私はラテンアメリカ初くらいの時に読んだので、冒頭数ページは本気で「文章が成り立ってないのでは!?出版社が印刷間違えてる??😳」かと思いました😅
一つの文章内に、過去と現在と地の文とセリフと心情が入り混じるなんて初めてだったんです。
しかしラテアメ最初にこれを読んだので、その後はどんなに文体錯綜した小説でもどんと来い💪になりました😅
@junsuido.bsky.social
主に情報収集用です。SNS不慣れなためご無礼ありましたらすみません。 本の感想をブクログに置いています。http://booklog.jp/users/junsuido
私はラテンアメリカ初くらいの時に読んだので、冒頭数ページは本気で「文章が成り立ってないのでは!?出版社が印刷間違えてる??😳」かと思いました😅
一つの文章内に、過去と現在と地の文とセリフと心情が入り混じるなんて初めてだったんです。
しかしラテアメ最初にこれを読んだので、その後はどんなに文体錯綜した小説でもどんと来い💪になりました😅
とても好きです。
特に冒頭の文章の重厚さは音読して噛み締めたい。
ブルガーコフ『犬の心臓・運命の卵』その2️⃣
『運命の卵』
動物博士が卵細胞を急成長させる光線を発見した。そのころロシアで鶏の疫病が流行し、政府は鶏復興のために博士の光線機械を差し押さえた。だが手違いにより大蛇の卵に光線を当ててしまい…
鶏ペストを「資本主義国家からの攻撃」とする国家、研究結果だけが欲しくて熟練者は不要、門外漢を役職につけて全く不案内な専門的なことをやらせる(そして失敗)、監視体制、取得物は委員会に提出するシステム、思わぬ役職に就いた者の時代遅れの服装、浮世離れした教授、国家の肩書を持った者同士の探り合い…。
時代背景がわかればもっと直接的に何を象徴しているかわかるだろうな
#翻訳文学試食会 ブルガーコフ『犬の心臓・運命の卵』増本浩子:翻訳
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『犬の心臓』
医師に人間の睾丸と下垂体を移植された野良犬のコロは、人間化し、共産主義思想に染まり、ブルジョワ階級を嫌悪するようになりる。「コロフ氏」として市民権を得てからは、自分こそがこの国の主役だとばかりに傲慢になる。
最初は犬の視点で、手術のあたりから三人称に切り替わる。作者はロシア当局から監視を受けていて、語りの不安定さは発表の見通しも立たない中で体制や粛清を風刺したいけれど、あまりに露骨にはできない事情がにじみ出た“メモ”のような作品なのかもしれない。
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#翻訳文学試食会 ゴンチャロフ『オブローモフ』安岡春子:訳
「オブローモフ」の名前が有名らしいが始めて知った。
本書は、長編『オブローモフ』の一部分で長編の土台のような『夢』と、『オブローモフ』全編の抄訳が入っている。この抄訳は雰囲気がわかりやすい
『夢』は…停滞している村と過保護に育てられた少年の様子なので面白いかというと😅
『抄訳』はオブローモフが何もせず、一度恋して輝いたが現実的に考えられずお別れ、収入はたかり取られ、それでも何もせず、下宿の未亡人と病もうが財産取られようが何もしない意志で人生を過ごす。本人は幸せかもしれないけどさ😅
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#紙芝居 12場面 低・中学年 約5分
おじいさんの庭に迷い込んだキツネのゴロザエモン。いつもは食べ物をくれる優しいおじいさんですが、最近は力が出なくてずっと寝ています。「ああ、寝たきりで空を見ることしかできない。せめて虹がみたいなあ」
そこでゴロザエモンはおじいさんを元気づけるために虹に化けることにしました。
きれいに空にかかった大きな虹をみておじいさんは大喜び。
でもゴロザエモンは手足もしっぽもしびれてきました。すると虹がだらーんとぶら下がったりグネグネしたり!?
楽しいお話でした😁
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#紙芝居 12場面 低・中学年向け 5分弱
ある日照りの年、おかさんの元にオニが現れ「雨を降らせてやるから、お前の娘のおふくをよこせ」と言います。
やがて村じゅうの田んぼに雨が降りますが、オニはおふくを連れに来ます。おかあさんはおふくに菜の花の種を渡して「オニの家へ行く道にこの種をまきながら行くんだよ。春になったら菜の花が家までの道をおしえてくれるからね」言いました。
春、おふくは黄色い菜の花を辿って家に逃げ帰りました。おかあさんは、おふくを取り戻しにきたオニに炒った豆を投げつけます。
「オニは出ていけ! おふくは家の中にいろ!」
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#読み聞かせ 低学年3分程度みやもとかずあき『あおくんふくちゃん』
毎年節分になると逃げ回るオニ、家に招かれる福の神。
でも福の神ふくちゃんは「わたし家の中ばっかりでつまんない」と、仲良しのアオオニのアオくんに「交代しましょう」といいます。
オニになったふくちゃんは「オニは外」で元気に豆から逃げて大満足!
福の神になったアオくんは家の中でごちそうしてもらっていい気分。そのまま朝まで寝てしまいました。
ところが翌朝、オニと迎えたご家族はすっかり元気をなくしているではありませんか!
神曲は、読む動機も似てますよね😄
私はまずは積読解消中です😅
私も映画公開時に見て、読んだはずなのですが、スティーブンスのプライドとか仮面被った感じとかラストのたどり着いた心境とか、まっっったく覚えていない、というか当時分かっていなかったようです😅
映画確認したらクリストファー・リーブにヒュー・グラントも出てたのか!もう一度見なければ!!
「さっきは花畑が、今度は花火に」みたいに説明が必要になってしまいますよね。
読み聞かせでも、すげー!!と言う児童と、白黒で飽きたーと言う児童がいます😅
職と自分の向上に妥協なしながら、たまに打たれ弱いところや子供っぽい頑固さもあって。
途中までは彼の語りが本心でないような、または彼は他の人物を正しく見ていたんだろうか?などと、語りの向こう側を考えてしまいましたが、終盤はそのままの本心と思えました。
人生に取り返しはつかない…、と落ち込んだと思ったら、いや、まだ冗談を磨くぞ!って。
うん、彼の語りを聞いてきて、ここに結論してスッキリ。
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#映画 『夜の大捜査線』 監督 : ノーマン・ジュイソン/主演シドニー・ポワチエ
黒人差別と経済格差の激しい南部の町で殺人事件がおきた。誤認逮捕された北部から立ち寄っていた黒人警官ヴァージルは事件の捜査協力をすることになる。
警察の誤認逮捕は当たり前で黒人は差別にリンチの対象。それでも署長のギレスビーは協力的とまではいかないが徐々にヴァージルの有能さを認めるようになる。
差別も貧富の差も激しく緊迫感も漂うが、そんな世の中で精一杯の歩み寄りができた北部の黒人有能刑事と白人田舎刑事が恥ずかしそうな微笑みを交わすラストは爽やかさも感じた。
カズオ・イシグロ『わたしたちが孤児だったころ』その2️⃣
題名の『私たちが孤児だったころ』は、実際に親がいないという意味もあるし、精神的に居場所を探しているって意味もあるのかな。それを「だったころ」と過去形なのは、やっぱり心の平穏はないけれども、そんな状態を受け入れて自分の心のあり方が落ち着いたってことでしょうか。
<最後まで使命を遂行しようとしながら、最善をつくすより他ないのだ。そうするまで、わたしたちには心の平安は許されないのだから。(P530)>
#海外文学 カズオ・イシグロ『わたしたちが孤児だったころ』その1️⃣
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物語は主人公クリストファーが1900年代に過ごした上海での幼少期、1930年代のロンドン、そして1937年に上海を再訪してからの、主に3つの年代を行きつ戻りつして語られる。
クリストファーの両親は上海で行方不明になり、ロンドンで成長して刑事事件探偵になり、上海に両親を探しに戻る。
主人公が探偵で、両親に何があったのか、この先どうなるのかという推理小説要素もある。
阿片戦争、二つの世界大戦、変わりゆく中国。クリストファーも残酷なものを目にする。
カズオ・イシグロ『日の名残り』 その3️⃣
彼は読者に『このような状況になり、私はこのように発言したけれど、それを言うに至った心境や本心はこのようなものなんです」という本音と建前を語る。そしてさらに読者は、その奥の彼の本心も見え隠れしてくる。
…要するに彼が語ることは表面的で取り繕ってる感じなんです。
そんな語りも、終盤でスティーブンスが「自分には品格などなかったのではないか、過ぎ去った日々に取り残してしまったものはあまりにも多かったのではないか」と考え、自分の奥深くの悩みを受け入れ、前向きに向き合うことによって読了感はすっきりです!
カズオ・イシグロ『日の名残り』 その2️⃣
スティーブンスは休暇を利用して、彼女の住む西岸の町に行ってみることにした。
…というのは建前、どうやらスティーブンスはミス・ケントンと自分の間に別の関係が成り立つことができたのではないかと考えているっぽい。
この小説は、ミスター・スティーブンスが読者に向かって語るという一人称形式。1956年の小旅行、第二次世界大戦前後のダーリントン卿につかえていた頃のこと、現在のファラディ氏とのこと、そして長年悩み続けている、執事に必要なもの、特に『品格」とはどのように身につけることができるのか。
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#海外文学 カズオ・イシグロ『日の名残り』 その1️⃣
1956年、初老の執事スティーブンスはオックスフォードの由緒正しいお屋敷ダーリントンホールに勤めている。
屋敷は以前は名門貴族ダーリントン卿の持ち物だったが、今はアメリカ人富豪ファラディ氏の物になっている。政財界に携わり世界の情勢に影響力を持つイギリス人貴族と、戦後の自由なアメリカ人。ご主人の違いにも悩む。さらに、使用人の未経験や不足によりお屋敷のご奉仕が行き届かなくなっていることも悩みの種だ。
そこでスティーブンスは、昔女中頭をしていたミス・ケントンに復帰してもらえないかと考えてた。
ブラッドベリから少年期の輝きとか過ぎ去って無くすものへの哀愁が感じられるのは、自分の経験からなのですね😳
火星年代記は読んだことありません。
次にブラッドベリ読むならこれにしようかな。
#関連文学試食会
萩尾望都『ウは宇宙船のウ』3️⃣
『集会』
万聖節の宵祭(ハロウィーン)の夜、化け物一族が祭りに大はしゃぎ!だが一家の少年は、空も飛べず、血が苦手で、何にも化けられない一族の出来損ない。
当たり前の寿命しか持たない少年は、もうすぐ死ぬだろう。母さんは出来損ないの息子でも悲しむだろう。
『びっくり箱』
夫を亡くした妻が完全に閉ざされた世界で娘を育てている。徐々に娘は世界に疑問を持ち…。
映画とか小説でもこんな設定ありますよね。
この偽りの世界を作り上げるママもなかなかパワフルだな 笑
#関連文学試食会
萩尾望都『ウは宇宙船のウ』2️⃣
レイ・ブラッドベリ以外
『泣き叫ぶ女の人』
少女は、空き地の地面の下から女の人が泣き叫ぶ声を聞く。きっと殺されかけた女の人が埋められているんだわ!でも大人は信じてくれない。
『みずうみ』
初恋の少女が湖で死んだ。
何年も経ち、少年は大人になり結婚して二人で湖に来た。ずっと湖で少年を待ち続けた少女の想いが彼を迎る。
『ぼくの地下室へおいで』
最近少年たちは「きのこ」栽培に夢中だ。少女のボーイフレンドは「何かがこの町を侵略しようとしている」と言って姿を消す。
少年たちが育てているきのこは何物なのだろう?地下室で何が育っているのだろう?
#関連文学試食会
萩尾望都『ウは宇宙船のウ』1️⃣
レイ・ブラッドベリの短編を原作としたものがいくつか。
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『ウは宇宙船のウ』
原作よりも少年の友情に重きが置かれていた。安心して少年でいられた日々は終わり、期待と哀愁。
「体が供給できないものを心が欲しがる。だからぼくは心を相手に戦い始めた」
『霧笛』
灯台の警告音を仲間の声だと思って深い海の底から恐竜の最後の生き残りが上がってくる。
原作を読んだときにネッシーを連想したのですが萩尾望都の絵もネッシー型だった!
『宇宙船乗組員』
年に数度しか帰ってこないお父さん。お母さんの悲しみと諦め。
#翻訳文学試食会
レイ・ブラッドベリ『ウは宇宙船のウ』その5️⃣
『おくりもの』
息子へのクリスマスプレゼントを用意できず、無邪気にプレゼントを信じる息子に父親は…。
『霜と炎』
惑星に不時着した船の子孫たちは環境により体質が変わる。生まれたときから先祖の意識を受け継ぎ、八日間の間に、成長し、結婚して、老いて、死ぬ。
登場人物は絶望的でしかし開放されるために進む濃厚な物語。
『タイム・マシン』
若者たちが大佐の家に行って過去の戦争や芸能の話を聞く。これこそタイムマシンだろ?
『駆けまわる夏の足音』
雑貨屋のテニスシューズに夢中になった少年が、おじさんと取引して、新しいシューズで夏を走る。
#翻訳文学試食会
レイ・ブラッドベリ『ウは宇宙船のウ』その4️⃣
『この地には虎数匹おれり』
荒れているはずの惑星に降りたら、理想郷のような穏やかな緑の草地が広がっていた。だが宇宙開発を儲けとしか考えない男の前には虎が現れる。この惑星は来た者の希望を見せるようだ。
『いちご色の窓』
火星に移住した一家。妻はもう故郷の地球に帰りたいと願っている。夫は故郷を思わせる環境を作るための材料を揃える。
『竜』
永遠の荒野で、竜が鎧を付けた二人の騎士に襲いかかる。
夜汽車の機関士はまた何かを吹き飛ばしたと感じる。以前もこの荒野で昔の騎士を見たんだ。
…タイムスリップ地点か、ドン・キホーテ的なものなのか。
レイ・ブラッドベリ『ウは宇宙船のウ』その3️⃣
『雷のとどろくような声』
過去に行って動物狩りをするツアーに参加した。しかし歴史に影響を与えないための「通路」から落ちてしまって… 。
『長雨』
金星で、人間が生きるためのドームが化け物に破壊され、長雨で精神がおかしくなっていく。
『亡命した人々』
ファンタジーやオカルトが焚書されている。地球を追い出された作家や作中人物は火星に逃げていた。その火星では、エドガー・アラン・ポーやシェイクスピア…たちが「宇宙船がくるぞ!人間を火星に近づけてはいけない」と警戒し…。
禁止された書物や思想の作者が「亡命」して世界を創っているって考えが面白い。
レイ・ブラッドベリ『ウは宇宙船のウ』その2️⃣
『宇宙船』
いつか宇宙に行きたい、自分でなくても家族の誰かが。しかし家族の誰もが自分一人のために貯金を使うことを憚った。 そこで父親は家族のために一生語り継ぐような旅を考える。
『宇宙船乗組員』
宇宙飛行士の父は年に何度か家に帰ってくるだけ。母は今度こそ家にいてもらうように説得しようとする。だが諦めてもいる。父はまた旅立つ。
『太陽の金色のりんご』
太陽のかけらを回収するために太陽に向かっている宇宙船。
太陽のかけらって壮大な発想だなあ。
#翻訳文学試食会 レイ・ブラッドベリ『ウは宇宙船のウ』その1️⃣
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『「ウ」は宇宙船の略号さ』
少年がずっと待っていた夢が叶う。憧れていた日々は終わり母とも友達とも学校とも離れて訓練に行く。明日は旅達つ。少年でいる最後の日
『初期の終わり』
『ウは…』がこれから行く者の期待と郷愁だとしたら、これは見送る側の話。
息子が今まさに宇宙に飛び立とうとしている中年夫婦は、遠くから息子を想う
『霧笛』
孤島の灯台が鳴らす霧笛に誘われて出てくる巨大な生物。滅びた仲間の声に似る霧笛の音を懐かしんで来る。もういない仲間をずっと待ちわびて。
すごいです!
紹介いただいたなかでも何冊かは私も読もうと思いました!!
【人殺し】2️⃣
クペルス医師は、町の人々からの疑いを感じるが、見せつけるような行動を繰り返す。そして町でも上流階級に所属するクペルス医師のスキャンダルは避けたいのだろう、人々はクペルス医師に町を出て海外にでも行くことを進める。
まだが彼はとどまり続ける。おそらく彼が神経衰弱により死ぬまで。
謎の手紙の差出人は?医師は操られていたのか?彼の犯行は暴かれるのか?というミステリー要素がうまい具合に交じるけれど、小説としては犯行により疑心暗鬼なる様子や、町の人々の「真相が明かされスキャンダルになるなら明かされず消えてほしい」という心境か。
【人殺し】1️⃣
クペルス医師の元に妻アリスと友人シュッテル伯爵の不倫を知らせる手紙が届いてから、彼が銃を買ってシュッテルの別荘に向かい引き金を引くまで、一年掛かった。
家に戻ったクペルス医師は、女中のメールをベッドに引き込み、ビリアードクラブの会長に立候補する。
そんな折に二人の死体が見つかる。町の人々はクペルス医師になにか噂をしているようだ。そして家でも、ネールが長い間放浪者のカールを家に入れていたのだ。半年近くも合鍵を持ち家の一室に男がいたとは!