『鬼棲む国、出雲 古事記異聞 (講談社文庫 た 88-52)』高田 崇史
古事記にまつわるミステリ。とはいえ、登場人物が巻き込まれる事件に関する解決は「この作者の作品」であれば許容しうるという内容かな。本作の本質は……
#読書メーター
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@hayabusanotsuji.bsky.social
競馬成分が半分くらい。でも、そちらはTwitterに任せて、こちらでは本のことでも書こうかと。とはいえ、買ってはいるけど読めてはいない。
『鬼棲む国、出雲 古事記異聞 (講談社文庫 た 88-52)』高田 崇史
古事記にまつわるミステリ。とはいえ、登場人物が巻き込まれる事件に関する解決は「この作者の作品」であれば許容しうるという内容かな。本作の本質は……
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『探偵小石は恋しない』森 バジル
本格ミステリ。探偵の小石が風変わりな色恋案件の謎を解決させるのとともに、背景にある大きな謎が現れるという構成……
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『百年文通』伴名 練
時間SF。主人公の一琉が以前訪れた洋館に置かれている机。その抽斗に入っていた一通の手紙。この手紙が100年前からやってきたことが分かるところから、一琉と大正時代の少女・日向静の交流が始まる……
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『さよならジャバウォック』伊坂幸太郎
ある朝息子を幼稚園に送り出した後、自分に襲いかかってきたDV夫を金槌で殺害してしまった主人公。そこに現れた主人公の大学時代の後輩。彼は主人公を救い出すべく連れ出すが……といったミステリー?この冒頭以外は、何をいってもネタバラシになってしまう……
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『神の光』北山 猛邦
本格ミステリ短編集。全編消失物であることで話題だが、実際建物がいくつも姿を消し、挙句には街が一つ消えてしまうのだから難易度が高い……。
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『芥川賞候補作全部読んで予想・分析してみました: 第163回~172回』杉江松恋,マライ・メントライン
芥川賞受賞予想についての対談集。発表の場をWEB本の雑誌に移してからのものはほぼ読んでいるので、個人的には再読に近い…
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『佐伯警部の推理』佐々木 譲
警察小説。道警シリーズ第二幕の舞台は函館。函館方面本部に着任した佐伯宏一が最初に担当することになったのは、深夜の匿名通報を端緒とする地元の実業家が殺害された事件だった……
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『眠れるアンナ・O (新潮文庫 フ 65-1)』マシュー・ブレイク,池田真紀子
スリラー。森のレジャー施設で起きた惨劇。友人にして同僚の2人をめった刺しにして殺害した容疑で当局に拘束されたアンナは、その後眠ったまま覚醒することがなかった……
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『最後のあいさつ』阿津川辰海
捜査小説。言ってしまえば、一世を風靡した刑事ドラマ「左右田警部補」の主演・雪宗衛の一代記。作家によるノンフィクション作品の取材、執筆という体裁なので、地道な調査を積み上げ、真相に至るというのが基本線……
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『失われた貌』櫻田 智也
警察小説。地道に、丹念に捜査過程を描写するので、しっかり読んでいれば「どんでん返し」の内容も想像がつく。主人公が事件関係者に向き合うからこそ、回収される「伏線」……
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『間宵の母 (双葉文庫 う 20-01)』歌野 晶午
ホラーミステリ。成分的にはホラーの割合が強い。主人公の継父と、主人公の親友の母親が駆け落ちをしたところから始まる本作。恨みに思った主人公の母親は、見るも耐えない奇行に走るようになる……
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『アンジェリック (集英社文庫)』ギヨーム・ミュッソ,吉田 恒雄
入院中の元警視を訪ねた医学部生の少女。彼女はベランダから転落死した母の死の原因を解明してほしいと依頼する。警察は事故以外の可能性はないと断言。元警視の主人公は捜査を開始するが、といった流れで始まる捜査小説……
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『女人太平記』羽生 飛鳥
観応の擾乱を『竹むきが記』の筆者・日野名子の目から描いた歴史小説。とはいえ足利兄弟はほぼ背景に置かれており、紙幅の大半は南北朝の動乱下、名子の内裏での務めや夫・西園寺公宗との北山第での生活を描くことに割かれている……
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『去年、本能寺で』円城 塔
短編集。しかし、何の短編集なのだ、これは。AI幽斎が猛る様は前作『コード・ブッダ』の残り香を感じさせるものの、坂上田村麻呂は黒人だし、斎藤道三は分割されていくし、安寿は厨子王を永遠に探し続けている……
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『コージーボーイズ、あるいは四度ドアを開く (ミステリ・フロンティア)』笛吹 太郎
『黒後家蜘蛛の会』形式の連作短編ミステリ第二弾。今回も、カフェアンブルに集うコージーボーイズに齎される謎を茶畑さんが快刀乱麻を断つが如く解き明かす……
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『成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫)』宮島未奈
青春小説。型破りな少女・成瀬あかりの日常に起こる出来事を描く……
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『路地裏の二・二六』伊吹 亜門
二・二六事件を巡る捜査小説。となれば、当然主人公は憲兵だ。相沢事件の直後、教育総監からの依頼で皇道派の将校を調査することになった主人公……
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『熟柿』佐藤 正午
大河小説のように思う。法要からの帰路、車の運転を誤り老婆を死なせてしまった主人公。その後さらに過ちを重ね、当時お腹にいた子を刑務所内で産む。当然のように子どもと引き離され生きることになった母親の、17年に及ぶ魂の遍歴……
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『貸本屋おせん (文春文庫 た 116-1)』高瀬 乃一
貸本屋を営むおせんの生き様を描く時代小説。主人公が貸本屋なだけあり、本をめぐる小説でもある……
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『ミスター・メルセデス 下 (文春文庫 キ 2-56)』スティーヴン・キング
捜査小説。結局、いくつかの犠牲を出しながらも、ホッジスとブレイディの対決は決着する。でも、これは思いがけなかった形だな……
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『名探偵たちがさよならを告げても』藤 つかさ
死ぬまでにやりたいことに「探偵になること」を挙げる女子高生が、同級生の死の真相解明に「探偵」として挑むパズラー。本作には作家でもあった恩師の「遺稿」が登場し、これが真相への手掛かりとなる……
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『こわされた少年 (創元推理文庫)』D・M・ディヴァイン
失踪した少年について捜査する警察官と、その少年の姉の視点で進む捜査小説にしてフーダニット。基本的に犯人当てを主題に置いているため……
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『作家の黒歴史 デビュー前の日記たち』宮内 悠介
若かりし頃の著者が書いた「日記」を、現在の著者が評するという……エッセイ?きちんと感想を書こうと思うと非常に個人的なものになってしまうので、ここでは割愛……
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『探偵機械エキシマ』松城 明
「殺人者」を「敵」と認定し、殺害しようとする人工物「エキシマ」による推理をメインストーリーに置く連作短編集。エキシマによる殺害をその管理者が未然に防ぎつつ、エキシマが吐き出す「推理」に基づき事件を解決する……
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『チャンドラー講義』諏訪部 浩一
講義録の体裁をとった評論集、かな。レイモンド・チャンドラーの長編作品の分析を中心に、その生涯を見渡す構成。世代的にはジャンルとしてのハードボイルドが完全に退潮してから小説を読み出した世代なので、特にチャンドラーにはとっつきにくさがあった……
#読書メーター
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『ミスター・メルセデス 上 (文春文庫 キ 2-55)』スティーヴン・キング
早朝、就職フェアが行われる市民ホールに並ぶ人たちをメルセデスで襲撃した「メルセデス・キラー」と、この事件の主任捜査官ながら未解決のまま退職した元刑事・ホッジスの対決。「メルセデス・キラー」が何者であるかは作中早々に明らかに……
#読書メーター
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25/1/25買った本。
ジョー・ネスボ/戸田裕之『悪魔の星(下)』(集英社文庫)
神林長平『戦闘妖精・雪風〈改〉』(ハヤカワ文庫JA)
ネスボもシリーズ物。ハリー・ホーレシリーズ。5年前に他界した義父が好きだったシリーズ。
杉江松恋氏などはよくシリーズ物でも、前作を読んでいないことが支障にならない限り「最新から読んでも大丈夫」と話しているけど、やっぱり頭から読みたくなるもので。なので、シリーズ物の最新刊が出るときは版元も旧作を多少増刷してほしい、なんて思ったりもする。
雪風。『グッドラック』を読んだときから四半世紀が経過してしまった。
#買本日記
25/1/24買った本。
カリン・スローター/田辺千幸『サイレント(下)』(ハーパーBOOKS)
本を買うことを再開した8年前、シリーズ物を買うのはやめようと思っていた。何故なら、増えるから。
結局買っているし増やしている。まー、そんなものか。
カリン・スローターのグラント郡シリーズもその一つ。この頃から加速度的に集め始めてしまった。
#買本日記
『ビリー・サマーズ 下』スティーヴン・キング
犯罪小説。というよりも犯罪者小説という方が正しいか。上巻の展開とは一変、下巻では謂わば……
#読書メーター
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『ビリー・サマーズ 上』スティーヴン・キング
200万ドルで暗殺を請け負ったビリー・サマーズの「仕事」に至る準備と、「仕事」のあとの潜伏を描くのが上巻。逃走にあたっての準備や……
#読書メーター
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