受けくんを巡って闘い、ムキムキ当て馬女性にボコボコにされるスパダリだが、勝てずとも決して諦めぬ彼の眼差しに、ムキムキ当て馬女性はかつての自分――いまだ最強ではなく、その瞳に闘志のみを宿していた頃の自分――を見出し、「フン……興が削がれたわ」と言い捨て、受けを放り投げ、夕日を背に去っていくのだった。2人は幸せなキスをしてThe END(スパダリは全治2ヶ月)
05.08.2025 16:37 — 👍 25 🔁 1 💬 0 📌 0@numagasa.bsky.social
『いきものニュース図解』&『図解 ふしぎで奇妙ないきものたち』3/19同時発売! 科博の特別展「鳥」(2025年3月15日〜名古屋)にてイラスト図解を担当しています。 Twitter https://twitter.com/numagasa ブログ https://numagasablog.com/ インスタ https://www.instagram.com/numagasa/
受けくんを巡って闘い、ムキムキ当て馬女性にボコボコにされるスパダリだが、勝てずとも決して諦めぬ彼の眼差しに、ムキムキ当て馬女性はかつての自分――いまだ最強ではなく、その瞳に闘志のみを宿していた頃の自分――を見出し、「フン……興が削がれたわ」と言い捨て、受けを放り投げ、夕日を背に去っていくのだった。2人は幸せなキスをしてThe END(スパダリは全治2ヶ月)
05.08.2025 16:37 — 👍 25 🔁 1 💬 0 📌 0ムキムキ当て馬女性「ムハハッ!笑止ッ!!スパダリだか細マッチョだか知らぬが、貴様のようなヒョロついた細腕で愛する男を守れるものかァ〜ッ!? 正々堂々、我と闘い、奪い返すがいい!!」
当て馬?
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BL、当て馬女性が香水くさいとか言われがちと見かけて、そんなこと言うなよ、汗くさいより良かろう…などと思ったが、汗くさくてムキムキマッチョで声がデカくて腰の入ったパンチに定評がある女性が当て馬のBLはそこそこ読んでみたいかもな
05.08.2025 15:16 — 👍 36 🔁 14 💬 1 📌 1BLの当て馬女「まったく…"この仕事は私ひとりで片付ける、せいぜい2人でお幸せにね"、と書き置きしたはずよ…?」
受け「香水の匂いをたどってきたんだ!」
攻め「香水くさい上に…水くさいとはな」
…みたいな展開が多いのだろうか、BL
『入国審査』鑑賞。
移民ビザを取得してアメリカにやってきた夫婦が、イチャモンみたいな入国審査に囚われ、極限状態に追い込まれる、タイムリーな密室サスペンス。
時間もわずか77分で舞台も極小、超低予算と思われるが、それでもここまでビビッドに「世界」の今を描き出せるという、映画の可能性を象徴する一作。
トランプ一期目の時代設定で撮られた映画が、全てがさらに悪化した二期目の今、またアクチュアリティを増したのは辛いことだが、時代を超えた権力と排除の寓話としても見応え抜群。
アメリカもたしかにおかしいが、日本もずっと海外からの移民や労働者に多かれ少なかれこれくらい理不尽な接し方をしてきたことを踏まえると…
NTLive『欲望という名の電車』鑑賞。
有名すぎるタイトルだが実は本編ちゃんと観るの初めてで、こんな話だったんだ〜と面白かった。
ニューオーリンズの寂れたアパートに転がり込んだ没落令嬢(と書くと変に今っぽいが…)のブランチが、妹夫婦や周囲の人々の間に及ぼす感情の摩擦とさざなみを描く。
こんな中年女性が悲惨な目に遭う3時間の演劇を今わざわざ観たいだろうか…と思いきや、やっぱ名作だけあって強力というか、ブランチと近所の孤独な男の会話シーンとかもスリリングで胸を打つし、フィクションって「新しい=強い=良い」でもないよなと実感する。これがベースになった映画とかも無限にあるんだろうなと思うとまた愉しい
→この流れでいうと、グレタさんの功績として、「気候変動を巨大隕石に変えた」というのは大きいかもしれない。
深刻かつ抽象的な問題に、多くの人に理解できる明白な物語を与えたという意味で
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仮に気候変動が、人類を破滅させる方法として誰かが考えたものであれば、まさに悪魔的な発想と言わざるをえない。
文明発展の基盤を築いたエネルギーから排出される物質に、実は環境を激変させる特性があった…という伏線(?)も鮮やかだが、特筆すべきはその変化が(人間の体感的には)ゆっくり漸進的で、最悪を先送り可能に「見える」ということ。
気温上昇にしても、ある年にドカンと3度上がる!みたいな変化だったら、たぶん人類はもっと「隕石」型の問題として、必死に対処していたような気がする。
さすがに最近は程度が凄すぎて、徐々に気候も「隕石」になってきた気はするけどね
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気候変動の「緩やかな変化」が、まさしく「茹でガエル」のように、気候への危機感を人々から奪ってしまうという、なかなか恐ろしい研究。
たしかにこの真綿で首を絞めるようなゆっくりな気温上昇は人類の思考の脆弱性をうまく突いてるというか、(気候に人格はないし危機は人類のせいだが)悪意を感じるほど。
むしろ平均気温がある年に突然3度上がる、みたいなド派手な変化だったら、意外と人類一丸となってもっと早く対応していた可能性もあるのだろうか…。
気温変化の伝え方をひと工夫する(数字でなく湖が凍結するかどうかを示すグラフなど)と効果があると。
www.theguardian.com/news/2025/ju...
映画『ドント・ルック・アップ」は、気候変動に対する人類の認知の歪みっぷりを、巨大隕石のメタファーで描いた優れた風刺コメディだが、ひとつ言えば、迫り来る脅威が本当に巨大隕石であれば、人類はうまく対処すると思う。
つまり、具体的で目に見える脅威(この場合は隕石)があり、脅威が短期的かつ現世代の存亡に直結し、先送り不可能なものであれば、知恵と技術を結集して立ち向かうのは、むしろ人類の得意分野だろう。
新型コロナに対して驚くべき速さでワクチンを作り上げたのは、コロナが比較的「隕石」寄りの脅威だったからだと思う。
気候変動の問題点は「隕石ではない」こと。そして求められるのは、気候変動を隕石に変える方法。
→気候変動の解決に(反動も強烈とはいえ)踏み出していること、貧困の減少、長寿化、医療やロボット技術の進歩など、人類のしぶとさを示す証拠も沢山あるので、日々の「もう終わり」みたいなニュースばっかり見て疲れたら、あまりニュースにならないけど着実かつ圧倒的な進歩もチェックして気を取り直しましょうね
生きてる間はどうせずっと「終わり」ニュースに向き合うことになるのだから、時々さぼるのも悪くない
人類ヤバ話をしたので、人類の未来に希望が持てる8つの理由を紹介する記事も↓
気候変動の対策は(不十分だが)爆発的に進展し、4~5℃の気温上昇という超破滅ルートからは相当に遠ざかった。再エネのコストも驚異の低下。
エネルギー革命の兆候も多い。電気自動車の普及、クリーンエネルギーへの世界的な投資(化石燃料への投資を超越)。世界で安価な再エネが利用可能になれば、途上国の生活水準は向上し、先進国にも新たな成長の波が訪れる。現状は危機だが、次の産業革命と人類の発展のチャンスでもある。
気候変動はラスボスだが、倒せないラスボスはいない
www.theguardian.com/commentisfre...
グレタ・トゥーンベリさんをバカにしていた人々、「ネットでバカにされているからって間違っているとは限らないんだなぁ、これからはネットのしょうもない冷笑より、科学や事実を大切にしよう」と悔い改め、新たな人生へと踏み出すこれ以上ない機会を与えられたと思うのだが(あんなに言ってることが完全に正しかったのにバカにされてた人もそうそういないため)、またもインターネット冷笑の快楽に屈してしまって次なるグレタ・トゥーンベリさんを見つけてバカにしているとしたら悲しいね
なんならまだグレタ・トゥーンベリさん本人をバカにしているかもしれない、無惨なり
気候変動問題、マジで延々と続く非科学&誤情報との闘いでもあり、今みんなが嘘だろって感じの猛暑に苦しんでるのも、アンチ科学な勢力がこの半世紀くらいずっと超がんばって非科学デマを広めまくった「成果」なので、次の半世紀こそ撃滅しましょう
今世紀のパンクは科学です
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「気候変動って人類の存続を脅かすほどヤバいの? 専門家に聞きました」GIZMODO
俺はすでに存続を脅かされているが…(猛暑で)という人も多そうだが、5人の専門家が口を揃えて気候変動のヤバさを解説。
社会構造を歪ませ複合的な壊滅を引き起こす、まさにラスボス級の脅威。
気候学者のマイケル・マン(映画監督ではない)も
「気候危機、致命的なパンデミック、そしてもっとも深刻なのが、こうした危機に対処する能力を奪ってしまう反科学と偽情報の横行です。」
と言ってるしマジで今後100年くらいは心ある人類は反科学&偽情報との総力戦に身を投じてくれ
www.gizmodo.jp/2025/08/giz-...
ゲームに限らず創作物において、暴力や性の表現が(分野によっては)不可避である以上、濃淡のある広いグレーゾーンの中で、どのように社会的倫理や経済的事情と折り合いをつけていくかの判断が常に求められるし、「表現の自由」を訴える側にはとにかく(内心では気に食わない層との連帯も辞さない)老獪さと周到さが求められるのだが、このご時世に「フェミニズムが悪い、行き過ぎたポリコレが悪い」みたいな竹槍でマジでなんとかなると思ってる人に「表現の自由の守護者です」みたいな顔されても困るのよ、せめて新しい武器を買ってくれ
04.08.2025 04:45 — 👍 115 🔁 35 💬 0 📌 0「なぜ何千もの成人向けタイトルが、最大のPCゲームマーケットから消えてしまったのでしょうか?」
ガーディアンが真面目に解説したりしてるし↓、日本の(特にこういう話題では)微妙に信用ならないゲームメディアより、海外のちゃんとした記事読んだほうがいいかもね
海外では団体や決済代行会社が「LGBTQの人々と性表現に対する文化戦争を仕掛けている」的な声も上がっていて、こうした方面からの反論はエロ一点突破より政治的により有効と思われる。純粋に(?)エロを楽しみたいという人も、マイノリティとの連帯が重要になってくる時代なのは確かだ
www.theguardian.com/games/2025/j...
やっぱゲーマーゲート的なものをちゃんと総括・反省・自浄できなかったことはゲーム業界(日本に限らないが)にデカイ禍根を残したとしか言えず、カード会社のやり方は不当だと思うしゲームコミュニティのために解決されてほしいとは思いつつ、今こういう事態になってるのもその禍根と無関係ではないとも思う
bsky.app/profile/numa...
カード会社に規制を呼びかけた団体Collective Shoutも、日本の記事では女性/子どもの権利団体と紹介されてて、それがまたネット民の怒りの導火線に火をつけているようだが、実際は中絶反対派(かつおそらく反LGBTQ+の雰囲気も濃厚)の人が設立した反ポルノロビー団体で、フェミニズム的な主張の中でも相当に保守派っぽい文脈からの表現規制派と言える。
こういう現状(まぁ実際やや複雑ではあるが)を全く理解せず、「ほら見たことか、フェミニズムは表現の敵!」みたいなゲーマーゲート的な暴走をすると、さらに自分の首を締めることになるのだが…
en.wikipedia.org/wiki/Collect...
ゲーマーの間でかなり話題のこの件(カード会社のプラットフォームへの圧力)追ってて、当然クリエイターやファンが「自由」な創作を今後も楽しめるのが一番だが、そのためにまず認識すべきはVISAやマスターカードみたいな大手にとっては文字通り「ブランド」が全てであり、エロ表現の自由とかはマジでどうでもいいという現実で、そこを通すには地道で論理的な理屈と交渉が必要になるはずで、「あ〜あれでしょ?ゲーマーゲートみたいなやつでしょ」と思われたら終わりなのだが、特に日本ではまさにゲーマーゲート的な方向に突進する動きも盛んになってそうで心配
automaton-media.com/articles/new...
モランディ、後期は静物もどんどん輪郭を失って抽象的な存在になっていくし、最晩年(60年代)はこんな感じ↓のほぼ抽象画みたいな風景画も描いていたりして、アトリエに引きこもって瓶と食器ばかり描いてたというパブリックイメージとはけっこう異なる作品も多かったり。
モランディの有名な言葉、「私たちが実際に見ているもの以上に抽象的で非現実的なものはない」からして、こうした作品も彼の画業の重要な側面なんだけど。
そうした中、モランディが実際に描いていた具体的モチーフ、てかモデル(ブツ)を、写真家の視点で切り取ったギッリの作品が、めちゃ強力にモランディのイメージを形作ったのはちょっと面白いし、皮肉でもあるかも
ルイジ・ギッリ展、有名なモランディのアトリエ写真が飾られているが、よく考えるとこんなに「画家の作家性」と「写真家の作家性」がシンクロ起こした例もあんまりないのではないかと思う。完全にモランディの作品世界の延長線というか、言っちゃえば公式スピンオフ(?)みたいな立ち位置にあるしな、ギッリのモランディ写真。
さらに言えばもうモランディ本人(後期〜晩年のモランディ静物画はかなり抽象画っぽい雰囲気になってくし)よりモランディっぽいというか、彼の画家としてのイメージにわりと決定的な貢献を果たしたのではないか、ギッリ…(日本だと須賀敦子全集もあるしギッリの写真のほうが有名、までワンチャンあるかもしれない)
東京都写真美術館「ルイジ・ギッリ 終わらない風景」に行ってきた。
イタリアの画家ジョルジョ・モランディのアトリエ写真(日本でも河出書房の須賀敦子全集の表紙に登場)が有名だが、イタリアの都市や郊外の静謐な風景も良くて、猥雑な世界をミニマルに切り取った、研ぎ澄ませた視線が胸を打つ。
私が思うところの「イタリアっぽい美」ってほぼこの人なんじゃないか説すら浮上した。
図録に引用されていた文章↓
「ギッリにとっては、ありとあらゆる種類の写真が、ひとつのアルファベットを構成していた。(…)見ることの多様な習慣が連関しあい、われわれが住まう世界を認識できるような、そうしたアルファベットのひとつとして。」
🪶[4] Hawaiian Coot aka ‘Alae ke‘oke‘o. Praise them for their special big feet and the cool webbing. (Apparently some of them have a red frontal shield)
🌺[4] ハワイオオバン。日本のオオバンやアメリカオオバンによく似ている。額板は白が多数派だけど、黄色や赤の子もいるらしい。
#AvianAugust #Birds
権力者が科学と事実を虐待している直近の例↓
トランプ政権下のエネルギー省(DOE)が、150ページの報告書を発表し、「気候危機に関する科学的懸念は誇張されている」と主張したが、専門家はこれを「誤情報だらけの茶番」と非難。チャットボットに気候変動否定ウェブサイトを学習して書かせた説まである始末。
「科学は気候制御の基礎です。なのに彼らは今、正当な科学を疑似科学に置き換えようとしているのです」
別に科学者はパンクであろうとしたことは一度もない。あほで邪悪な権力者や大企業に圧殺されぬよう、彼らはパンクにならざるをえないのだ
www.theguardian.com/us-news/2025...
ディズニーパロとか別に好きなだけやったらいい(私もやる)が、やってる方もマジで訴えられたりはしないと確信したうえでやってるわけで、いつまでも「ネズミーマウス笑」「訴訟リスクw」みたいに騒いでるファンダムは寒いよな…的な
てかディズニーの露悪パロ、もはやディズニー本家がいちばん辛辣まであるからな(『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』とか見てみ)
ジェームズ・ガン、世の中に対して中指を立てるのを生き甲斐にしてるように感じ、それで「正義、公平、真実、アメリカンウェイ」のスーパーマンなんか撮れるか?と思ったけど、
アメリカがそれをあっさり放棄して「人道こそパンク」みたいな世の中になり、結果的に最高のスーパーマン映画になっちゃったよなという皮肉もある
関係ないが(あるか)、日本で「全方向に中指立ててるw」的に話題になる系のコンテンツ、大抵べつに全方向でもなんでもないというか、中指立ててOKな相手(≒多数派や企業や権力者を本気で怒らせることはない話題)を慎重に吟味してるようにしか思えなくて、逆に息苦しくなったりする
bsky.app/profile/numa...
サミュエル・L・ジャクソンのこれとかもね。ただの風車が(再エネアンチ勢力がやばすぎて)パンクな「中指」になぞらえられる時代。
「もうパンクだロックだの言うのはやめよう」的な意見もチラ見したが、こっちだって「事実がパンク」である時代、はよ終わってほしいよ…(権力者のあほどもが事実や科学を虐待しなきゃいいだけの話なんだよ)
bsky.app/profile/numa...
トロマ映画という悪趣味とゲテモノの権化から出発したジェームズ・ガンが、最新作では愛と正義を誰より追い求めるスーパーマンの映画を撮ったのは「非パンク化」と思いきや、世の中の風潮がひどすぎた結果、かえって「パンク」な作品になった。
さらに「全方向に中指立てる」芸風でおなじみ("ポリコレ"的な価値観を腐すのも含む)の『サウスパーク』最新作が、すでに世の中に「中指」が溢れかえってしまった今、もういっそ徹底的にトランプをコケにする話を作ったところ、かえって本来的な意味でパンクなコメディとして話題になったり。
悪趣味が芸風だった作り手がここまでド直球な球を投げないといけないご時世、というのもシビアだけどね