「研究」:狭義では "research" の訳語、広義では特定の物事にして(深く)追究すること。
ではなぜ英語ではアカデミックな「研究」を "search" ではなく "research" と言うのか。(続)

09.08.2024 04:17 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

...なおこの論文が収録されている本は、アメリカにおける高等教育論/高等教育史の教科書的な論集ではあるが、最新の第5版(2023)ではBastedoが筆頭編者になると同時に、この論文は収録外となった。

07.08.2024 05:31 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

...実はあまり進展がなく、「保守か確信か」「必修か選択か」「リベラルかボケイショナルか」といった2項対立図式に基づく「振り子」のような描き方がされてきたが、これでは構図があまりに単純すぎ、カリキュラム編成のダイナミズムを描出できない、というのがバステドの主張。ただし「ではどう描けばいいか」といった具体的な提案は出されず。(続)

07.08.2024 05:28 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

Bastedo, M. N. (2005) "Curriculum in Higher Education: The Organizational Dynamistic of Academic Reform," in American Higher Education in the Twenty-First Century, 2nd ed., Altbach P. G. et al. eds., Johns Hopkins UP.

アメリカ高等教育史のなかでのカリキュラム史に着目したレビュー論文。1960年代以降にアメリカ高等教育史の「リビジョニズム」が進む中、カリキュラム史については(続)

07.08.2024 05:26 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0
CiNii 図書 - The American college and university : a history The American college and university : a history by Frederick Rudolph (Knopf publications in education) Alfred A. Knopf, 1968

Rudolph (1962) ci.nii.ac.jp/ncid/BA13475...
訳書:ルドルフ (2003) ci.nii.ac.jp/ncid/BA60598...
Bastedo (2005) ci.nii.ac.jp/ncid/BA72265...

06.08.2024 07:32 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

清水畏三(1908)「"大学大衆化"時代における一般教育の使命」『一般教育学会誌』1 (1), 2-11.

一般教育学会発足にあたり、欧米の一般教育の概況を論じている。特にアメリカのカリキュラムの歴史や「一般教育運動」についても論じているが、おそらくRudolph(1962)を基に論じており、Bastedo(2005)が批判するような「振り子」史観そのまま。この時点では昨日挙げた論文とは異なり、「undergraduate教育=学部教育」と表記。

06.08.2024 07:29 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

これだけ古くから日本の学部学科制とアメリカのカレッジ制の違いが明確に述べられていながら、何故大学教育学会含めてこの前提を無視した議論になりがちなのか。

05.08.2024 07:04 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0

…また米独の制度を比較した際、ドイツのUniversitaetはアメリカのgraduate schoolであり、それゆえアメリカのカレッジはそれより下の中等教育的要素を併せ持つとのこと。ただし大会での講演録なので、論拠は明示されず。

05.08.2024 07:04 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

清水畏三(1985)「Undergraduate教育の本質・使命を求めて」『一般教育学会誌』7 (1), 16-17.

アメリカの学士課程の総称である "undergraduate education" を「学部教育」と訳すべきでないと指摘。さらにアメリカの「undergraduate教育」が完全な高等教育ではなく、中等教育と高等教育にまたがる課程であると主張。そのため(1985年当時)一般教育/専門教育という明確な区分わけがされていた日本の大学に対し、両担当者の協力によって日本流undergraduate教育の全体像を追究すべきとの提言をしている。

05.08.2024 07:04 — 👍 0    🔁 0    💬 1    📌 0

ありがとうございます。読んでみます。

08.02.2024 04:08 — 👍 1    🔁 0    💬 0    📌 0

【募】日本語の文章の書き方についての参考書やワークブックのようなもので、オススメがあれば教えてください。「レポート・論文の書き方」のような参考書ではなく、それ以前の日本語文法の矯正、パラグラフ・ライティングのコツのようなもので、高校〜大学生むけのものを探しています。

08.02.2024 03:39 — 👍 1    🔁 0    💬 2    📌 0

a

04.12.2023 04:41 — 👍 0    🔁 0    💬 0    📌 0

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